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ジョーダンのブログ

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 MONEYzineをご覧のみなさん、こんにちは。ヘッジファンド証券株式会社の眞野定也(まの さだや)です。

 前回は、意外に知られていない株式投資の基本についてお届けしました。今回は、インターネットの普及で、手数料が安く、一般の方でも容易に参加できるようになったFXについて考えていきたいと思います。

そもそもFXとは

 まず、FXそのものについて簡単に説明していきましょう。FXとは外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)の略で、外国の通貨を売買して利益を得る取引のことです。

 通貨を売買して利益を得るとは具体的にどういうことでしょうか。たとえば、海外旅行に行く際など、日本円を米ドルに交換しますよね。出国前と出国後で、「1ドル=??円」が変化したらどうなるでしょうか。



■出国前

 相場を1ドル=100円と仮定します。日本円で100,000円を米ドルに交換すると1,000ドルとなります。



■帰国後

 相場が変動し、1ドル=120円になったと仮定します。同じ1,000ドルを日本円に交換すると120,000円となります。

 結果として、旅行期間中の為替変動によって20,000円もの利益が上がることとなりました。

 現在、円相場は1ドル78~79円代を行ったり来たりしていますが、1ドル78円の時に日本円で米ドルを買い、1ドル79円の時に売れば、利益が出せるということです。逆に1ドル78円以下で売ることになれば、損益になります。

FX取引2つの特徴:「レバレッジ」と「スワップポイント」

 FX取引のポイントは大きく2つあります。

レバレッジ 金利差(スワップポイント)

 それぞれ詳しく見ていきましょう。



■レバレッジ

 FXの最大の特徴は、手元の資金を担保に、何倍もの金額の取引が出来る「レバレッジ」が使えることです。例えば、手元資金が10万円の場合、レバレッジを10倍にすれば、100万円分の通貨を取引することができます。為替差益やスワップポイントも10倍になります。

 少ない資金で大きな取引を行うことができますが、その分リスクも大きくなり、FXはハイリスク?ハイリターンの投資とも言われています。現状は、法改正によりレバレッジは2010年に最大50倍まで、2011年には最大25倍までと規制がかかっています。



■金利差(スワップポイント)

 まず、下記の各国の政策金利の推移一覧をご覧ください。縦軸は「%」、横軸は「時期」です。

 グラフのように、国ごと金利は異なります。そのため、日本より金利の高い通貨を保有する際には、その金利差を「スワップポイント」としてもらうことができます。

FX取引、3つのメリット

 FX取引には主に3つのメリットがあります。

 1つ目のメリットは、投資効率が高いということです。レバレッジ規制がかかったとはいえ、依然高いレバレッジ投資が可能なため、高い投資効率が見込めるということが上げられます。

 しかし、レバレッジを効かせた投資は時に大きな損失を抱えてしまう可能性があります。為替変動の動きは早く、一瞬にして形勢が変わってしまうこともあるため、最大限に注意しながら投資をする必要があります。

 2つ目は、先述した様に、各国の金利差を利用したスワップポイントによって利益を得られる可能性があることです。

 3つ目は、基本的に24時間売買可能なことも上げられるでしょう。昼間は時間が取れなくても、自分の都合にあわせて売買することが可能です。

FX取引、2つのデメリット

 投資が始めやすく、少ない資金でも投資が行えるFXですが、デメリットもあります。しかし、基本的には先程のメリットと対になっておりますので、注意して取引を行えば回避できる問題かもしれません。ここでは、次のことをデメリットとして上げることができます。

 1つ目は、レバレッジ投資によって想定外に大きな損失を被る可能性があること。レバレッジをかけて投資する際には、最大限に注意しながら投資を行う必要があります。

 2つ目は、スワップポイントの管理です。仮に低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで利益を得ようとしても、金利差が逆転することでスワップポイントを支払わなければならないリスクもあります。

FXの魅力、レバレッジという麻薬に気を付けよう

 FXは為替を利用した投資ですから、比較的身近な投資と言えるでしょう。最も注意すべき点は、繰り返しになりますが、高いレバレッジをかけて投資することができる金融商品のため、他の金融商品以上に気をつけて投資を行う必要があるということです。

 レバレッジはある意味、麻薬のような要素も持っています。「もっとレバレッジをかけていれば大きな利益を得ていたのに」「損失が出てしまったので、レバレッジをかけて取り戻そう」など、気が付くとレバレッジの虜になってしまっている可能性もあります。

 忘れないでいただきたいことは、レバレッジは掛けた分だけ「リスクもリターンも大きくなる」と言う事です。

 本連載で繰り返してお伝えしていますが、メリットがあればデメリットもある。投資にはリスクが伴い、リスクの分散がとても重要です。

 「投資は自己責任」と言う言葉を忘れずに、投資商品の特徴を理解して運用することが大事になります。