今回のブログは記録の意味と同時に
この時期の想いも含めて書いてあるので
ちょっと長くなります。
 
ワンコの変性性脊髄症の子達のブログやSNSを見ていて
思わず病院へ行ってきました。
我が家のコギ子の現在の病気の進行度を調べてもらうのと
今後の病気の進行により
どのようなケアーが必要になっていくのかを
医師に説明してもらい&アドバイスをもらう為でした。
 
 

変性性脊髄症、、、この病気は遺伝性の疾患であり

現在では治療法が見つかっていない病気

なので、今後、病状が進行しても

積極的な医療を行う術が無い事(これは知っていました)

 

むしろ、病気が進行し

後ろ脚の麻痺から始まり、麻痺状態が身体の上半身へ広がっていく

樹木で言うと病気の核となる部分では無く

病気の進度、悪化による

それに伴う枝葉の部分となる

ワンコに出現するであろう状態や疾患

それに対する医師のアドバイス、、、

を知っておきたかったのでした。

 
 
他の人には愛想をふりまくので絶対やらないんですが
身内には甘えやワガママが強くなるのか
オムツ交換など自分が嫌がる状況の時は
身内相手でも勢い付いて噛もうとするので
いざという時のそんな動きから防御する
口元のカバーを状況を見てコギ子にははめています。
 
やはり車で動物病院にまでの距離でさえ
移動したりするので膀胱が押されるのか
オムツをしているものの
オシッコをししてしまうようです
なので外出時でもマメなオムツ交換は必要となります
今回も車での移動中に
オムツにオシッコをしてしまったので
病院に入る前に
駐車場でオムツ交換をしてから院内に入りました。
 
宝石赤2輪から→4輪へのチェンジ時について
車椅子に関しては
今は後ろ2輪なんですが
今後、前足の麻痺が進行し
動きがシンドイようならば
2輪から→4輪へと変化させるタイミングの時であり
変性性脊髄症は治療法が無いとはいえ
病気の進行をなるべく遅くする為には
 
 
動ける機能が残っているうちは
残存機能を生かし刺激を与え
運動能力を伸ばすという事では無く、
ワンコ自身に「動けるんだよ」という 刺激を感じてもらう為に
疲れない程度には車椅子で動く運動を続ける事。
 
そして足のマッサージなど
療法的な難しい技術では無くて良いので
足をさすってあげるなど刺激を与えてあげる事だそうです
 
こうして前足を動かせるぐらいなので
まだ4輪にしなくても大丈夫だよね ニコチョキ
 
宝石赤サプリメントについて
また、変性性脊髄症は神経の病気なので
ビタミンBが神経に有効に働くサプリメント
ニューロアクト というものがお勧めだそうです
(販売元: 日本全薬工業 )
 
薬では無くサプリメントなのに
病院で買うと高いので
ネットなどで売っているので
利用する場合はそこから購入すると良いとの事です

 

 

 

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購入者のコメント読んでもこのサプリ自体、評判が良いので

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宝石赤麻痺の進度、状態、今後について

コギ子の場合

発症が15才になってからという遅目の発症、

そして症状の進行度はゆっくりめ。

 

変性性脊髄症の病気の特徴は

後ろ足から麻痺が始まり

上半身へと麻痺が広がり

病気の後期は

首が麻痺し体を起こせなくなり

体を横たえたまま動きが不自由になり

起き上がり食事を摂るのもままならず

食欲も落ちて行く

そして呼吸器へと麻痺が進行し

呼吸がしにくくなり

(自宅で酸素吸入をレンタルなどで導入される飼い主さんはこの時)

最終的に呼吸器官の麻痺で亡くなっていく。

 

しかし医師が考えるには

コギ子の場合は

変性性脊髄症で亡くなるというよりも

15才の高齢という事からも

老衰という形で心臓の回りの機能が衰え

心不全という形で

最後を迎える事になるのではないか、との事。

 

私は医師のこの言葉に納得した。

コギ子はこの遺伝性疾患さえなければ

この年まで大病をした事も無く

何一つ飼い主である私達を悩ませ、悲しませるような病気はしていない。

 

この遺伝性の疾患さえなければ

基本的にはとても健康な体を持ち、

すこぶる健全に生きてきて来た子なのだ。

 

なのでコギ子の最後は

呼吸器不全の苦しみでは無く

穏やかに犬生を全うした形で静かに迎えてあげさせたい。

それは私も望む所である。

 

 
待合室で待っている間
書籍コーナーでこの本上矢印をみかけました。
少しでも中を読んでみかったのですが
この日は病院が空いていて
待ち時間が少なかったので読む事ができませんでした、残念。
 
コギ子がお世話になっている動物病院も
個人病院にも関わらず以前は医師が交代で当直し
24時間診てもらえる
安心の夜間救急病院を担う機能が有った病院でした。
 
しかし、院長が変わってから
夜間診療は廃止となり
専門の夜間診療病院へ出向くシステムになりました。
 
救急夜間診療は人間の病院さえ大変なので
動物の、、、となると医師の交代での当直など
働く側の不都合も何かと合ったのかもしれません。
それまでのこの病院を設立した院長先生の
動物達への御尽力と熱意が開業以来
それを続けてこれた理由なのだろうと思います。