ふと自分の一番小さい頃を思い返す。

どんな子だったかな。


身体を動かすのが好き。

男の子、女の子関係なく遊ぶのが好き。

お母さんが大好き。


保育所に通っていたんだけど、

思い返せるのは年中、年長くらいかな。


お昼寝がなくなって、まだお昼寝してる下のクラスを窓から覗いてた。


ただ保育所で1番嫌いなものがあった。


おやつ時間に出てくる脱脂乳だ。


なんだろう、とにかく飲めない。


たまにカルピスの時があってすごくうれしかった。

見た目がどっちも白いから鼻と口に近づけるまで分からないんだけど、カルピスだとわかった時はごくごく飲めた。

脱脂乳は…飲みきるまで先生がついてくれてた。


園庭には遊び道具や遊具があったんだけど、

このご時世にはないのかな。


鉄製の鎖に木製の座面のブランコ。

友達が漕いでる前を通って頭にぶつかった時は痛かったな。


ジャングルジムとうんていと滑り台が一緒になったもの。

男の子がだいたい占領してて、身体能力が高い子が目立つものだったな。私は身体が小さいのもあって身軽だったからまあまあ上手く遊べてたと思う。


鶏とウサギが飼育されてきて、掃除は年長が担っていた。動物はなんでも好きだった。だから積極的にお世話をした。鶏を抱く時は両羽のところを両手で下から支えるように抱くと上手くいった。

小屋の掃除は汚くて臭かったけど、小さいながらにこんなもんだと自然に学んだ。


おままごとや土遊びも大好きだ。

なかでも泥団子作りにはまっていた。

作り方にはコツがあった。

良い固さ、触り心地になるには…を常に考えていた。

作り途中の泥団子を園舎裏の影に見つからないように隠すんだけど、なぜかいつも割られていた。

なぜかはいまだに不明だ。


素直に悲しかったな。


先生が怒ることは滅多になかった。

だいたい怒られるのは男の子で、自分自身が怒られた記憶はない。


送迎時は車だった。

お昼寝布団をお母さんが両肩に掛けてるのを後ろからよく見てた。

私たちは双子だからなんでも2倍のお母さんは大変だったろうな。


保育所のすぐ前が小学校だったから、次はあそこに通うらしいとなんとなく感じていたし憧れていた。


人を疑うこともなく、友達もお父さんお母さんも大好きで毎日が楽しいと感じていた。


双子だけど、同い年の姉妹のような感覚で過ごしていた。