一般的に視力というと単純に正面を凝視してその先の静止している対象を見て計測するわけですが、運転中のそれは多くが特に視点を定めず周辺を広く見渡すこと、そして周辺状況の把握と、状況によって危険を察知する能力が必要になるわけです。
何でこんなテーマで書くのかというと、最近、自分自身のドライビングでその反応が怪しいと思われる場面がたびたびあったから。運転中、安全確認のために左右に首を振る場面が必ずあるわけですが、どうも加齢とともに視野が狭まっている気がしている今日この頃。今まで見えていたはずのエリア(特に視線の逆側)から向かってくる対象に気がつかず、ヒヤリとする場面がちらほら。特に薄暮以降、暗くなるとその傾向が顕著に。昨夜も、比較的左右の見通しが良いT字の一旦停止で止まり、左右安全確認して右折しようとしたところいきなり右から無灯火の自転車が飛び出してきた。実際はまだ3mほど距離があったので事なきを得ましたが。50代前半くらいまでは特に気にならなかったのですが。認めたくはないが、視野周辺の動態検知能力が低下しているのは明らか。