今日は珍しく凹んだ気分です。

最近周囲の人から「いい身分だな」とか「うらやましい身分だ」とか言われます。

確かに、休職中の身で好きなことをしてブラブラしてられます。
会社から給料をもらってるから生活にも困りません。

今日も午前中図書館で本を読んで、昼からは家でゴロゴロしてました。

傍から見たら確かにいい身分です。

でも、本人にしかわからないのでしょうが、どれだけ苦しいことか。

仕事をしたいと思っても、頭も体も思うように動きません。

それどころか、仕事をしたいと思うだけでそれが精神的重圧となり、体調が悪くなってしまいます。
今は仕事のことを極力考えないようにして、できるだけ気楽に過ごすようしています。

とにかく、自分を責めず、心身に負担をかけず、回復に努める日々です。
どんなに歯痒く辛いことか周りの人には分からないでしょう。

とりあえずここで愚痴らせていただきました。

明日もまた無為な一日をどう過ごすか思案です。

気分を落ち着けるために、今日はグレゴリオ聖歌を聞いてます。
形になって残された最古の音楽。
単旋律で伴奏もない、技巧的には原始的ですが、神への祈りを込めた言葉を綴った音楽。
ここで聞けるのは、単なる音楽ではなく「祈りの言葉」そのものです。
私はクリスチャンではありませんが、私の傷ついた心には響きます。


Gregorian ChantよりDies Irae(怒りの日)
背景はカトリックの総本山バチカンにあるシスティーナ礼拝堂、ミケランジェロ作の「最後の審判」です。