『近畿地方のある場所について』背筋


記念すべき最初の投稿がホラーからでもいいのか!?と思いつつ……

昨日の夜一気に読んでしまったので、記憶が新しいうちに。


ここ最近本屋さんの目立つ位置にずっと置いてあって気になっていました。

表紙はきれいで目立つし、私の好きな土着ホラーっぽい雰囲気……!!

私は京極夏彦とか内藤了とか民俗学的なホラーが大好きなのです!!




作者である背筋が自らの体験を記し、失踪した友人の情報提供を求めるために出版した、というストーリーで始まります。モキュメンタリー調の小説です。


本編は、背筋の友人である小沢が集めたとある近畿地方に関する短編の間に、小沢と背筋のやり取りが挟まる形で進行していきます。


短編は読みやすく、全体に共通する謎が下敷きになっているからずっとうっすら怖い。。

その怖さを保ったまま、ラストスパートの謎解きへ。


最後は映画「呪詛」的な読者を巻き込む形で完結したけれど、結局あの石はなんだったのか…


この小説は、一気に読むのが正解な気がする……中途半端に読むのをやめると謎が解決できないままずっと怖い。。

特に途中で挟まる挿絵と最後の袋とじ!!ホラー小説なのに、視覚情報で怖がらせようとするのは反則……!


とはいえ面白かったので、もう一冊の『穢れた聖地巡礼』の方も読んでみようと思います!