今日3月21日はヨハン・セバスチャン・バッハの誕生日です。
バッハは1685年3月21日に生まれました。
実に今から326年も前のことです。

しかし、バッハの音楽は今でも身近に溢れています。

ソフトバンクのCM「ガッツ石松篇」

バッハカンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声あり」
CMで使われていたのは前奏曲部分ですが、何となくこれからの盛り上がりを期待させるようなテンポの良い曲です。

菅野美穂 クリープ

メヌエット ト長調
アカペラで歌ってるがいいですね。元々はバッハが奥さんのために作った曲らしいです。

ヤマザキクリスマスケーキのCM

バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生きざまは」より
「主よ、人の望みの喜びよ」

誰もが聞いたことがある有名な曲でしょう。
とても良い曲で、私も大好きです。
ですが、去年の今頃にブログで吠えたことがありますけれど
この曲はクリスマスのための曲ではありません。
7月2日のマリアのエリザベツ訪問記念日のための曲です。

千鳥屋饅頭

無伴奏チェロ組曲
これまた誰もが耳にしたことであろう名曲ですね。
エヴァンゲリオンでシンジが弾いていたことでも有名です。

Subaru WRX

管弦楽組曲第2番第7曲の「バディネリ」
実にテンポの良い曲です。
あまりバッハらしくない気もしますが、それだけに懐の深さを感じさせます。

皆様も曲名は知らなくても、耳にしたことのある曲はおそらく何十とあるかと思います。

バッハは音楽史上の偉大さから音楽の父と呼ばれていますが、生前は作曲家としての評価は大したことなかったようです。
むしろ鍵盤楽器の演奏家として高い評価を受けていたようです。
それでも、作曲家としては南北ドイツ、イタリア、フランス、オランダとヨーロッパ全土の音楽の流れをまとめてしまった人です。
全ての流れはバッハに注ぐとも言われる所以です。
それだけに流行遅れの作曲家との誹りもあったようです。
バッハの息子の4人は音楽家として大成し、当時は父を超えたとも評されていたようです。

1750年のバッハの没後はその音楽は忘れ去られてしまい。
1828年にあの結婚行進曲の作曲で有名なメンデルスゾーンがベルリンフィルの指揮者として、バッハの曲を再現し、それ以降バッハの曲は見直される様になりました。