■謎のオマメ日記6■


▶2020年05月11日(月)


気軽に友達と会う事も
できない、ご時世‥‥。

2月8日に会う予定だった
友人も、コロナの影響を
考慮して中止にしました。


会う予定だった友人 S.Hと
1月に会った時の話です。

言葉が足りなかったのか
良い「話」のつもりが、

S.Hには「酷い話」として
伝わってしまったよう…。

それは多分、言葉のせい。

「お前は生きているだけで、
人に迷惑をかけているんだぞ」

4才頃、預けられた先の
お爺さんにいわれた言葉‥‥。


腐れ縁の友達S.Hとは33年前
大人になってから知り合った。

若い頃は毎週のように会って
いたこともあり、お互い他人
には言えないような話もする。

最近はルームメイトの体調が
急変する心配から近所にある

ファミレスで6~8時間ほど
意味のない、なんでもない話
で、ストレスを発散している。

(昼食 · 軽食 · 夕食 · デザート
と長時間の会話、今では感染
拡大予防からできない状況‥‥)




どうでもいい話だから途中で
脱線して、違う方向へ膨らみ、
更に脱線した頃に、

あれ?何の話をしようとして
いたんだっけ?

お互い思い出すのに一苦労
しながら脱線カ所で大笑い。


そんな話の延長に話した内容
だったのでネガティブな単語
のイメージが優先されたのか、

「お前は生きているだけで、
人に迷惑をかけているんだぞ
って言われてことがある」

「え~っ、ヒドっ! (酷い)」

「イヤイヤ、そんな、
酷い話じゃないだって」

「ドユコトー?(どういう事)」

「強いの反対は弱いだよね?」

「うん」

「小さいころ我慢弱かったから
 我慢強くなるように」ww

「そんな、伝染(うつ)るんです
(S.Hが好きな不条理ギャグ漫画)
 みたいなセリフ」とまた笑う。


当時2才頃に両親が離婚をして
5才頃に父親に引き取られまで

母親一人で2人の子供を育てる
のが経済的にも大変だったのか

弟と自分は、数ヵ月単位で何軒
かの家に代る代る預けられた。


その、お爺さんのいる家には、
お婆さんと3人の子供と両親、

両親どちらかの、兄弟と思わ
れる、おじさんの8人家族。

どういう「ツテ」だったのか
そこに、弟と自分を含め10人
で暮らした時期がありました。

あまり歓迎されている様子は
ない‥‥(まぁ当たり前だけど)

弟と自分は萎縮して口数が、
少なくなったように記憶して
います‥‥。


お爺さんは無口で、冬の寒い
日には、耳当ての着いた昔の
戦闘機のパイロットが、頭に
かぶるような「飛行帽」を、
家の中でも、かぶっていた。

ある時、家中の人が買い物や
近所へ用事で、子供達だけで
遊びに行くなどして、留守に

昼寝中だった自分と留守番の
お爺さん2人きりになった。


コタツの脇で目を覚ますと
しばらくして、お爺さんが

「お前は小さいから、何も
できないなぁ」と小声で‥‥。

「人はなぁ、外に出て歩く
だけで好き勝手に歩いたら
人にぶつかるんだ」

(最初は独り言をいっている
だけかと思った‥‥)

「歩くだけでもよ、人の
迷惑にならないよう気を
使うんだ、大人は」

(当時の大人達は、今の大人
と違い他人の子供にも説教
をしてくれた)

「歩く時は人にぶつからない
ように、車にもぶつからない
ように気ぃつけて歩いてみろ」

と言った後に、

「お前は生きているだけで、
人に迷惑をかけているんだぞ」

「だから、早く大人になれぇ」

お爺さんの顔を見ながら無言
で聞いていたが、その後は、
いつもの無口なお爺さんに‥‥。

この家に預けられている間、
他にも幾つか印象深い事や
言われた言葉を覚えている。

弟に関連する事や、失踪騒ぎ、
転落事故や、鬼のよう形相で、
怒られた事も、やってはいけ
ないと叱られた事‥‥。

特に、お爺さんに
言われたこの言葉

「歩くだけでもよ、人の
迷惑にならないよう気を
使うんだ、大人は…」

「人生を歩むとき、集団
社会で生きる大人は最低限
のマナーとして人の迷惑に
ならないように、生きる」

(気遣いを忘れたとたん人は
誰かに迷惑をかけてるかも)

と思うほど基本中の基本
を学んだ言葉だった…。

友達S.Hが、言うように
一見すると「酷い」言葉

「お前は生きているだけで、
人に迷惑をかけているんだぞ」

だけど、あえてその言葉を
なぜ使ったのか、言ったのか

言葉に込めた気持ちは、

その本質な何だったのか、

言葉のうわべやイメージに
惑わされない為には受け止
める側の心の柔軟性が大事。

それは、幾つもの可能性を
想像できるいろいろな体験
や知識 (記憶) とひらめき。

日常の出来事に、頭(脳)を、
使うクセをつける。

逆に狭い見解での思い込み、
理由が分からないのに判断、
決めつけたものの考えはX。

人によって性格や、得意、
不得意が違うので、それ
意外の方法もあるかと‥‥。

自分の場合は常に「自分は
もしかしたら間違えている
かも知れない‥‥」

と若い頃は、思うことで
確認や事前に調べるクセ
をつけました。

間違えていた場合は、
「すいません間違いでした」
「ごめんなさい誤解でした」
と素直に謝るのも大事。

ただ軽々しく謝る癖をつけて
しまうと誠意がないと思われ

「謝ればいいと思っているのか」
と火に油を注ぐことになる場合
があるので注意です。wwww

(謝る相手を見極めてくださいw)