1987
憶えてる。
君のこと、憶える。
一緒に観た風景も、体温も、笑顔も。
もちろん憶えてる、君のこと。
笑いながらゲームしたことも、
PC越しに涙した夜も。
憶えてる。君のこと。
料理対決して写真を送り合ったこと。
夜な夜な会話したことも。
憶えてる。全部、憶えてる。
帰りたくないって言ってた顔も
酔って上機嫌な口調の、君も。
いつになく真剣な顔で話したアイツも。
憶えてる。憶えてるよ。
けして消えない。記憶がある。
消したくても消えない過去もある。
色々なものを抱えて、僕は今日も珈琲を飲んでます。
年末になると、いっきにフラッシュバックして
時々ぼくに襲いかかる記憶たち。
囚われた囚人みたいに、鎖で繋がれてる。
君との鎖は、錆びちゃったかな。
まだ繋がってるんだろうか、僕ら。

