こんにちは。お久しぶりのブログですあせる

 

 

今回は愛犬の「耳のケア」について、

参考サイトなどからも抜粋、加筆などしながら

まとめてみましたニコニコ

 

 

 

 

ペットフードの種類や、手作りごはん、

毎日のお散歩、シャンプーなど

愛犬の健康管理に気を配る飼い主さんは多いです。

 

 

 

ですが、中には飼い主が

「良かれ」と思ってやっていることが、

逆に愛犬の健康を脅かしてしまっているケース

もあります。

 

 

 

その一つが「耳掃除」です。

 

 

 

ペット用品店や通信販売では、

ペット用の綿棒

たくさん売られており、

愛犬の耳のケアに使っている人も多いと思います。

 

 

太いタイプや、人用の綿棒ほどの細いタイプなど、

種類は様々売られています。

 

 

 

 

ですが、それが間違ったおうちケアだとしたら?

 

 

 

 

 

耳の病気にかかる犬は、もともと

 

アトピー性皮膚炎食物アレルギー

 

外部からの寄生虫による病気などにかかっていて、

 

自然治癒力が落ちた結果、耳の病気として

現れることも多いと言われています。

 

 

 

 

そして

 

食物アレルギーの犬の80%

アトピー性皮膚炎の犬の43%

外耳炎を併発している

 

という調査結果もあり、

 

アレルギー症状のある子と外耳炎は

切っても切れない関係があります。

 

 

 

その意味でも愛犬の耳の状態は、

「ペットの健康のバロメーター」とも言えます。

 

 

 

 

綿棒での耳掃除は間違い

綿棒を使って犬の耳を掃除するのは良くないという(写真はイメージです)

 

 

 

 

 


 

犬の耳は内部がL字型になっています。

 


もともと、犬の耳にも人間と同じように、

上皮の移動で中のごみ(異物)を

外に押し出す力があります。


 

そして耳垢は弱酸性で、

殺菌作用・皮膚の保護作用があるため、

通常は頻繁に外耳道を掃除する必要はありません。

 


 

ところが、犬の耳道を綿棒でこすることによって、

刺激で表面の皮膚(上皮)が分厚くなります。

 


上皮が分厚くなると、

上皮の移動で中のごみ(異物)を

外に押し出す力も衰えてしまうといいます。

 

 

それを何度も繰り返して厚さがどんどん増すと、

耳道が狭くなって通気性が悪くなってしまい、

蒸れて不衛生になり菌が増殖し、

さらには自然治癒力も落ちて、

外耳炎を発症してしまいます。

 

 

それを防ぐためには

綿棒は使わない事が大切です。

 

 

 

では、具体的に愛犬の普段の耳のケアは

どうすればよいのでしょうか。

 

 

 

特に何も症状が見られなければ

実は何もケアをしなくても大丈夫なんです。

 

 

 

野生動物が耳掃除やシャンプーをしないように、

耳にトラブルを抱えていない犬は、

耳掃除はほとんど必要ありません。

 

 

 

けれども、日本のように

多湿な気候の環境で暮らす犬の耳は、

湿気などで蒸れて雑菌が繁殖しやすいため、

お耳が汚れていれば月に1~2回程度

耳掃除をしておくほうがよいでしょう。

 

 

 

アレルギー体質の犬なら、

液体イヤークリーナーを使ったケアが、

予防につながります。

 

 

健康な耳の子の場合なら、

何もしないか、1ヶ月に1回程度

正しいケア方法でケアしてあげるので十分なのです。

 

 

犬の耳掃除が必要な理由は、雑菌の繁殖を防ぐため

犬に耳掃除を行う主な理由は、

犬の常在菌であるマラセチアや

黄色ブドウ球菌など雑菌の増殖を防ぎ、

犬の外耳道の衛生を保つためです。

 

 

特に梅雨雨から夏ヒマワリにかけての多湿な環境下や、

シャンプー後などは、外耳道が蒸れて

マラセチアの栄養源となる耳垢腺からの油分が

増えがちになります。

 

そしてマラセチアの増殖によって、

外耳道が炎症を起こして外耳炎になります。

 

 

(マラセチアはカビバイキンくん(真菌の一種)で

皮脂をゴハンに繁殖します。

 

カビがジメジメしたところに生えるのは

お風呂場などでイメージがわくと思いますが、

蒸れた耳の中は、マラセチアにとって

居心地最高キラキラでゴハンおにぎりがたっぷりラブラブ状態です。

そりゃあ、増殖するわアセアセ

 

 

外耳炎は悪化すると、

最悪の場合は手術が必要になることもあります。

 


最悪の場合でなくても、

外耳炎は痒みや痛みを常に伴うため、

愛犬にとってはかなりのストレスもやもやとなります。

 

 


外耳炎を予防するためには、

外耳道を清潔に保てる正しい耳ケアが

有効だと言えるでしょう。

 

 

 

耳のトラブルの原因について

一番の原因は

くもりくもり耳の中が蒸れるくもりくもりことです。

 

耳の構造や体質で、蒸れやすい子がいるのです。

 

 

 

 

耳のトラブルに気をつけてあげたい犬種は?

チワワなど立ち耳の犬種は、

外耳道の通気性がよいため蒸れにくく、

それほど外耳炎の心配はありません。

 

 

けれども、

トイプードル、ミニチュアダックスフンド、

シーズー、ゴールデンレトリーバーなどの

垂れ耳の犬種は、

耳で蓋をしてしまっているため

外耳道に空気が通りません。

 

 

そのため、茶色い耳垢が増えていないか、

耳が臭くないか、

耳の皮膚が赤味を帯びていないか、などを、

こまめにチェックするとともに、

耳が汚れていたら月1~2回ほど

耳掃除をしてあげましょう。

 

 

立ち耳でも、フレンチ・ブルドッグは

脂漏体質のため、

外耳炎になりやすい犬種。

 

 

このように外耳炎の好発犬種もこまめに観察し、

耳がベトついていたり

耳垢が溜まっていたら

耳掃除をしてあげてください。

 

 

耳のトラブルに気をつけてあげたい犬種

  • 垂れ耳・・・・ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、キャバリア、ミニチュアダックスフンド、シーズーetc…
  • 耳毛が多い・・ミニチュアシュナウザー、プードルetc…
  • 耳道が狭い・・パグ、フレンチブルドッグ、ブルドッグetc…
  • 耳垢が多い・・アメリカンコッカースパニエル・シーズー、ウエストハイランドホワイトテリアetc…

 

健康な状態の犬の耳はとてもきれい

  • 色・・・・ピンク色
  • 耳垢・・・余計な耳垢がなく、黄色っぽく粘つかない
  • におい・・嫌なニオイがしない

 

しかし、綿棒や間違ったケア方法での炎症、

細菌の繁殖やアレルギー、

異物の侵入などで外耳炎の症状が出ていると、

耳垢に特徴が出ます。

 

外耳炎になると外耳が赤く腫れたりもします。

 

 

耳のチェックポイント

  • 耳垢の色
  • 耳垢の質感
  • ニオイ
  • 外耳に腫れがないか

 

 

耳をチェックする時は、

耳を上に引っ張ると嫌がる場合があるので、

後ろに引き寄せるようにします。

 

 

 

こんな耳垢はトラブルのサイン

  • 黒く湿っている→耳ダニで多く見られる
  • 湿っていて黄色く悪臭がする→細菌の感染で多く見られる
  • 茶色のワックス状→酵母(マラセチア)感染で多く見られる
  • 黄色のワックス状〜油状→脂漏症で多く見られる

 

 

その他のトラブルのサイン

  • 頭や耳を触られることを嫌がる
  • 頻繁に頭を振る
  • 頻繁に耳をかく

 

 

耳の健康に本当に必要なケア

犬の耳の形状や構造は人間とは違うため、

愛犬に適した耳掃除の方法を実践しましょう。

 

 

 

 

 

従来の一般的な耳ケア

  • 耳毛抜き(トリミングサロンなどでも標準的)
  • 液体クリーナーを直接耳の中に注ぎ入れ、耳を揉んでからブルブルさせる

 

ところが、最近の知見によると、

従来の耳ケアの方法はオススメできないそうです。

 

 

 

 

最近のケア

通気性を良くするためのケア

 

✕ NG→耳毛抜き

○ OK→耳毛カット

 

 

 

耳毛抜きのNGポイント

  • 愛犬が苦痛に感じる
  • 耳道内に炎症や細菌感染を引き起こすリスクがある

 

 

耳毛カットのOKポイント

  • 耳の中の毛穴や皮膚が傷つかないため、炎症のリスクを回避できる
  • プロのトリマーさんやグルーマーさんなどに、耳の中の毛を短くカットしてもらうだけでOK

 

 

耳の汚れを取るためのケア

 

✕ NG→イヤークリーナーを耳に注ぐ

○ OK→耳介をやさしく拭く

 

 

 

イヤークリーナーを耳に注ぐのNGポイント

  • 液体イヤークリーナーを直接耳の中に注いで耳を揉む耳掃除では、
    耳道内にこびりついた汚れを取るのは難しい
  • かえって汚れを耳の奥につまらせてしまう場合も
  • 冷たい液体イヤークリーナーを注ぎ入れることで、めまいを起こす場合も

 

 

耳介をやさしく拭くのOKポイント

  • 優しく耳の入口近くを拭くだけなので、耳道を傷つける恐れがない
 
 
 

ホームケアでは

耳介(外耳手前の目に見えているひだ部分まで)を

優しくふくだけでも十分。

 

 

柔らかいコットンやガーゼなどに、

専用のイヤークリーナーを染み込ませて、

こすらないように優しく拭き取ります。

 

 

この時、力を入れてゴシゴシしないように。

 

 

耳の皮膚はとてもデリケートで傷つきやすいので、

やさしくそっと拭くようにしましょう。

 

 

市販されている耳掃除用のシートや

市販のイヤークリーナーもありますが、

デリケートな耳の皮膚は、

植物由来の天然成分を使用したもの、

化学成分を使っていないものがより安全です。

 

 

なお、耳の洗浄液の代用に、

消毒用アルコール

使いたくなるかもしれませんが、

アルコールは作用が強すぎて

皮膚のバリア機能を損ねたり

皮膚を守っている常在菌まで

死滅させてしまう恐れがあるので、

必ず犬用の液体イヤークリーナー(耳洗浄液)を

使用してください。

 

 

乾いたティッシュペーパーや、

人間用の赤ちゃんのお尻拭きや

お手拭きといった、ウェットティッシュを

代用したくなる方もいるかもしれませんが、

こちらも皮膚への刺激が強いこと、成分の問題から

犬の耳への使用は控えて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

ゆう工房推奨!誰でもできる

「安全・安心・簡単」な耳掃除のやり方

 

 

 

 

具体的なやり方はこちらの上矢印イラストを参考にしてみて下さい。

垂れ耳ちゃんもやり方は同じです。

 

 

 

  1. 液体イヤークリーナー(※ケアウォーター)をコットンに結構含ませ、愛犬の耳に入れ、耳の根元を飼い主さんの指でつまんで何度か揉む。
  2. その後は汚れたコットンを取り出すだけで、汚れを取りながら優しく拭き上げることができます。(汚れが完全にきれいになるまで何度もやりたくなりますが、ぐっと我慢ですプンプン

 

 

 

その時、少し液体イヤークリーナー

(※ケアウォーター)が

耳に入っても大丈夫音譜

 

 

 

飼い主さんが手を放すと、

愛犬がブルブルと顔を振った際に

余分な液体が排出されるので心配いりません。

 

 

 

ブルブルしない場合は、

耳の奥に入っていないと思われるので

心配しないて大丈夫ですが

どうしても気になる場合は、

耳にフーっと息を吹きかけると、

ブルブルしてくれるはずです。

 

 

 

 

ケアウォーターとは・・・

 


ゆう工房の

ブラッシングケアスプレーをお使いの方に朗報アップアップアップ

 


ゆう工房のブラッシングケアスプレーに

使われている液体が、

ケアウォーターです。

 

 

 

前述の、液体イヤークリーナーの

「植物由来の天然成分を使用したもの、

化学成分を使っていないもの」

という条件そのものキラキラです。

 

 

 

ケアウォーターの特徴は

 

  • ペットがなめても安心。
  • アルコール成分を含まず、赤ちゃんの湿疹にも使えるこだわりのラベンダーオイルを使用しているため、敏感肌のわんちゃんや、痒みのあるわんちゃんにもお使いいただくことができます。
 

 

こんなに安全安心なケアウォーター

市販のイヤークリーナーより安心です💖

 

 

 

なにより普段つかっている

ブラッシングケアスプレーを

そのまま使えるなんて、

お財布にも優しいですし、余計な物が増えない!!

 

 

 

普段からブラッシングにスプレーを

使って下さっている方には、

その良さはわかっていただけているはずですおねがい

 

 

 

ドキドキドキドキなにこれ…いい事しかないドキドキドキドキ

 

 

 

 

ですがしつこいようですが、

液体イヤークリーナーを使用しての耳掃除は、

耳にトラブルがない立ち耳の犬

であれば不要です。

 

 

垂れ耳の犬種や外耳炎の好発犬種は、

多湿の時期に月に1回程度行うといいです。

やりすぎは禁物注意

 

 

 

 

犬の耳掃除の注意点

犬の耳には自浄作用があり、

耳の皮膚にはバリア機能が備わっています。

 

耳掃除をしすぎると、

皮膚のバリア機能が損なわれる

危険性があるので要注意。

 

 

 

そして、とにかく綿棒は使わない!!こすらない!!

 

 

綿棒を使用しての耳掃除は、

デリケートな外耳道の皮膚を傷つけたり、

炎症を悪化させたり、

せっかくの自浄作用で外に出てきた汚れを

耳の奥に押し戻してしまう恐れがあるので、禁物です。

 

 

奥に見えている耳垢が気になる場合でも

綿棒を使った耳掃除はしないでください!!

 

 

特に外耳道に炎症が見られる場合や、

耳垢に異常がある場合には自宅ケアはせずに、

まずは獣医さんに相談してください。

 


もちろん耳かきも、耳を傷つけるので

絶対に使用してはいけません。

 

 


人間と違って、顔をブルブルと

高速で振ることができる犬たちは、

耳の内部の液体を外に排出できますが、

老犬・幼齢の子犬・病中病後などで、

顔を高速で振ることができない場合は特に、

液体イヤークリーナーを直接注入しての

耳掃除はやめておきましょう。

 

 

 

ここまでご紹介した耳のケアは

あくまでも愛犬の耳にトラブルがない場合です。

 


 

お耳のチェックで異常が見つかった場合には、

獣医さんの指示に従い治療してください。

 


 

そのためにも、普段から

愛犬の耳の「健康な状態」が

どんなものか知っておくことが大切です。

 


そうすると、異常があった時にも、

すぐに気がつくことができます。

 

 

毎日のコミュニケーションの中で、

愛犬のお耳をチェックしてあげることを

習慣づけてください。

 



こまめなお手入れではなく

こまめなチェック

が大切ですよベル

 

 


 長いブログを最後まで読んでいただき

ありがとうございましたおねがいラブラブラブラブ




 

参考

https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/001491/

https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20171201-OYT8T50015/

https://www.green-dog.com/cocokara/physical_healthcare/ear_care/what-actually-needs-for-your-dogs-ear-care/