はじめに
お久しぶりです。
寒暖差が激しかった3月も終わり、気付けば夏の暑さすら感じる温かい季節が訪れていました。
と同時に年度が切り替わり、今年から新社会人として旅立っていく方、会社での役割が増えて気持ち新たに頑張ろうと思っている方、仕事だけでなく学生さんも同じでしょう。新しい人間関係が生まれる時期にもなりました。
家族や古くからの友人でも、人というのは結局態度や行動だけではコミュニケーションが取れません。
喧嘩をしてしまった時や、仕事でミスをしてしまった時にどうしてそうなったのか、相手に上手く伝えることが出来れば継続的な関係が生まれると思うのです。
「だってムカついたんだもん」「悲しくて泣いちゃった」「だれだってミスはする」「うっかり抜け落ちてて」「教え方が悪いんじゃん」「そんなの聞いてない」等、自身の脳内で自分を納得させる、公定することは意外と簡単です。
でもこれで他人に伝わるでしょうか。今回のその件はそれで解決するでしょうか。
どちらか一方が言いたい事を言ってその場を済ませ、両者とも同僚や友達、X等に愚痴を漏らして消化する。そういうもんだ。繰り返してそれに慣れるしかない。これで良いのでしょうか。
自分の感情、行動を上手く言語化してその場で伝えることができれば、相手からもそれを言うなら俺にもこういう気持ちがあった。等の想いを引き出して話し合いに持っていくことが出来るでしょう。
じゃあこういう教え方に変えようか、分からないまま作業しちゃった原因を次は考えようか。等、まともな上司なら方向性を変えてくれるでしょう。
後日、数時間後にその話は終わったと思ってる相手に、実はあの時はこういう気持ちで・・・と言っても面倒だなとか、体の良い嘘思いついたな、はいはい分ったよと思われても仕方がありません。
なので今回は自身の気持ちや行動を言語化する習慣を身に付け、会話の中で行動や気持ちに意味を付けることが出来るようになる事でコミュニケーションを深める方法、考え方についてお話していこうと思います。
本文
言語化する。というのが苦手な方も多いでしょう。
それは自身の認識と他者の認識にはズレが生まれるものだからです。
円柱の図形を頭に浮かべてみて下さい。筒形の柱の様な形です。トイレットペーパーの芯とかが分かりやすいでしょうか。
全体像が見えている人からすればそれは紛れもなく円柱です。
しかし、立てた円柱を真上から見た人は「これは丸だ」というでしょう。
逆に真横から見た人は「これは四角だ」というはずです。
仮に「〇」を見てこれは円柱かもしれない・・・なんて考えもしませんよね。
どう見ても〇は丸なのに、四角といってる奴は頭がおかしい!そう思わない?と愚痴を漏らしているのです。
話を聞いた人は〇の話しか聞いていないのですから、そいつは頭がおかしい、貴方は間違ってないよ!酷い話だね!となるのです。
そして両者の意見を聞いた最終結論として、どっちもどっち!となりがちなのはそれは円柱だから。ではないでしょうか。
上記で長々と書いたのは、一度相手の立場になってみる事の大切さと比喩表現をすると伝わりやすい事を伝える為でした。
自分の気持ちだけ、自分の立場からだけの言葉は相手に刺さりませんし、そのスタンスのまま比喩表現をしてしまうと物の好き嫌いや専門的な知識がないと分からない事を比喩表現で使ってしまい「こいつ何言ってんだ」と思われるだけだからです。
上記の点を踏まえて大切な点を挙げると
・自身の気持ちの言語化だが、相手の立場からも分かるように心がける。
・共通認識であるものを使って比喩表現で伝える。
この2点となります。
そう言われると余計に難しく感じるかもしれませんが、とても簡単にすることが出来ます。
それは「ちんちん」を使う事です。
えっちんちんにも色々なちんちんがあるじゃないか。そう思われた方もいるでしょう。
しかし、大きくても小さくても、皮を被っていても、左右どっちに曲がっていようと、ちんちんであることに変わりはないですし、正面で見ても横から見ても下から見てもちんちんです。困っちゃいますね。全方向ちんちんです。
どの立場からでもちんちんで、ちんちんは共通認識であることからこれ1つで上記2点を満たせてしまうわけです。
使うワードが決まったので後はやり方にそって行きましょう。
問題点を仮にXと置き、簡単な式を作ります。
問:私は何故気持ちを言語化するのが苦手なのだろうか
とするならば、問題点は「何故気持ちを言語化するのが苦手」となります。
ここをXとし、式を置き換えると
問:私はXなのだろうか。
となります。
では万能ワードであるちんちんをXに代入してみましょう。
問:私はちんちんなのだろうか。
となります。
は?お前ちんちんなの?草。