がんばれチーフ!
タリーズコーヒージャパン創業者・松田公太氏がみんなの党から参議院東京選挙区で出馬するようです。
驚きました。
まさかまさか参議院選挙に打って出るとは…
今から9年ほど前でしょうか。
まだタリーズが日本に20店舗もなかった頃、京都の山奥で養鶏やひよこの鑑別の仕事に限界を感じていた僕は、フロムエーの隅っこに載っていた見慣れないコーヒーチェーンの社員募集に応募して上京しました。
当時のタリーズは社長以下全員合わせても社員は50人以下のベンチャー企業。でもスタバよりもおいしいコーヒーを日本に広めるんだという気概に溢れた熱い集団でした。
その輪のすみっこに僕が、そしてその輪の中心に公太さん(以下チーフと呼びます)がいました。
鉄拳制裁も辞さない熱い集団の中で、それまで京都でぬくぬくと生きてきた僕は大きな壁にぶち当たります。
あるお店のマネージャーになった僕。
しかし経験不足のせいでミルクをうまく泡立てながら温められず苦しんでいました。
当時は今よりも遥かに厳しいオペレーションルールで、飲食の経験がなかった僕は見事な劣等生でした。もちろんお客さまに提供できるようなレベルにはほど遠く、バイトさんや上司からもバカにされました。
そんな時、閉店後にかける定時連絡でチーフに相談して直属の上司の許しも得て、浜松町のタリーズで四六時中死ぬほどスチームの練習をしました。
それこそリッターの牛乳パックをいくつ空にしたかわかりません。軽く一日20本はイッたと思います。
こんだけバカにされて、
悔しい思いして、
惨めな思いして、
何でそのまま逃げんだょ。
冗談じゃねぇよ!
ドロッブアウトしていく仲間を横目に見ながら、そんな思いでバリスタマシンに向き合い続けた結果、どうにかお客さまや上司や先輩やバイトさんからも「うまい!」と言ってもらえるようになりました。
僕の人生で、初めて本気で努力して、初めて仕事で嬉し泣きした出来事でした。
その後も色々苦しい思いや辛い思いもしたけど、熱くて陽気な仲間たちと貴重な時間を過ごせたのは、今でも僕の誇りです。本当に楽しかった。
それから何年かあと、日本一号店でもある銀座タリーズが閉店するというニュースを知った僕。
ゆえあってコンビニの世界に身を置くようになっていた僕は、最後の様子が気になって銀座店に向かいました。
そしたら…
「○○くん、太ったな!」
指差して笑うチーフの笑顔がそこにありました。
その後いろんな話をして、別れ際「がんばれよ!」と言って交わした痛すぎる握手は本当にいい思い出です。
あの頃の仲間には感謝の思いでいっぱいです。
そんな仲間うちでもど真ん中の人が選挙に出るっていうんです。
僕は基本的に、
政治に期待していません。
徴兵制さえされなければ、宗教政党以外は誰がやってもそない変わらんし、どんなルールを作られてもなんとかやっていけるだろうと思っているからです。そして現在の政治家たちには全く信頼を寄せていません。
なので選挙にいっても自信を持って白票を投じるのがほとんどでした。
でも今回、
松田公太を男にしたい。
僕は堂々と胸を張って、投票用紙に「松田公太」と書いてくるつもりです。
がんばれチーフ!
No Fun No Gainっすよね。
オレめちゃめちゃ応援してます。





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