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土曜日、旅に出る前夜、君と1年3ヶ月振りに突然また、繋がった。
そして、品川で、食事をしながら話をしたっけ。
たった1年と3ヵ月なのに、君は物凄く綺麗になったね。
すぐに、わかったよ。きらきら、輝いていたから。
アルコールが飲めない君と、アルコールを飲む僕。
共有していない時間を埋めるように、話は尽きなかった。
沢山聞きたい事もあったし、沢山僕だって、報告したい事があったから。
君は、新宿に住んでいない事や、結婚をしようと考えている男性がいる事なんかを話したり
僕の今の毎日を話していたら、時間はあっという間に、過ぎて、いった。
男と、女の間に、友情なんかないかもしれない。
だったら、君と僕の間には何があるんだろうか。
終電は、まだある時間だけど、君は僕の部屋に泊りたいと言った。
ビデオでも借りて一緒に見たいとも、言ったっけ。
だけど結局ビデオは借りず、二人で珈琲を飲みながら話しをした。
そして疲れた君は、僕のTシャツと、ズボンを履き、ベットに横になったんだ。
男と、女の間に、友情は成立しないかもしれない。
だったら、君と僕は、どうなるべきなんだろうか。
君の寝息が聞こえ始める迄本を読んだ。
そして君の寝息が聴こえた頃に、小さな鞄に、Tシャツの着替えと、カメラ、
読みかけの本と、i-potと煙草4箱を詰め込んで、旅行に行く準備をしたんだ。
どうなるべきか、どうするべきか、全くわからなかったので、
とにかく僕は洗濯をする事にした。
男と、女の間に、友情もあるかもしれない。
だから君は、僕と過ごしたのかもしれない。
煙草を吸いながら、君との会話を想い出し、珈琲を飲んだっけ。
そして僕は君の、幸せを願ったんだ。
静かに、夜が更け行く中、君の幸せな姿を想像しながら、僕は一人、微笑んだ。


