2016年7月2日(土)
シアターブラッツ(東京・新宿一丁目)
14時からと19時からの2回、舞台「色即是空サイキック」を観覧しました。
ダブルキャストの役者さんがいるので、14時からは「空チーム」・19時からは「色チーム」でした。
物語の内容は複雑です。
回り舞台があって、テレビ局の場面・警察の場面・病院(精神科)の場面などが展開していきます。
時間を少しだけ戻せる刑事、心の中を見ることができるテレビ局のプロデューサーなども、物語では重要なポイントです。
竹下明希さんを中心に書きます。
竹下明希さんは成瀬茜を演じました。
舞台が始まると、成瀬茜が自殺しようとしている場面から始まります。
刑事によって自殺は防ぐことができます。
成瀬茜はテレビ局に勤めています。
話が展開していく中で、殺人事件が次々に起こります。
殺人事件の現場には、必ず「サリー」の文字が残されます。
そして、17年前の殺人事件が浮かびあがってくるのです。
17年前の殺人事件とは、成瀬茜の両親が殺害された事件です。
成瀬茜の妹・成瀬空は、この事件をきっかけに心の中が失われてしまいます。
防犯カメラの映像を分析すると、一人の人物が浮かび上がってきます。
それが成瀬茜でした。
成瀬茜は「解離性同一性障害=多重人格」で、「サリー」という人物になった瞬間に殺人事件が起こっていたのです。
成瀬茜は17年前に両親を殺害、その後も殺人を続けていたのでした。
話が複雑に絡んでいるので、物語の内容はこれくらいにします。
この物語ですが、実は成瀬空を主演にした映画の撮影だったのです。
クランクアップした場面が最後にあります。
ダブルキャストの俳優さんがいて、同じ脚本なのに演じ方が「空チーム」と「色チーム」では大きく違いました。
これも面白いと思いました。
終演後には、竹下明希さんとお話することができました。
写真も一緒に撮影しました。
ご結婚されたこともあるのでしょうか、昨年よりも落ち着いた感じでした。
また竹下明希さんの出演する舞台があれば、観覧に行きたいと思います。
//なぜかEL屋