掃除しない子供にイライラ!

 

 掃除しない子供にイライラ!

 片づけてもまた散らかす!

 どこへ戻すか場所が決まっていない!

 買ってきてはまた買う!

 

 そんなイライラを持っていませんか?

 

 モノの多い時代。何を選び、何を手放すかを、子供自身が考えられるようにしておくのは

 大切ですね。

 

 子供にイライラを与えると、さまざまに影響します。

 

 

子育て研究から見る、親のイライラがもたらす影響

 

子育てにおいて、子どもにイライラしてしまうことは、誰しもが経験することです。

しかし、この「イライラ」が子どもの心に与える影響は、決して軽視できません。

 

 子育て研究で明らかになったこと

 

数多くの研究から、子どもへのイライラが以下のような悪影響をもたらすことがわかっています。

  • 心の発達への悪影響:
    • 自己肯定感の低下: 頻繁に叱責や否定的な言葉を受けることで、子どもは自分のことを「ダメな子」だと感じ、自己肯定感が低下します。
    • 不安やストレスの増加: 不安定な感情表現や予測不能な行動は、子どもに強い不安やストレスを与えます。
    • 対人関係の悪化: 周りの人との信頼関係を築くことが難しくなり、対人関係に問題を抱える可能性が高まります。
  • 行動への影響:
    • 攻撃性: 怒りや不満を表現する手段として、攻撃的な行動を取るようになることがあります。
    • 内向性: 逆に、心を閉ざし、内向的な性格になる場合もあります。
    • 学習意欲の低下: 学習意欲が低下し、学力に悪影響が出る可能性も考えられます。
  • 長期的な影響:
    • 大人になってからの対人関係: 大人になってからも、良好な人間関係を築くことが難しくなる可能性があります。
    • 精神的な問題: うつ病や不安障害などの精神的な問題を抱えるリスクが高まります。

 

 なぜイライラが子どもに悪影響を与えるのか?

 

  • 愛着形成への影響: 親との安定した愛着関係は、子どもの心の成長に不可欠です。しかし、頻繁に怒鳴ったり叱ったりするような環境では、子どもは親を信頼できなくなり、健全な愛着関係を築くことが難しくなります。
  • 脳の発達への影響: 子どもは、周りの大人の言葉や態度を参考にしながら、脳を成長させていきます。否定的な言葉や態度を頻繁に受けることで、脳の発達が阻害される可能性があります。
  • 自己肯定感の低下: 自分を肯定的に捉えることができる自己肯定感は、子どもが困難な状況を乗り越え、健やかに成長するために不可欠です。しかし、頻繁に否定的な評価を受けることで、自己肯定感は大きく損なわれてしまいます。

 

 イライラをコントロールする方法

 

  • 深呼吸をする: イライラを感じたら、一旦深呼吸をして心を落ち着かせましょう。
  • 気分転換をする: 短い時間でも良いので、気分転換になることをしましょう。
  • 周囲に相談する: ひとりで抱え込まず、パートナーや友人、専門家などに相談しましょう。
  • 育児の知識を深める: 育児に関する本を読んだり、育児講座に参加したりすることで、子育ての知識を深めましょう。
  • 自分自身も大切にする: 睡眠をしっかりとる、バランスの取れた食事をするなど、自分自身の心身を健康に保つことも大切です。

 

子供部屋を「カフェ」に設定してみる

 

このお部屋は、カフェだよ!と設定するとどうでしょうか?

子供は、カフェオーナー。

親の私たちは、お客さんです。

 

いい音楽を選んで鳴らす、

お客さんが来るから片付ける

メニューを考える

そうすると

あなたのお子さんも

あなたも、楽しんでお片付けができます。

 

これまで設定した部屋はたくさん

カフェ、ヘアサロン、銭湯。。。何でもよいです。

想像力は現実を超えます。

 

子供はそれに従って、しっかりあなたを導いてくれるでしょう。

子供は、親の鏡。

 

子供がイライラしている時は、あなたもイライラがあったり、疲れている時です。

 

しっかり休み、楽しむことを共有しましょう。

限られた時間。

生まれてきた奇跡を共にし、

自分の愛をちゃんと子供にことばにして伝えましょう。

 

「今日のカフェは楽しかった。また来週もお願いね」

 

なんていうのもいいですね。

 

まとめ:一緒に楽しむことを忘れない。イライラをキラキラに!

 

子どもへのイライラは、子どもの心に深い傷跡を残す可能性があります。

しかし、意識して行動を変えることで、この状況は改善できます。

 

子育ては、親にとっても学びの多い経験です。周りの人たちと協力し合いながら、

子どもを健やかに育てていきましょう。