今日は受診日でしたが、例によってどこが受診なんだという受診でした。

相変わらず体調が悪くて、今週も月火と休んでしまったと訴えたのですが。

「ひでさんは躁鬱の鬱症状というよりは神経性の抑うつ症状ですね。」
つまり、彼女に振られたショックから立ち直れてないだけだと!

会社に行って仕事はできているのかと聞かれたので、何とか会社に行きさえすれば仕事は問題なくできます。でも昼休みはぐったりしてます。
帰宅してもぐったりして何もできません。

すると
「最近は会社だとうつになって会社の外だと元気になる新型うつ病というのがありますけど、ひでさんは逆ですね(‐^▽^‐)」
(どこがおかしいんだ\(*`∧´)/こっちは辛いんだぞ)
「何か楽しい事を見つけましょうよ」
「それが何にも興味持てなくて、今はテレビもみれないし」
「えっ、地デジ対応してないんですか?」
「アンテナは立ってますが、テレビが古いままです。買いそびれてしまって。」
「じゃあまずはテレビを買うんですね。何でもいいから楽しめることをつくりましょう」


ここまではまだ、まともな診療(?)でしたが
ここで主治医の表情が一変して緩みました。

「婚活の状況はいかがですか?」
「先週の金曜日に新しい人と会いましたが、割と相性はよさそうです。それに、向こうから携帯を出して来て連絡先交換を求められましたから。」
「相手はまさか例の統合失調症の人じゃないですよね。」
「えっ、違いますよ。その人は分け分からないで勝手に去っていきましたよ。
「それは良かったですね。何歳の方ですか?」
(何でそんな細かい事まで聞く( ̄□ ̄;))
「34歳です。シンクタンクで公共事業の調査研究をしてます。出張が多くて忙しいみたいです。」

「なかなかのキャリアウーマンですね。ひでさんってそういう女性に縁があるんですね。」
「言われてみればそうですね。私と仲がいい女性はほとんどバリバリのキャリアウーマンです。」
「で、今度は来週の金曜日に会う事になったんですが、大問題がありまして。」
「問題って?」
「彼女の家が私の会社の最寄り駅のすぐ近くなんです。しかも今度会うのが駅の近くのフレンチで、会社の人も良く来る店です。」
「会社の人に見られたら都合悪いのですか?」
「実は前の彼女に振られたことも会社内で広まってるんで、これでまたうまくいかなかったら格好悪いです。」
「だったら、会社の近くは避けて遠くで会うようにするんですね。ひでさん頭いいんだから工夫しなさいよ。」
「でも、彼女に会社の人に見られたら恥ずかしいから何て言っちゃいけませんよ。」
「えっ?」
「女心としては、私と一緒にいるのを見られるのがそんなに恥ずかしい事なのかと不満を感じますよ。」
「もっとうまい言い方をしなきゃいけませんよ。」
「は、はい。そうします。」
「で、それ以外の女性とはどうなんですか?」
「しょっちゅうメールをやり取りしてる方が3人います。」
「なかなかやりますね。でも当面は今の人に全力投球した方がいいと思いますよ。」
「まあ、その辺はバランスをとってやりくりしますから」
「じゃあ次回は戦果を聞かせてくださいね。」


で、受診終わりです。
思わず請求明細をじっくり見てしまいました。
女心指導加算がついてないか