こんばんは![]()
少し時間が空いてしまいましたが、野菜の神さま最終回を掲載したいと思います!!
野菜の神さま つづき
↓ ↓ ↓
「やっと気づいたんだね。でも手遅れだったね。
もう昔の君には戻れないよ。
ご主人のほうを見てごらん。」と飛んできた野菜の神さまは言いました。
ミニトマトになったピーマンが恐る恐るご主人の手に握られているものを見ました。
すると、そこにはつやつやと緑色をした細長いものがにぎられていました。
「これはどういうことですか。」ピーマンはあわてて野菜の神さまに言いました。
「おめでとう。君はもう昔のピーマンではなくなったのさ。
新しく生まれ変わった君は、魅力のある、すてきなピーマンさ。」
「でもぼくは神さまの呪文でニトマトになったはずじゃ……」
「実はね…ぼくはただのホタルなんだよ。」小さな羽をパタパタ言わせながら言いました。
「みんなといっしょに川でダンスをしていたある晩、
君の声が聞こえたんで、一芝居うとうと思ってね。」
<この地球上にあるものすべてが生きる意味を持って生まれてくる。君だって。この僕だって……>
と歌いながら、おしりにあかりをともしたホタルはどこかに飛んでいきました。
おしまい