それいけホシトラマン!! -139ページ目

兄妹

親父の妹のお通夜に行ってきた。

南浦和の駅から少し離れた住宅街にその教会はあった。



1年ほど前に実家から電話があり、末期の状態と言う事を知らされた。

乳がんだった。

おかしい事には自分で気が付いていたらしいのだが

日々の忙しさに放置してしまったという。

その後は四国の方の施設で過ごしていると聞いていたのだが

虫の知らせだろうか電話が来る少し前くらいにふと叔母さんの事を思い出し

大丈夫なんだろうかと思っていた矢先だった。

木曜日の朝、他界したと連絡を受けた。


キリスト教を信仰する人だったので、お通夜、告別式は教会の方で

行うという事なのだが私はもちろん親父もどういう形で行うのか

分からなかった。

行ってみると教会と言っても本堂ではなく民家に近いような所で

お通夜には近親だけが集まっていた。

何年かぶりに見た叔母の旦那さんは心身ともに疲れきっている様子だった。

その子供の長男は私と同い年くらいで実家の店を継ぎ、次男は海上保安庁で

長女は小さいかった頃のイメージしかなかったが20歳になっていた。

皆、気丈に振舞っていた。


8畳ほどの広さの畳で叔母さんは安らかに眠っていた。

白く化粧をされた叔母さんをみて親父は「こうして見るとお袋そっくりだな」と言っていた。

そこで賛美歌を3曲歌ったのだが2曲分からなかった・・・

女性の牧師さんが聖書から抜粋したものを朗読し終わった後に我々が

「アーメン」と言うのだがそれも知らなかった。

納棺する際、男性4~5人で納める時に私は動く事が出来なかった。

変に遠慮したりして心と行動が伴わない内気な性格がそういう所で出てくる。

お通夜は30分という短さで終わりその日は解散した。


お世話になった人がまた1人逝ってしまったというのはとても寂しい。

帰りの車の中で親父は口数が少なかった。


57歳。

早すぎる死だが

亡くなる数週間前に「いい人生だった・・・」とお見舞いに

来れた人に言っていたらしい。



叔母さんお世話になりました。

ご冥福をお祈りいたします。