旅行記の前に。
いや~、大変おめでたいですね
というか、ほっとしました
なにがって、もちろん柔道の北京代表の話です。
鈴木桂治選手が代表に決まったそうで、ほんとにうれしいです
に来て以来、今日ほど
を見られないことが悲しい日はなかった。
数か月前からネット
で試合のたびにひそかにチェックしてたんです
が、今日はチェックしながらもドキドキでした
ほんとならテレビで試合をちゃんと見たいんですけど。
はい、そのくらい、大ファンなのです。
で、Yahooなら載ってるだろう、と見てみたら、「鈴木桂治」の名前が
どこにもない
「え、、、もしかしてだめだったのかな。。。」と、さらにドキドキが加速
しながらも、あちこち探ってみるけど、「井上」「野村」「谷」ばっかりで
なかなか出てこない
目をこらして見てみると、記事の最後の方にちょろっと「100キロ級は
アテネ五輪100キロ超級優勝の鈴木桂治が2連覇」。
え、それだけ
2連覇ですよ
オリンピックの金メダリストですよ
この扱い、ひどすぎます
代表決定の記事にも名前だけだし
まぁ、注目されるかどうかなんて、大事なことではないんですけど、
ほんとに強い人が誰かってことをみんなわかってない
と思って、
くやしいのです。
とにかく、代表に決まってよかったです
これでオリンピックを見る楽しみができました
引かれてしまいそうなので、これまでこういうファン的発言は書かない
ことにしてたんですが、テンションが上がりすぎて、気持ちを抑えきれ
ませんでした
はい、そのくらい大ファンなのです。
3月28日、金曜日
アトランタでどうしても行きたい場所がありました。
アトランタは公民権運動の指導者、キング牧師が生まれ育った場所。
ダウンタウンの東部には、キング牧師の生家や教会が残っている国立
歴史地区があって、そこにはキング牧師と奥さんのコレッタ・スコット・
キングが眠っています。
ホストファミリーにお願いして、この歴史地区で車を降ろしてもらい、
1人で回ることに
このあと、ダウンタウンのジョージア水族館
で待ち合わせをしていた
ので、思う存分ゆっくり、というわけにはいきませんでしたが、ここに
来れただけで感謝です
前にもブログに書きましたが、私は大学の時、「アメリカ公民権運動に
ついて」という、ちょっと(かなり
)マイナーなゼミを取っていました。
中学校の英語の教科書
に載っていたキング牧師のお話を読んで
からずっと、アメリカの人種差別問題には興味があって、大学でその
ゼミの先生と出会ってから、興味はさらにどんどん膨らみました。
その先生は公民権運動の研究にものすごい熱意を持っていて、度々
アメリカまで足を運んで調査をしたり、当時の人たちにインタビューを
したりと、とても熱い人
研究熱心なだけじゃなくて、その先生の授業が本当におもしろくて、
いつも先生の授業が楽しみでした
私はその先生に、
という国の「不思議さ」を教わりました。
先生の話を思い出しながら、この歴史地区を歩きました。
この歴史地区は、思っていたよりもずいぶん立派で、人もいっぱい
学校からの旅行で来ていた学生たちも多かったです。
訪問者の9割以上が黒人、白人がちらほら、アジア人はゼロでした。
ちょっと肩身せまかったですけど、ここまで来て、そんなことにかまって
いる場合ではありません
ビジターセンターに行くと、キング牧師の展示があって、入ったとたん
すぐに、キング牧師の演説が聞こえてきました
モニターでずっと演説が流されていて、そのモニターの前でたくさんの
人が立ち止まって、熱心に演説を聞いていました。
この展示だけでもかなり見ごたえがあって、ここだけで何時間も過ごせ
そうなくらいでした。
内容は、ほとんどが大学のときに学んだことなので、新しく知る、という
よりもむしろ、学んだことを振り返る、というかんじでしたが、それでも
やっぱり実際の映像や写真は、言葉で聞くのの何倍も胸に響くものが
あるし、とても衝撃を受けました。
今年はキング牧師が暗殺されてから40年にあたる年です。
暗殺された日、4月4日には
でもたくさん報道されていました。
ビジターセンターを出て歩いていると、銅像を発見。
誰の銅像かなと近づいてみると、、、
インドの運動家、マハトマ・ガンジーでした。
キング牧師はガンジーの非暴力主義に影響を受け、インドを訪問した
こともあるくらいです。
これ↓は、キング牧師のお父さんが牧師を務めていた、エベネザー・
バプティスト教会
ここに来る前に得た情報では、教会の中に入れるとのことだったんです
が、行ってみるとなんと、改装中で立ち入り禁止、とのこと。
なんてこと
運が悪すぎる
道の反対側には、新しい立派な教会が建っていました。
今現在はこっちが使われてるみたいです。
中に入れるのかどうかわからなくて、びびった私は、のぞくことしか
できませんでした
そして、キング牧師と奥さんのお墓へ。
ここにあの偉大なキング牧師が眠っているんだなぁ、と思うと、とても
不思議な気がします。
お墓には“Free at last, Free at last, Thank God Almighty I'm Free at last.”
の文字が刻まれています。
お墓の前には常に人がいて、正面から写真を撮るためにずいぶん
待ちました。
そのことからも、キング牧師がどれだけアメリカの人たちにとって偉大
で、カリスマ性のある人物だったのか、ということがよくわかります。
このお墓のまわりは大きなプールになっていて、水が張られていて、
きらきらと輝いていました
これにはとても驚きました。
というのは、ここアトランタでもRaleigh同様、水不足が深刻なようで、
前日に行ったオリンピック公園の噴水でも水がからっぽでした。
そんな中で、この大きなプールに水がたっぷりと満たされているのは、
なんだか意味があるように、私には感じられたのです。
これはお墓と向かい合わせた場所にある、「THE ETERNAL FLAME」。
名前のとおり、永遠に燃え続ける炎だそうです
実は、数年前にインドに行った時、ガンジーのお墓(ラージガート)も
訪ねたことがあるので、これでキング牧師と、そのキング牧師が尊敬
したガンジー、2人のお墓を訪ねたことになります
(ラージガートは、そこにガンジーが眠っているわけではないので、
厳密に言うとお墓とはちがいますが。)
次は、マザー・テレサかなぁ。
最後は、キング牧師の生家です
教会やお墓がある場所からちょっと歩いたところにあります。
キング牧師が生まれ育ったのは裕福な家庭だった、というのはよく
聞きますが、お家を見ると、当時で考えると、相当立派な家だったん
だろうな、とわかります。
私がしばし家を見つめていると、近くにいたおじいさんが、「家の中に
入れるツアーがあるよ」と教えてくれました。
30分に1回の無料ツアーがあって、内部を見学できるらしいんですが、
残念ながら私にはそんなに時間がないので断念
教えてくれたおじいさんにお礼を言って、歴史地区をあとにしました。
今回のこの訪問は、キング牧師について改めて知ったことにももちろん
意義があったけど、それ以上に、アメリカの人種差別の歴史を肌で
感じた、という意味合いが大きかったです。
この歴史地区を訪れる人は絶えないそうで、私が行った日にも本当に
たくさんの人たちが来ていました。
ただ、その9割以上が黒人の訪問者。
英雄が眠るお墓、というだけじゃなくて、歴史を学べる資料も充実して
いるし、展示もとても工夫がされていて、子どもにもわかりやすいように
説明がされています。
その上、入場料は無料。
同じことを繰り返さないためにも、もっと幅広い人たちがここを訪れる
べきだと思うんですが、とても残念に思います。
それでも一方で、白人のお父さんと娘、息子で来ている家族もいたり
して、それにはとても明るい気分になりました。
今回はこの後の待ち合わせがあったので、まだまだ時間が足りない、
というところで帰ることになりましたが、またいつか来たいなと思います。
そのときには、もっといろんな人たちが訪れているといいなと思います。
盛りだくさんなので、この日の後半はまた。