昨日は受診でした。

診察に入ると、先生がまず言ったのは
「その後彼女とはどうですか?」
何か最近躁鬱の話よりも恋愛相談(?)がメインになってます。
「地震の後は何度かメールとやり取りできてます。」
「どんなことを話してるんですか?」
「地震の影響はどうとか、近況とかです。」
「やっぱり彼女は忙しいのですか?」
「やっと研究所のシステムが再開したし、腰の具合もよくなったので、日曜日から実験を再開しているそうです。」
「あらら、それは凄いわね。」
「でも、いい状態じゃないですか?」
「一時の何ヶ月の連絡がなかった時よりは進歩していると考えましょう。」
「細い糸ですが絆は繋がっていると思いますよ。」

「は、はいそうかもしれません」
(何か今日は気合いが入ってるのかな?)

「一発満塁ホームランを狙うなんて無理だから、ここは地道にヒットやバント狙いこつこつと頑張りましょう。」
「ええ?」
(ひょっとして野球好き?)

「とりあえず今度は花見にでも誘ってみようと思ってます。」
「それは良いですね、頑張ってください('-^*)/」

これで終わったら、単なる恋愛相談なのですが、辛くてついODしたことを口にしたら
それまで笑顔だった先生の顔が一気に険しくなりました。
「で、何をどれだけ飲んだのですか」
いままでのちょっとへらへらした口調ともうってかわってキツイ詰問口調です
「ロヒプノールと、レスリンと・・・・・・それに通常処方の一日分です」
「一応命に別状はないように薬を選んでますね。」
なぜですか?死にたかったのですか?」
「いいえ、辛くて早く意識を失いたかったんです。」
「それでOD後はどうなりましたか?」
「その後一時的に意識を失ったのですが、4時間後くらいには目がさめちゃいました。」
「その後は一日だるくて辛かったのですが、眠ることもできませんでした。」

「結局ODしても楽にはなれなかったということですね。」
「いくら薬を選んでいるといっても、ODは危険なんです。」
「もう二度とODしないと約束して下さい。でなければもう薬は出せません。」

「分かりました、約束します。」

最近恋愛話でデレてたと思ったらやっぱり鬼だった( ̄Д ̄;;