Adobe Systems は、モバイル機器用『Flash Player』の重要な更新を準備中だ。一部のスマートフォンおよびタブレット向けにダウンロード配布する。
同社はモバイル用『Flash Player 10.2』について、18日からオンラインストア『Android Market』を通じて提供する計画だ。
Adobe の Blog 記事によると、18日にリリースするバージョンは、Google のモバイル OS『Android 2.2』(開発コード名『Froyo』) および『Android 2.3』(同『Gingerbread』) 搭載端末用が完成度を高めた正式版 (GA 版) で、より新しい『Android 3.0』(同『Honeycomb』) 搭載タブレット用がベータ版になるとモンスタータービン Pro
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う。Flash Player 10.2 の GA 版は、今後登場する多くのスマートフォンやタブレットが出荷時に実装するほか、ハードウェア要件を満たす Android 端末を所有しているユーザーなら、ワイヤレス通信を用いて更新を行なえるという。
Adobe の Antonio Flores 氏は、モバイル用 Flash Player 10.2 の新機能もいくつか示した。なかには Honeycomb 環境固有の機能もある。たとえば『Motorola Xoom』のような Honeycomb 搭載タブレットで使えるのは、ハードウェアによる H.264 形式の動画再生支援機能だ。同機能により、Web 上の高品位 Flash 動画再生がスムーズになる。「既存の H.264 動画コンテンツ再生の際に、少ない CPU 使用率と高いフレームレートという体験を得る」と Flores 氏は Blog 記事で語った。
またモバイル用 Flash Player 10.2 では、Honeycomb 環境において内蔵ブラウザの描画エンジンとより深く統合している。Adobe によれば、Web 閲覧を高速化し、タブレットのユーザー体験がパソコン上で見込めるパフォーマンスに近づくという。
昨年 Apple が、Flash にはセキュリティおよびパフォーマンス上の問題があると公然と非難したり、『iPad』などの『iOS』端末から Flash を締め出す取り組みを行なったことなどから、Adobe と Google の協力関係は強まった。とはいえ Adobe は、Flash コンテンツを iOS 端末に拡大する手段の開発を続けている。