真帆の魔法✨ -3ページ目

真帆の魔法✨

思い出した頃に綴る日記

今日の出来事はずっと忘れられないだろうな。
俺は出産の立ち会いはしない予定だった。

でも妻に付き添っているうちに結果的に立ち会う事になった。
手を握ったり、汗を拭いたり、お茶を飲ませたり、団扇で扇いだりぐらいしか出来なかったけど。

妻は陣痛と戦いながら、12時間のお産を乗り切った。何度も何度も『まだ掛かるの?』と『まだ出てこない?』と聴きながらも、助産師さんの暖かい指示を忠実に守り、何度も何度も数えきれないくらいいきんで。
命を懸けて新しい命を産み出したんだ。
そしてお腹の子も命懸けでこの世に産まれて来てくれた。俺と妻に会いに来てくれた。

泣き声を聞いた時、産まれたての姿を見た時、嬉しさと安堵が込み上げた。本当に妻は偉かった。
ありがとう。本当にありがとう。

妻と産まれてきた我が子に感謝。
献身的に優しく取り上げてくれた助産師さん
スタッフさん、健診に関わってくれた病院の先生やスタッフさんにも感謝。

10月6日 21時13分 誕生です。
妻が陣痛でとてもとても痛そう。
陣痛を促す意味も込めて昨日はお祭りで
沢山歩いたからな。
まさにその翌日。朝 少し遅く目覚めたくらいの時間から陣痛が始まった。

休日で起きた時間くらいに陣痛始まるなんて、なんて気を利かして産まれてこようとしてるんだろう。

何度も言うけど妻はとてもとても痛そうで苦しそうで、可哀想だ。側に居るくらいもしくは痛む部分を押してあげるくらいしか出来ない。

頑張れ、頑張れ。 真帆。
頑張れ、頑張れ。 芳瑠。

愛してるよ。
ふとメールボックスを片付けてたら
見つけた。 
どうしてるか気になって 
考えた挙句 Face bookで検索した

わずかなわずかな希望と自分の中で燻った想いと。 

僕の心の状況が180度変わった。