たまにふと考えてしまう
もしも君が死んでしまったらって
なにを言ってんの？と君は笑ってくれるんだろうけど
アイコンタクトだけでさ ねえ
言わんとしてることがわかるんだぜ
いつの間に僕らはテレパシーを使えるようになったんだろう
そのうち何も言わなくても伝わるようになっちゃうのかな？
なんて事ない日常の１ページでさえも
君の好きな物も嫌いな人も
すぐに言えるような僕になれたのに
僕の好きな人の名前はなぜか言えなくなってしまっていた
映画の途中で寝ちゃう君も
地図が読めなくて凹む君も
絶対に絶対に死んでほしくないくらい大好きな人なのに
あの日からどれくらいの
時を君と過ごしてきたんだろう
生まれるずっと前からそう君を知っているような気がしてるよ
そのうち僕ら年とって耳も遠くなっていくのだろう
でもいいのかなその分、反比例した君がいれば
君の好きな物も嫌いな人も
すぐに言えるような僕になれたのに
君が近くなれば近くなるほど言えなくなってしまっていた
洗い物しながら歌う君も
恥じらいの無い風呂上がりも
絶対に絶対になくなってほしくないくらい大好きな日々なのに
ありのままの僕でいれる日々を過ごせているのは
その小さな体に溢れてた幸せに出会えたからなんだ
君の好きな物も嫌いな人も
すぐに言えるような僕になれたのに
僕の好きな人の名前はなぜか言えなくなってしまっていたんだけど
僕は君の事が好きだよ
こんな歌でしか言えないけど
あたりまえの毎日がこんなにも愛おしいと思えたから
ただ生きてほしいどこにいても
だけどここにいてよこの先も
絶対に絶対に死んでほしくないくらい大好きな君だから