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久しぶりに真夜中の君からの電話。シャックリが止まらないと呂律が回らないながらも僕に電話をかけてくる君を愛しく想う。酔っ払いの君はいつだって真夜中に寂しくなると僕を求めるんだ。こんな時間でも起きていて、尚且つ好き放題言える相手。つまり、どうでも良い都合の良いヤツってわけだ。散々僕の悪い所を言って説教をする。やれやれ。そんなに駄目ですかって程に容赦ない。そして最後は、今から来て?と甘える。明日でも明後日でも良い。なんて言う。次、いつ来るの?って、可愛らしい事を言って僕をその気にさせる。実際始発で行ったら、何しに来たの?なんて言う前に君は夢の中なのに。君の中で僕は悪者で、最低なヤツなんだろうけど、それでも電話をくれるって事が誇りにさえ想えるよ。君の性格を知ってるからこそ、そう想えるんだよ。ありがとう。あの日繋いだ手の温もりを想い出す。あの日触れた唇の感触を、想い出したくなる。あの日の君はもの凄く酔っ払ってて普通に歩くのさえ大変だったっけ。そんな僕の記憶が伝わってしまったのか君は僕と、また恋したい。なんて、聴こえるか聴こえないかの小さな声で言った。初めてだね、君がそんな事を言うなんて。って言うと、君は嘘だよって笑った。僕らは決して昔のようには戻れない。戻る方法が、ない。君だってきっと、解ってるよね。だけどまた、逢いに行くよ。その時は必ず、僕から君に連絡するから。また朝まで飲もうよ。その時まで、また、な。
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