何とも時間とはゆっくり流れるのだろうか。


勤務先がクローズして5連休のなか休み。時間に追われながら必死に働いてきたことが、まるで夢のように思う。目覚めると必ず現れる朝日、肌に突き刺さるような冷たい風、裏切らずに変貌する木々、毎日違う表情の水面、気まぐれに顔を出す月と星。こんなことを感じるのがとても新鮮な日々。


クローズの日には多くの顧客様にご来店いただき、ありがたい労いの言葉を頂戴し、今までやってきたことが決して間違いではなかったと確信に変わった一日だった。それはあの場所で築かれた縁であり信頼関係であり、全てがこの日に結果となって現れたと感じる。


そんな穏やかな気持ちの中での定期検診は、主治医と出逢えたことをより有り難く感じれた。この人がいなければ、今私はここに存在していなかったのだから。