魔法が解けるまで
2012年1月30日。
つ、ついにこの日がやってきた!
11月の先行予約の当選が決まってから1日たりとも考えなかった日はない。
それもこれもママの仕事仲間のシノピーのおかげだ。
数多くのライブに足を運んでいるライブ狂で、ママがバンプ好きと言うのを知って
今回のチケットに応募して頂いた所、
奇跡の確立というべきプレミアチケットに当選してしまったのである。
ありがとーシノピー(T¬T)/~~~
彼らを知ったのは『天体観測 』という歌だった。
コアなファンじゃない限り大抵ここからであろう。
私もそのひとりだがこの時はまだ「いい歌の1曲」ってな感じで
まさか自分が後にこのバンドを愛しライブまで行くとは思わなかった。
元々はママがバンプを聴いていてそれを車や家なので聴いているうちに
いつの間にか口ずさむようになり、転がっているCDを手にとって見るように
なり、メンバーの名前を知り、曲を知り、詞を読み、感動を覚え、物語が始まった。
それでもライブまでは行こうとしなかった。
CDを買い、詞を読みながら曲を覚え、要はカラオケで歌えるように
なりたかっただけである。
会いに行こうとかは全く考えも行動もせず、発売されるCDをただ購入し
「いい詞だな~」とか、「この曲むずかしい~」なんて思い、そんな極々普通の
ファンとして満足していた。
気が付くとメディアの露出が少ないのとは正反対にファンは増殖し続け
ライブに行こうとかいう以前にあの人ごみには絶えられないと思った。
『じゃぁ~本当のファンじゃないね。』 なんて思うかもしれない。
でもそんな本当のファンの定義付けなんて出来ない。
けど分かる事は、あれがバンプとファンとを繋ぐ絶対的空間なのだろう。
共に歌い、共に汗を流し、涙を流し一体となり、到底耳から入る音を
聴いているだけじゃ味わえない異世界がある。 いや、確かにあったのだ。
前置きが長くなってしまったが人生初ライブの事を話そう。
あーそうだ。
高校の学際の時に友達がバンドを結成してそれを見たのが・・・んな事は
どーでもいいか。
あれは、夢か幻か・・・。
兎に角、何か魔法にかかったような不思議な時間だった。
会場に入ると既に満員で頭の上にはエクトプラズム的な熱気とクラシックが
流れており幻想的な空間を創り出していた。
整理番号から見て分かるとおり我々は一番後ろの方の席を余儀なくされた。
スタッフが音源を確かめたり、チューニングしている姿ひとつひとつに目を配り
周りを見渡し、人を観察し、その独特の雰囲気に少しニヤけたりして
客観的に見ると挙動不審者か変質者に見て取れる。
しかし、私にはそれらの全てが新鮮に映っていた。
暫くすると会場は段々と暗くなっていきステージは
その熱気と照明の光によって灰色かかっている。
そして、その向こうに4人のシルエットが映し出されると
会場は歓声と拍手に包まれた。
ライブに行く前までは知ってる曲でも復習しながら一緒に歌おうと思って
いたのだが、いざライブが始まると身体がその思考を許さなかった。
照明の演出、スピーカーからの波動と掲げる腕、そして藤原の声。
自分の中の何十兆という細胞達が獅子奮迅する。
興奮で鳥肌を立たせ、身体が勝手に動き、目の前にいる生バンプに歓喜した。
それからの事は自分でもよく覚えていないが
四十肩じゃなくて良かったと・・・。
MCはメンバーの人物像というかその役割を知る事が出来、
とにかく仲が良い事が窺えた。
藤原は意外によく喋る事。
チャマは思っていた通りのムードメーカー。
ヒロは天然?超絶ウケル!
升は弄られキャラw
チャマ「ただいまー! ここはNeo東京やねー」
藤原「ここの隣のなんつーの?ゲーセンあるじゃん。そこ行ってきたよ」
ヒロ「そこにあるバスケのやつ知ってる?あれやった。」
藤原「あと、スト3?4? もういくつだかわかんないけど。ケンしか使えなかったよ」
升はマイクを使わないから聞こえない(笑)
など、他愛もない会話が会場を和ませていた。
「ゼロ」の後だったかなー? 曲終わりにステージ前の人の気分が
悪くなったみたいでメンバーが「大丈夫? みんなも大丈夫?
周りに気分悪くなっている人いたら声かけてね。」とファンを気遣う一面も垣間見えた。
彼らは終始「ありがとう」と言っていた。
こちらこそ「ありがとう」と言いたい。
そんなわけで狂喜乱舞の時間は一瞬にして過ぎ去っていった・・・
GOOD GLIDER TOUR
セミファイナル・セットリスト
1.三ツ星カルテット
2.宇宙飛行士への手紙
3.ウェザーリポート
4.ゼロ
5.プラネタリウム
6.リトルブレイバー
7.友達の唄
8.グッドラック
9.R.I.P.
10.イノセント
11.カルマ
12.supernova
13.beautiful glider
14.星の鳥
15.メーデー
16.天体観測
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アンコール
17.スノースマイル
18.ダイヤモンド
星の鳥からラストまでは懐かしい曲が選曲されていて盛り上がり、
ダイヤモンド はメジャーデビュー曲でその歌詞通り会場が「1つ」となった。
個人的には『HAPPY』『魔法の料理』『angel fall』なども
聴きたかったが。(欲張りすぎ(笑))
常に一定の速さで過ぎる時間と言う概念はここでは通用しない。
光速度不変の原理をも覆す世界がここにはあった。
そして、魔法はあっという間に解かれ余韻だけを残し、現実に戻された・・・
書き殴った日記の最後にこれだけは言いたい。
私が一番バンプの好きな所は、
藤原の詞に度々「猫」を登場させる所(笑)
ありがとう! バンプ!
ありがとう! Zepp東京!
また会おう!






