デザインフェスタ~レポート1
数年ぶりに降り立つ原宿は期待を裏切らない人の多さだ。
ラフォーレ側から回ろうか考えたが、あえて竹下通りを歩く事にした。
観光客だろうか。通りをバックに撮影している日本人、外国人。
通りを埋め尽くす若い世代。意味が分からない黒人。
やっぱり1000円均一しているアクセサリーショップ。
あの頃と何も変わっていない。
アイドルショップは嵐とAKBの2強の中にアジアのアイドルが
加わってきた事がその時代の変化を捉えている。
全長300mの狭きフィールドは左側を味方のオフェンス、
右側を敵のディフェンスと一応の形は出来ている。
しかし、このフィールドは決してホームではない。
味方の流れまでもが私の行く手を遮る壁となって立ち塞がる完全なアウェイだ。
それでも私はこの鉄壁のディフェンスの中を突き進まなくてはならない。
自分が選んだ道がこれほど過酷だとは・・・
数年ぶりという時間が記憶を鈍らす。
歩いている途中でふと思った。
自分の年齢以上のオジサンがこの通りを何人歩いているだろうか・・・。
私も35歳だ。まぁ~ルックスで差し引き30歳くらいだろうか(笑)
自分が知らない間に竹下通りのルール規制で「三十路以上通行禁止」
なんて出来ていたら私は見た目で適用の対象になってしまうのだろうか。
そんな事を考えている最中、前からセーラー服を着た50歳くらいの
オジサンが歩いてきた。
周りの人たちは振り返ってビックリしたり、笑ったりしている。
私は何故か不思議とその光景がしっくりきてしまった。
いや寧ろ優越感が湧いていたかもしれない。
50のオジサンから見れば私なんてまだまだ若造ではないか。
35なんて15年前は20だぞ。
当たり前だが、当たり前の気持ちがこの通りには必要なのだ。
年齢や性別、国籍なんて関係なく、
竹下という所は昔からそういう所ではないか。
そう思うと重かった足取りはまるでジャンピングシューズ を履いているかの
ように軽々とディフェンスラインを飛び越えていくようだった。
数十メートル前方に横断歩道の信号が見えてきた。
やっと竹下を突破出来る。
もう、竹下は止めよう。
次回は「はら」だ。
「はらたいら に全部」
この続きは明日![]()