奇跡の軌跡
2011年。
これほどまでに明暗が分かれた年があっただろうか・・・。
震災で悲嘆し、なでしこジャパンで歓喜した。
地球で起こる自然災害の前に人間はなすすべがなく
その中でも日々の良し悪しでバランスをとり生きている。
人は毎日、当たり前の奇跡の日々を過ごしている。
話すこと。 歩くこと。 感じること。 呼吸をすること。
この当たり前のことが数分未来、数秒の未来に途絶えてしまうなんて
思いながら人は生きていない。
先日、4日間の入院生活を終え外に出たとき、
「歩ける事のすばらしさ、外の空気の美味しさ」を知り
冬の冷たい風が清々しく感じた。
全ての人が良い年で終わるなんて不可能な事だ。
しかし、1日を大切に生きる事は可能なはず。
当たり前にあった命が一瞬で失われてしまった震災で
私たちは確かに大切な事を学んだ。
生命あるもの必ず死する運命に向かって生きている。
ただその瞬間は誰にも分からない・・・。
だから私たちは、その歩むスピードを緩めたり時には立ち止まったりして
考える時間に費やしてもいいのではないか。
人間の特異な知恵と知識と経験を活かして
奇跡で溢れている毎日に感じ生きていきたい。