さて、酒盃を見せてもらって、徳利、茶碗と出て来て、写真の刷毛目が出て来ました。いつもなら、「良いモノ無い」って言われるんですが、この日は何故か、沢山見せてくれます。

刷毛目は、刷毛の一筆の勢いが大事で、その筆捌きが小さな皿の中で躍動感を芽生えさせます。ソウルの骨董街で同種の刷毛目小皿を見たことがありますが、かなりのお値段を言われた記憶があります。韓国って言う国も、自国の歴史を愛さない人種で、過去に自国の宝物を一斉にお金に換えたことがありました。だから、ソウルの骨董屋では、品物が無いのでかなり吹っかけて来ます。

Ｋさんも最近、仕入先の競争が激しく、いつも中国人に負けると言っています。また、北朝鮮から入ってくる品物は、過去にも益して、贋物が沢山出回っているとのことで注意されました。

今日、韓国の議員が国会に東京国立博物館の「小倉コレクション」の議案を国会に提出したそうです。まあ、バカバカしいと思うモノの、民間のコレクターも明日は我が身です。　マジ、気を付けましょう。

サイズ、　直径13.3cm　　高さ2.8僉　々眤羞5.5cm

李朝 粉引刷毛目小皿

李朝　粉引刷毛目小皿