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【嫌われる勇気】★★★★★  


読み飛ばせる部分がないほど、ページをめくるたび今までの人生の価値観を覆す『発見‼︎』の連続💡色々なヒントが書かれているけれど、全ては他者と課題を分離するところからスタートすると感じました。


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    全ての悩みは、主観的な思い込みである。

悩みやトラウマ、劣等感などのマイナスな感情は、客観的事実ではなく主観的な思い込みから生まれる。

マイナスな感情に自らが与える意味や価値次第で、それらをプラスな感情に変えることができる!

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    人は過去の原因ではなく、今の目的により行動している。(=目的論)

ライフスタイル(思考や行動の傾向)は、今の目的のため自らが選びとったもの。

自分の生き方を変えられないのは、『今のライフスタイルを変えない』という目的のため。

(今のライフスタイルでいる方が楽だから。)

対人関係で傷つきたくないという目的のため、過去のトラウマや劣等感という原因を自ら作り出している。

『〇〇(劣等感)があるから、〇〇できない』と自らの劣等感を行動しない/対人関係に踏み出さない言い訳にしている。

*劣等コンプレックス自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態

*見かけの因果律本来は何の因果関係もないところに、あたかも重要な因果関係があるかのように自らを説明し、納得させてしまうこと

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    人生は他者との競争ではない。

我々は同じではないけれど対等であり、他者との違いに優劣はない。

他者よりも優れようとするのではなく、今の自分よりも一歩前に進むことだけを考える。

競争をしている限り、人は幸せになれない。

競争には勝ち負けがあるため、競争相手は必然的に「敵」になる。敵の幸せ=自分の負けという考えに陥り、他者の幸せを祝福することができなくなる。

競争から降り、他者を「仲間」とみなすことで、世界は安全な場所になる。

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    他者の課題と自分の課題を分離する。

他者の課題(自分でコントロールできないこと)には一切介入しない。

自分の行動に対して相手がどう動くか、何を思うか、どんな評価をくだすかは相手の課題。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われてもよいという勇気を持ち、自分が信じる道を進むことこそが自由な生き方である。(=承認欲求の否定)

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    対人関係のゴールは共同体感覚を得ること。

*共同体感覚他者を仲間とみなし、そこに「自分の居場所があるのだ」と思える感覚

共同体感覚を得るためには、共同体に貢献する必要がある。

共同体に貢献するには、自己への執着を他者への関心に変える。

他者と横の関係を築き、他人の行為ではなくその存在に感謝の気持ちを伝える。人は他人から感謝の言葉を聞いたとき、貢献感を持て自分に価値があると思え、人生の課題に立ち向かう勇気が湧く。

他者に勇気を与えることで、誰かの役に立っているという自分自身の貢献感に繋がり、まわりまわって自分の生きる勇気に繋がる。

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    幸福に生きるためには

主観的な貢献感を持ち続け、いま、この瞬間を生き続ける。

ありのままの自分を受け入れ、他者を信頼することで自分の仲間とみなし、その仲間に貢献し続ける。

過去や未来など考えず、いま、この瞬間を真剣に丁寧に生きることで、人は幸せに生きることができる。