初めての...1人目妊活♥オーストラリアdiary -2ページ目

初めての...1人目妊活♥オーストラリアdiary -2ページ目

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

08Apr
- 【ミレーナ装着その後】痛み
  子宮体がんのホルモン治療でミレーナ装着をしてから、今日で５９日目（８週＋３日）になりました。長いようであっという間...ホルモン治療開始後１回目の掻把手術ももう直ぐです。いきなり決まったミレーナ装着、事前知識も一切なく副作用がどのように自分に影響してくるかも分からないままのスタートでした。あれからかれこれ２ヵ月...ミレーナの副作用、とりわけ“下腹部痛”が私にはとっても苦痛でそんなミレーナ装着～今日までの“痛み”の変化をまとめてみましたミレーナ装着１週目装着当日は超激痛(涙と冷や汗と...本当に辛かった) 翌日も痛みあり、痛み止め服用（まだ耐えられる痛み）その後２日間、体調は安定週末にかけて痛み復活（金～日まで毎日痛い。１日中痛み止め必須！)ミレーナ装着２週目驚くくらい体調は安定週末に１日のみ下腹部痛発生も痛み止め無しで我慢できるほどミレーナ装着３週目引き続き体調は安定この週も週末に１日のみ下腹部痛発生も痛み止め無しで我慢できるほど痛みが落ち着いてきたので「子宮内がミレーナのある環境に慣れて落ち着いたのかな？」と安堵するミレーナ装着４週目激痛復活この週は毎日朝から夜まで１日中、下腹部激痛痛み止め必須ベット、床に倒れ込むほどの痛さ痛みが強く、いつ発生するか分からないため外出不可能ある夜は強烈な激痛からパニック発作を起こす（夫がいたため対処してくれたものの１人だったら...と思うと本当に怖いです）毎日痛みに苦しむ壮絶な１週間ミレーナ装着５週目前週の経験から痛みに怯えるも、体調は良好１週間を通して目立つ痛みは感じずミレーナ装着６週目比較的体調も良く、穏やかな毎日週を通して１日のみ下腹部痛を感じる（痛み止め服用）ミレーナ装着７週目週を通して２日、下腹部痛発生（痛み止めなし１日、痛み止め服用１日）他の日は体調良好ミレーナ装着８週目週を通して３日、下腹部痛発生（内２日は痛み止めなし、1日は痛み止め服用）この週から、痛みが生理前や生理中に感じる生理関連のいつもの痛みに変わってきたミレーナ装着９週目（現在）今のところ下腹部痛で痛み止めを服用したのは１日のみ生理が来たので痛みも通常の生理痛だと思ってます時間はかかりましたが、徐々に痛みも落ち着いてきて子宮内がミレーナのある環境に馴染んできたのかな、と思いますこの２ヵ月間で感じたことは、ミレーナ装着当初と今現在感じる下腹部痛の痛みや痛み方が違うこと。最初の方の痛みは、いかにも“子宮内に異物がある”“ミレーナが子宮内環境に慣れなくて居心地悪そう”みたいな今までの生理痛とは全く違う違和感・不快感・なんとも言えない痛みでした。そして、今は痛みや痛み方が馴染みのある生理痛の痛みに戻ってきました。普段の私は、生理開始前に若干の鈍い下腹部痛を感じ生理が近いことを察します。そして生理が始まると２日目に強めの生理痛が起きるので、痛み止めを飲みます。それ以外の日で痛みはありません。なので、今回ミレーナ装着後～日常的に下腹部痛に悩み苦しむことになったのは本当に辛かったです。落ち着くまでの辛抱なんでしょうが...かなり苦痛でした。これも個人差があると思うので、あくまで参考までに
26Feb
- 妊娠＆出産未経験、ミレーナ超激痛
  病院での初診時。ホルモン治療はミレーナを使うことに決まり、診察後そのままミレーナの装着を行うことになりました。錠剤でのホルモン治療を行うとばかり思っていた私はミレーナについては全く知りませんでした。かろうじて知っていたことと言えば、“ミレーナは避妊器具として使われる”と言うかなりアバウトな情報のみ。まさかT字型のプラスチックのような素材を子宮の中に埋め込むとは想像もしておらず...子宮の中に人工の異物が挿入されることに恐怖を感じました。おまけに、昨年行った卵管造影検査では検査後に壮絶な下腹部痛、全身に寒気、手足の筋肉硬直など身体が酷く反応し２時間近くクリニックのリカバリー室で苦しみました。先月行ったポリープ切除手術でも、全身麻酔を行ったものの意識回復後の下腹部痛が激痛で強めの痛み止めをもらいながら１時間以上ベットの上でもがきました。毎回と言うほど、子宮口を開いて子宮内に何か処置をする度に私は激痛に苦しめられてきました。そのせいで、そういう類の処置には恐怖感があり、夫も今までの経緯を知っているのでミレーナ装着にはかなり不安だったようで、何度もドクターに大丈夫か尋ねていました。ミレーナは初めてですが、これまでの経験上激痛に襲われるのは分かっていたので、少しでも負担を軽減する為にも出来れば麻酔ありで行いたいと思っていました。ドクターからは麻酔ありでの処置もできると言われましたが、その場合は１～２週間後になると言われ、治療開始が数週間も後回しになるくらいなら痛み覚悟でも数分の我慢で終わるのなら今やってしまおう！と思い、その場でミレーナ装着を決意しました。どんな流れでミレーナ装着が行われるのか全く分かりませんでしたが、数分ほどで終わるとのことでした。不安や緊張があると体が硬くなってしまうので何も考えず、ひたすら呼吸に集中して吸って吐いてを繰り返すように、と言われました。これまでのトラウマがあるので不安と恐怖は消えませんでしたが、まるべく“無”になり施術中は呼吸のみに集中しました。それでも、器具で子宮口が広げられたり、消毒されたり、子宮内に何かしらの器具が入ってカチカチされたり...音や感覚でハッキリ分かるのがとても不快でした。ミレーナ装着後、直ぐには目立った痛みはありませんでした。処置したばかりなので出血があり、ナースがナプキンを用意してくれました。ただ、この後に痛みが激しくなる直感があったので、その場で直ぐに痛み止めを２錠(日本から持参していたノーシンピュア)飲みました。終わり際にドクターからは、ミレーナの影響で不正出血、下腹部痛がみられることがあるシャワーや運動は普段通りで大丈夫お風呂に浸かったりプール等は４日後からOK 基本は普段通りの生活で問題なしと言われました。ミレーナ装着から１時間後、自宅に戻りゆっくりしていた時に突然やってきました。激痛！！！生理の時でも感じたことの無いような激しい痛みが、下腹部（子宮周辺）に子宮が握りつぶされていると言うか、激しく収縮していると言うか、何とも言えないグーッと押しつぶされる？ような感覚がずーっと続きながらの激痛もちろん立っていられず、座ることもできず、真っ青になりながら近くのソファーまで這っていきお腹を抱え込みながら横になりました異物の混入に子宮が反応しているのか分かりませんが、とにかく、とてつもなく激痛で泣きながら夫に水と痛み止め（今度はパナドール）を持ってきて欲しいと頼みました。パナドール早く効いてくれ！そう頭の中で叫びながら激痛にもだえ苦しみました。ミレーナ装着ってこんなに痛いものなの...？痛い...痛い...痛いよ.....ようやく体を起こせるまでに回復したのは２時間以上経ってからでした。それでも、生理痛のような痛みはまだまだ残っていました。子宮は痛いし、腰は重たいし、歩くのもようやくでした。出産を経験していればここまで激痛に苦しむことは無いのでしょうか...？私にとっては、ミレーナ挿入中よりかも装着後が壮絶な苦しみ（痛み）でした...。
25Feb
- 病院の初診→ホルモン治療スタート
  ちょうど2週間前の出来事です。“子宮体がん”宣告を受けてから4週間後、ようやく病院でドクターと会うことが出来ました。夫と一緒に、そして病状が病状なだけに病院側が通訳さんを用意してくれました。電話ごし通訳かと思いきや、日本人の通訳さんが直接診察に立ち会ってくれました。診察を待つ間、久しぶりに会う日本人の方と日本語でおしゃべりできて不安と緊張で張りつめていた気持ちが少し楽になりました。名前を呼ばれ、診察室へと向かいます。ドクターは30代後半～40代前半くらいの細身で背の高い男性でした。物事をハキハキと白か黒かのように話し、ファクトやエビデンスを重視するタイプの人で、私のメンタルや気持ち面には一切触れず(気にかける素振りもなく)、不安や恐怖、悲しみ...いろんな感情で押しつぶされそうで、それでも病院でドクターに会えれば助けてもらえる、そう思い続けてこの日まで耐えてきましたが、このドクターから患者を心配するような態度が全く見れなかったことは非常に残念でした。もちろん、がん治療専門のドクターなのでセラピストのような診察を望んでいた訳ではありませんが、せめて同情する態度を少しでも見せてもらいたかったです。ドクターからは、子宮体がんの基本治療は子宮全摘出手術でもまだ若いので直ぐに子宮全摘出はしたくない子どもを望んでいるのでホルモン治療を行いましょうと言われました。オーストラリアも日本と同じように基本は子宮全摘出なのだと知りました。日本では治療方針を決める際、MRI検査を行うことが多いようですが、私の場合CTスキャンで異常がなかったのでMRIをする必要はないと言われました。MRI検査に時間を割くくらいならとっととホルモン治療に取りかかった方が良い、と言うのがドクターの考えでした。ステージについての話は一切ありませんでした。CTスキャン、腫瘍マーカー共に異常なし、そしてホルモン治療が行えると言う事実を踏まえて自分なりに“がんは初期なんだろう”と結論づけました。私の行うホルモン治療は“ミレーナ (Mirena)”を使った治療です。ミレーナとは、子宮内に直接挿入し、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システム(IUS: intrauterine deliverly system)です。T字型をしたリングの本体部分に合成黄体ホルモン(レボノルゲストレル/levonorgestrel)が埋め込まれていて、その黄体ホルモンが24時間直接子宮内に作用する仕組みになっています。引用：ミレーナもう一つの避妊法引用：ミレーナとは日本では一般的に、避妊や月経量の改善などを目的とした治療として行われるそうです。私が調べた限り、日本で子宮体がん宣告を受けた患者の子宮温存治療（ホルモン治療）としてのミレーナ使用は見当たりませんでした。オーストラリアと日本の医療や考えの違いなのか...私のホルモン治療が本当にミレーナで良いのか正直不安です。私のミレーナ治療は、錠剤でのホルモン治療(200～800㎎/1日)と比べると黄体ホルモン量が20㎎/1日とかなり低用量です。ただメリットとしては、子宮内に直接作用するので身体に副作用が出にくいこと、排卵や生理が止まらないので治療後は直ぐに妊活・不妊治療に移ることが出来るそうです。既に子宮体がんを発症した患者へのホルモン治療としてミレーナが適しているのかは分かりませんが、“がんが初期”＋“子どもを望んでいる”だからドクターは治療後直ぐに妊娠へ動けるようミレーナ治療にしてくれたのでは？と前向きに考える(思い込む)ことにしました。ドクターからは、子宮体がんを防ぐには妊娠することが一番、と言うことと治療後は出来るだけ早く妊娠してほしい、と言われホルモン治療と並行して不妊治療スペシャリストにも会うようにと紹介状を書いてくれました。今後の治療ですが、①　ホルモン治療（ミレーナ）を3ヵ月②　3ヵ月後、子宮内膜全面掻把手術③　病理検査の結果→ がん消失、ホルモン治療終了＆妊活・不妊治療スタート→ がん細胞はあるが治療の効果がみられる、ホルモン治療継続→ がん細胞に変化なしor増加している、子宮全摘出との流れになるそうです。この辺りは日本での治療の流れと同じような気がします。ただでさえAYA世代の子宮体がん患者数は少ないのに、まさかオーストラリアで発症・治療を行うことになるとは...もし、いつかオーストラリアで私と同じような境遇、情報を探している方がいる時には少しでも私の記録が参考になれば嬉しいです。
09Feb
- 病院が決まりました！
  “子宮体がん”と告知を受けてから3週間、ようやく検査・治療が行える病院が決まりました！この3週間ずっと病院からの連絡を待ち続け、たった3週間かもしれないけど私にとってはとてつもなく長い長い3週間でした通院が決まった病院は、GPから紹介状を送っていた病院です。でも、実はポリープ切除手術後に“ガン”と分かった段階でメルボルンの病院の担当医も同じ病院に直接紹介状を送っていてくれていました。この担当医の先生は、私がブリスベンに引っ越したにも関わらずブリスベンの病院での初診が決まるまで、気にかけて定期的に電話をくれたり、親身に対応してくれて本当に感謝でいっぱいです。どこかのGPとは大違いです。私はメディケアのみでプライベート保険は持っていないので、パブリック病院を利用します。まさかこんな形でこんなにもメディケアにお世話になるとは思ってもおらず...ありがたい限りです。病院での初診は明日。夫と2人で行ってきます。私は“ガン”と連絡をもらった時、ドクターとしっかり面談をしていません。（電話連絡だったため）この3週間、溢れ出た不安や質問が沢山あります。一つづつ書き出し、A4用紙数枚にまとめました。そして、ようやく明日ドクターに質問の答えを聞くことが出来ます。ここからが始まりですが、ようやく前に進み出すことができます。望まない事実（現状）と向き合わなければならない事もあるかもしれません。でも、気持ちを強く持ち前に進んでいけたらと思います。
08Feb
- 腫瘍マーカーCA125＊検査結果
  CTスキャンの検査結果を受け取ってから2日後、血液検査（CA125）の結果をもらいに再びGPを訪れました。どの検査結果も受け取る時は常に心臓バクバク状態です。CA125の正常基準値は、一般的には“35.0 U/mL以下”とされているそうですが、異常がなくても妊娠初期や月経時、閉経前には高い値を示す傾向があるそうです。こちらのサイトでは、上記の時期を避けて採血した場合、通常の期間のCA125の基準値は25U/ml以下、閉経前は40U/ml以下、と説明されていました。異常があった場合の値ですが、私はこちらの表↓を参考にしました。引用：腫瘍マーカーCA125が癌以外で高値となるのはどんなとき？この表によると、子宮体がんの場合、CA125値は35～100 U/mL。私は自分の結果が35～100の間なのだろう、と覚悟していました。パソコン上で私の検査結果を確認したドクターが放った一言は、“CA125値かなり低いね”かなり低い？がんを示す高値だけども、35 U/mLに限りなく近いってことかな？と、この時は解釈しました。そしてドクターがプリントアウトしてくれた検査結果を見ると...“CA125 15 U/mL ( < 30 )”えっ？！めちゃめちゃ低い？！これでようやくドクターが“かなり低いね”と驚いていた意味が分かりました。がんって言われたのに、正常基準値を下回ることってあるの？？？混乱しながらもドクターに聞いてみると、“見つかったがんが凄い初期って可能性もあるし、ポリープ切除時に一緒に切除された可能性もあるし...”とかなんとか。でも、ここのGPは例の一件から全く信頼していないので、あまり真剣には受け取りませんでした。まだハッキリした状況が分からない中、変に大きな期待も持ちたくなかったので。GPを出てから、夫に電話をし検査結果を伝えました。値が正常値以内だったことには安心してくれましたが、“15 U/mL (< 30)”が低すぎるってことはないの？と値が低いことを逆に心配していました。確かに...そこは私も盲点で夫に言われるまで全く気づきませんでした。どうなんでしょうか？値が高くても低くても不安って...おまけに、“がんがあっても腫瘍マーカーの値が上昇を示さないこともありますし、逆にがんがなくても上昇を示すこともあります”と国立がん研究センターのサイトで目にしているので、結果が正常基準値以内だったにも関わらず不安が消えることはなく...嫌ですね、この感じ。素直に喜べないのが苦しいです。
- CTスキャン＊検査結果
  CTスキャン検査を行った翌日、GPに結果を聞きに行きました。結果を受け取るのは正直怖かったです。でも、ガン宣告を受けた以上、これ以上自分でどうこうできる問題でもないので...CTスキャン上に写った事実を素直に受け止めるしかない、と覚悟を決めました。ドクターが検査結果レポートに目を通します。その様子を、静かに、でも心臓ドキドキで眺めていました。結果は“CTスキャン上では異常は見つかりませんでした”異常なし...？心臓のドキドキが一気に和らぎました。“がん無し”と言われた訳ではありませんが、“異常なし”という結果は素直に嬉しかったです。ただ、結果レポートには“超音波検査もしくはMRI検査”も行った方が良い、と記載されていました。MRI検査...今、私が一番恐れている検査です。今回のCTスキャンでは、がんの転移の有無（リンパ節転移の有無、肺や肝臓などへの遠隔転移の有無）、周辺臓器への広がりがどの程度あるかが分かります。一方、MRI検査では、がんが子宮の筋肉にどの程度まで入り込んでいるか、卵巣に病変があるかどうかを調べることができます。引用：子宮体がん(子宮内膜がん)｜国立がん研究センター私が調べた限り（日本国内での情報ですが）、妊活・不妊治療継続への望みをつなぐ子宮温存治療を行える条件は極めて限られており、特にがんの悪性度が低いこと、がんの筋肉層への広がりが浅いことが重要になるそうです。現時点で、私は“子宮体がん（類内膜腺癌）G1”＝悪性度が一番低い、と言われています。ただ、がんが子宮内にどの程度広がっているのかは（ステージ）、まだ分かっていません。なのでMRI検査を受け、自分の子宮内の状況（事実）がハッキリと伝えれらるのが...今からとても怖いです。でも、早く検査をして病気・病状の全てを知りたい、と思う気持ちもあってなんだか複雑です。血液検査（CA125）の結果はまだ届いていなかったので、後日改めてGPを訪れることにしました。
06Feb
- CTスキャンと腫瘍マーカーCA125検査
  前回からの続きです。慌ててドクターがCTスキャンと血液検査のreferralを“Urgent”と記して準備し、「今すぐ行ってきて！」と言われました。このGPとドクターたちには怒りしかありませんでしたが、“まずは検査が最優先！”と気持ちを入れ替え、急いでGPを出るなり、CTスキャン（家から一番近い）の施設に早速電話をしました。残念ながら、“Urgent”でも2日後しか空きがない、と言われ親切にもう一つ近場の施設を紹介してくれました。紹介された所へ電話をすると、「今日の14:45に空きがあるわよ」と言われ、直ぐさま“YES”と返答。ただ...私はこのCTスキャンが4時間前から食べてはいけない事を知りませんでした...。この時すでに11:30am。電話では「今からは何も食べないでね」と言われました。この日は朝早くに朝食を食べたっきり...いきなり食べ物禁止を告げられるとは...。でもお水は普通に飲んで大丈夫との事だったので、それは救いでした。CTスキャンのため私が訪れたのは、Queensland Diagnostic Imaging。このような検査機関に行くのは日本でもオーストラリアでも初めてです。受け付けを済ませると、説明書を渡されて読んだ後にサインをするよう言われました。いきなり決まったCTスキャンなので、CTスキャンが何なのか、どのように検査が行われるのか全く知らなかったのですが、その説明書には造影剤の使用について記載されていました。副作用や注入時に身体が感じる違和感、などが書かれていました。A4用紙にがっつりギッシリ聞きなれない英語がズラ～っと並んでいて、さすがに携帯で一つ一つ単語の確認をするのが面倒だったので、受け付で日本語版があるか尋ねてみました。親切な受け付けのおばちゃんが丁寧に調べてくれましたが、韓国語・4種類の中国語・ベトナム語・タイ語・インド語...“あら～日本語だけないわ～”と。残念。時間は多少かかりましたが、携帯を使ってなんとか内容を理解する事ができました。担当の放射線技師さんに呼ばれた後、changing roomでパンツ以外全て脱いで用意されていた紺色の紙素材のガウンに着替え、検査室へと向かいました。※写真はイメージです検査室は冷房が効いていてとても寒かったです。技師さん曰く、大きい機械が熱を発するので室内は常に温度が低い状態らしいです。ベット？の上に仰向けで寝転がり、片方の腕に造影剤を注入するため針を刺されました。両腕を上げバンザイのポーズをとり、まずは造影剤を入れずに全体のスキャンを1回、その後、造影剤を注入し胸部・腹部・骨盤のCTスキャンを撮りました。造影剤注入時ですが、注入直後からアルコールを飲んだ時のような体が内側からジワ～っと火照るような感覚があり、それが胸辺りから足先まで一気に移動していくのが分かりました。お尻、膀胱あたりも温かくなりました。説明書には尿意に似た感覚が現れることもある、とありましたが私は感じなかったです。あったのは体の温かさだけでした。撮影自体はあっという間で、終わってからは造影剤の副作用チェックのため10分近くベットの上で待機でした。寒すぎたのでブランケットをもらいましたが、それでも寒かったです。副作用も問題なく、検査後は着替えをして終わり。メディケアでカバーされるので費用は無料、検査レポートは翌日の朝GPに届くと言われました。この日、GPの失態で頭に来ていたのもあり、今後の対応も色々と心配だったので、技師さんにお願いして念のためCTスキャンデータをディスクにも保存してもらい自分でも保管できるようにしてもらいました。でも、検査レポートは受け取れないので再度GPに行く必要があります。血液検査は、近所のショッピングセンター内にある小さなpathology officeに行きました。今回の検査対象は、CA125。子宮体がんの特徴的に産生される物質量を血液検査で測定する腫瘍マーカー検査です。引用：CA125(女性のみ)｜セントラルクリニックグループただ、国立がん研究センターによると、“この検査だけでがんの有無を確定できるものではなく、がんがあっても腫瘍マーカーの値が上昇を示さないこともありますし、逆にがんがなくても上昇を示すこともあります。”“現在のところ、子宮体がんでは診断や治療効果の判定に使用できるような、特定の腫瘍マーカーはありません。”と言う記載がされていました。あくまで治療方針を決めるための参考資料の一つと言うことでしょうか。でも、血液は騙しようがないですし、やっぱり結果を知るのは少し怖いな、と感じました。この血液検査も、メディケアでカバーされるので無料です。まさか、こんなにも急にCTスキャンと腫瘍マーカー検査をするとは思ってもいませんでしたが、一先ずは必要とされている検査が終わり一安心できました。
05Feb
- 病院からの緊急連絡を2週間放置し続けたGP
  先週まで、病院での初診、検査など今後について全く進展が無く、色々と疲れてしまったのもありブログを少しの間離れていました。この間にコメントやメッセージを下さいました皆さま、本当にありがとうございました！そして、直ぐに返信できず申し訳ありませんでした。-------------------------------GPから紹介状を病院に送ってもらってから既に2週間...病院から初診に関する連絡が一向に来ませんでした。GPのドクターからは初診予約について“病院側からあなた宛てに直接レターが届くから”と言われていました。紹介状を送った数日後、“referralを受け取った”というレターが病院から届きましたが、それ以降は音沙汰なし。いつまで待てばイイの？不審に思ったので、一昨日の月曜日、GPへ行き尋ねました。「病院での初診について一向に連絡が何もないんですが、GPには何か連絡は来ていますか？」ドクターがパソコンで私のファイルを確認すると...“Dates: 21/01/2020 ☑UrgentTo Dr. 〇〇,〇〇Hospital has received a referral for 〇〇. Please note as part of her referral we require a CT Chest Abdo Pelvis and a CA125 to be performed. Please facilitate these investigations and fax the results within the next week so that her referral can be discussed at our meeting on 3rd February.”なんと、2週間も前に病院からGPに紹介状の追加資料としてCTスキャンと血液検査(CA125)を患者に受けさせてほしいとリクエストが来ていました。ドクターは平然と「こんな内容のレター来た？」と一言。いやいや...こんなリクエストが来ていたなんて...私全く知らない。そもそも、GPのドクターが用意するreferralの、それに追加する資料のリクエストだから普通私に直接レターは届かないんじゃないの？こんなレター来てたらとっくにGPに来てるでしょ？患者が来なかったら確認のためにもGPから連絡するとかしないの？1週間前に「病院からの連絡まだですか」と確認した時も「レターが届くまで待ちなさい」と一言言われるのみ。いやいや、その時には病院からGP宛に連絡来てるじゃん！この瞬間、パニックになりました。病院は紹介状を受け取って直ぐに、2週間も前に、GPへCTスキャンと血液検査を私のために準備するよう連絡を、しかも“Urgent（緊急）”で連絡してるにも関わらずGPはこの2週間、私が尋ねに行ったこの日まで、一切なにも連絡をしてこなかった。こんな事ってありえますか？！私、“ガン”って言われてるんですよ？！この2週間どんな思いで検査に関する連絡を待ち続けていたか...不安と恐怖と色んな感情で心も体も苦しかったのに、GPが病院からの連絡を2週間も無視し続けていたなんて怒りしかありませんでした。おまけに、病院からのメッセージには“2月3日のミーティングでCTスキャンと血液検査の結果も含め私の治療に関して話し合う”と書いてありました。2月3日...今日じゃん？！間に合わないじゃん？！え？このミーティングに合わせて検査結果を送れないってことは、私の病院での初診は後回しにされるってこと？もう絶望感でいっぱいでした...。
24Jan
- ガン宣告後、初めて聞いた母親の声
  私はオーストラリア、両親は日本に住んでいます。声を聞くと寂しくなってしまうので、私は普段から両親との連絡はメールやLINEを利用しています。前々から、妊活をしていること、ポリープが見つかったこと、ポリープ除去手術をすること、全て話していました。なので突然のガン宣告を受けた時も、LINEを通してメッセージを送りました。ショック、悲しみ、悔しさ...色んな感情が入り混じり、そのタイミングで両親の声を聞いてしまうとよけいに寂しさが爆発しそうで、連絡はメッセージのみでやり取りをしていました。昨日の夜、突然LINE電話が鳴りました。携帯を確認すると母親からでした。正直、電話に出ようか悩みました...だって、電話に出たら泣いてしまうのが分かっていたから。涙と声が震えて会話が出来なくなるのが分かっていたから躊躇しました。でも、なかなか電話が鳴りやまない。私が電話に出るのを躊躇しているのを知っていて、ズッと待っていてくれているんだな、と思いました。しばらく経って電話に出ましたが、やっぱり一言も声を発する事ができず。電話越しで母親が私の名前を何度も呼び、大丈夫、大丈夫と力強く応援してくれる声にやっぱり涙が溢れてきて、声が出せませんでした。私が泣いていたせいか、徐々に母親の声も震えているのが分かりました。辛いのは自分だけ、そう思っていましたが、この時、母親も同じように悲しんで、苦しんでいるんだと初めて知りました。父親も、私のことが心配であまり上手く睡眠が取れていない、と話していました。ショックと悲しさと...色んな思いが重なって、毎日泣いてばかりいた私ですが、自分が悲しんでばかりいることで遠くで心配してくれている両親にも悲しい辛い思いをさせている、そう思うとなんだか情けなく申し訳なく思えてきて、ガンと闘う自分自身が弱っていたら何も前に進まない、と心の中でモヤモヤしていた感情の一部がスッと途切れて、何かが吹っ切れた感覚になりました。母親からも力強い言葉で励まされて、この1週間ガンに心まで喰われていたな、と気づかされました。離れていても応援してくれる家族がいる。やっぱり、次に会うときには今まで通りの笑顔で会いたい。この母親からの電話をきっかけに、心に圧し掛かっていた悲しみの重りが外れた気がしました。当たり前のことかもしれないけど、しっかり睡眠を取って休息する、しっかり食べて体力をつける、運動して体力・筋力・メンタル力を整える、実は今できることもいっぱいあって、でもそれをやれるかどうかは気持ち次第なんですよね。今までの私は、ふさぎ込んで泣いてばかりで視野が凄く狭まって出来ることに目が向かなかった。母親の声を聞いて、悲しみの感情に踏ん切りがつきました。全然悲しくない、なんてそんな事は無くて、まだ涙が溢れる時もあります。でも、悲しい感情を受け入れつつも前に進みだす気持ちの整理がつきました。母親も私に電話をするのに勇気がいったと思います。でも、思い切って電話をくれたおかげで、声が聞けたおかげで元気がでました。やっぱり両親の支え、存在はスゴイなぁ頼もしいです
23Jan
- 「子宮体がん」宣告を受けて1週間...今の現状（病院と治療）
  ガン宣告を受けて1週間が経ちました。現状、未だにどの病院で診察・検査・治療を受けられるのか決まっていません。（いくつかの病院に紹介状を送ったので今は連絡待ち状態です）現時点で、私が知らされているのは「子宮体がん（類内膜腺癌G1）」であること 31歳での宣告は稀であること初期なのでホルモン治療→妊娠が望めること以上の3点のみです。ガンが体の中のどの範囲まで広がっているのか、どれほど深刻な状況なのか、全く分かりません。こうやって待つしか出来ない今この瞬間も、私の体内（子宮）にはガンがあり、そのガンが成長を続けていると考えると怖くて怖くてたまりません。それでも混乱しながらも、自分なりに情報集めに努めました。ガンには、がん進行度（病期）＝ステージがん細胞の悪性度（異型度）＝グレードがあるということ。知りませんでした。自分がガンになり、初めてガンについて知るなんて...悲しくなりました。そして、「子宮体がん」。悪性度が低くても、基本手術は「子宮全摘出」が施されるようです。そして、年齢が若く妊娠を望む女性でも「子宮温存治療」は各検査項目をクリアした一部の限られた患者にのみ適応されるそうです。執刀医からは（ガン宣告を受けた時）“まだ初期だからホルモン治療（子宮温存）で妊娠も目指せる”そう言われました。でもそもそも内膜ポリープが見つかった時、ドクター全員が「ポリープはほぼ良性！心配いらない！」と口をそろえて言っていました。私はそれを100％信じていました。そして突きつけられた「癌」という現実...。医師のどんな言葉も今は信じることが出来ません。なにを言われても疑いの気持ちが勝ってしまいます。だから“まだ初期だからホルモン治療（子宮温存）で妊娠も目指せる”なんて言葉にも...希望を持てません。ガンになってしまった事実は変わらないから。きっと、遅かれ早かれ「子宮全摘出」という今の私には一番酷で辛い選択肢を...そんな現実を受け入れなければならない日が来るんだろうなぁ...と心の奥底でそんな苦しみが渦巻いています。でも、やっぱり夫との子ども、赤ちゃんが欲しい！その想いは募る一方で、なんとかどうにか「子宮温存」できますように、私の子宮ちゃんどうかもう少しだけ踏ん張って、あと少しでも耐えてほしい...そう強く強く願う日々を過ごしています。
22Jan
- 「子宮体がん」宣告を受けて1週間...今の現状（心と身体）
  忘れもしないいや、きっと忘れる事なんて出来ないであろう衝撃的な“あの日”から、今日で1週間が経ちました。この１週間はメンタルがボロボロで、自分でも表現できない色んな感情が出ては消えを繰り返し、気分が落ち着いたと思い外出しても、フッとした時に涙が溢れてきて止まらなくなったり...これほどまでに自分で自分の感情がコントロール出来なくなるものか、と悲しくなりました。始めの5日間はショックからか極度の不眠になり、身体も心もとてつもなく疲れ切っているのに寝れない日々が続きました。自分でも疲労が限界なのは十分痛いほど感じていたのに、それでも寝ることが出来ない。寝れないので身体も心も休むことが出来ない。でも、終わりのない悲しみと恐怖とストレスで心身ともにさらに追い込まれて行きました...。6日目。ついに感情が爆発し、夫の前で泣き叫びました。そんな私に夫はずっと寄り添って私の苦しみ悲しみを理解しようと必死に支えてくれました。私自身、感情を思いっきり表に出すことで、自分の気持ちと向き合い、また気持ちを整理するきっかけになったと思います。この時の私の一番の苦しみは、「癌」に対する感情よりも、不眠のせいで身体も心も休むことが出来ない状況でした。それを察した夫は、私の体調が落ち着いたタイミングでマッサージへと連れて行ってくれました。普段マッサージには滅多に行きませんが、今回マッサージを受けてみて、その効果にとても驚きました。施術後、身体がすっきり軽くなっただけでなく心も和らいだ感覚がありました。帰宅後は自然と眠気がやってきて、気づけば2時間近く眠っていました。そして目覚めた時に感じた爽快感。気持ち良かったです。何よりしっかりと睡眠が取れたこと...本当に嬉しかったです“マッサージに行こう”そう言って外に連れ出してくれた夫には本当に感謝しています。この日を境に、毎晩しっかりと寝れるようになりました。身体がリセットされたと言うか、普段の自分に戻りかけている気がします。しっかり睡眠が取れているせいか、感情・メンタルの不安定さも少しづつ和らいできたように感じています。“マッサージセラピー”“ショッピングセラピー”“フードセラピー”何かと“セラピー”と名付けては、夫が外へ連れ出し励ましてくれます。海外暮らし、頼れるのは夫のみ。パートナーが夫で良かった、と感謝の気持ちでいっぱいです。
21Jan
- 病名は「子宮体がん（類内膜腺癌G1）」
  新しいGP（主治医）が見つかると、メルボルンの病院から手術レポートと病理検査の結果が送られてきました。私は電話越しで“ガン”とだけ伝えられていたので、ようやく手術に関する情報が手元に届き嬉しかったです。夫と2人でGPへ行き、手術レポートと病理検査結果を受け取りました。書いてある英単語...全く分かりません。英語ネイティブの夫でさえ...全く分からない内容でした。私も夫も、グーグル検索をしてレポート内容を理解しようと必死でした。DIAGNOSIS:Endometrioidadenocarcinoma, Grade 1診断：　類内膜腺癌　グレード１診断書には、そう記載されていました。“類内膜腺癌は子宮体がん（子宮内膜癌）の約75～80％を占める癌で、主に閉経後の女性に生じ、診断時の平均年齢は61歳。大部分の症例は50歳～60歳の女性において診断され、92％の症例は50歳以上の女性に生じる”ようです。引用:　子宮内膜癌（子宮体がん）31歳で「類内膜腺癌」と宣告された私は、ごくわずか数パーセントの内の一人となりました。そんな事がまさか自分に起こるなんて...今も受け入れることが出来ません。病理検査（顕微鏡検査）の結果レポートには、“Definitive FIGO grading should be performed on hysterectomy.”と明記されていました。“hysterectomy”　＝　“子宮摘出手術”言葉が出ませんでした。電話で執刀医は“まだ初期だから、ホルモン治療して妊娠も望める”そう話してくれてたけど...現実を見た場合、完治を目指し、命を優先するのであれば...“子宮全摘出”という現実も受け入れなければいけないのか...と思うと胸が締め付けられとても苦しいです。せめて子どもができてからが良かった...そんな叶いもしない幻想を抱き続けてしまいます。手術レポートには“ブリスベンの病院でMRIの手続きをして欲しい”とも記載されていました。MRI...ドラマや映画でしか見たこと無い。そんな大がかりな検査をしないといけない程の病気になってしまったんだ...レポートのことある単語から心がダメージを受けていきました。何度見ても何度確認してもそこには私の名前が載っています。消えることの無い現実が、そこには記されていました。
20Jan
- 運命が変わった瞬間...ガンと宣告された日
  それは突然のことでした。子宮内膜ポリープ切除手術から4日後、病院から着信がありました。手術の時に“follow-upは6週間後”と言われていたので、なぜこのタイミングで電話がかかって来るのか少し不思議でした。でも、当然“ポリープは良性”と信じて疑わなかった私は“オーストラリアもたまにはきちんと仕事して早く対応してくれるんだ”と感心していました。電話の相手は、事務の方のようでした。“当初予定していた3月6日（金）のドクターとのfollow-upですが、急きょ1月21日（火）に変更になりました。予定は大丈夫ですか？”私は手術前にメルボルンからブリスベンへ引っ越しをしているので、本来ドクターと直接会って行うfollow-upは電話で行うことになっていました。“手術当日に執刀医とも確認しましたが、ブリスベンに住んでいる為follow-upは電話連絡との話になっています”そう伝えると“そうなんですね、念のため担当医と確認して再度ご連絡します”そう言われて電話を切りました。5分後。再び病院から着信がありました。電話の相手は、私の手術を担当してくれた執刀医でした。“突然のお電話ですみません。ただ、術後の病理検査の結果が出たので、急いでお伝えしようと思って...”この時までは（どうせ良性だったって話でしょ？でも、早く連絡もらえて良かった。これで安心して妊活に集中できる）そう言う気持ちのみで、早く結果を聞きたい！と結果報告を心待ちにしていました。そして執刀医から伝えられた内容は“It was cancer.”。。。頭が真っ白になりました。きゃんさー？ガン？え？ポリープは？癌？私が...ガン？電話越しの先生の声が、遥か遠くで響いていました。放心状態の私。あまりの衝撃で理解できず、瞬時には涙は出ませんでした。遠くかすかに聞こえる先生の声...“こんな大事な報告を...電話越しで伝える形になってしまって本当にごめんなさい”先生が必死に謝ってくれていました。“この病が見つかるのは本当に稀で..私も正直動揺していて....こんな辛い報告を...伝えなくちゃいけなくて...本当にごめんね”と。そんな先生の気遣いにだんだんと自分のおかれた状況が良好ではないと察し、自然と涙が溢れてきました。でも先生とは電話（声）越しでしか繋がっていなかったので、しっかりと話を聞くためにも泣くのは必死に我慢しました。どんな話だったのか、正直ハッキリと覚えていません。かろうじて理解できたことは至急病院で診てもらってほしい今日中にブリスベンで新しいGPを探してほしい GPが見つかったら病理検査の結果・Referralを送ると言うことでした。頭が追い付かない...最後に質問があるか？と聞かれました。質問...聞きたいことなんて...山ほどあるよ。でもいきなり“ガン”て言われて何をどう聞いて良いか分からなかった。でも今何か聞かないとこの執刀医にはもう会えないし後で後悔するかもしれない...沈黙の後私がかろうじて声を振り絞って唯一聞けた質問。“妊活は続けられますか？”だってこれが今の私には全てだったから...執刀医の先生は“病理検査の結果では初期の癌だから、ホルモン治療を通して治る見込みは十分あるよ”と言っていた。何度も何度も“It is curable”と電話越しで叫んでくれてた。きっと私を安心させるために。そんな先生の気遣いにまた涙が溢れてきた。でも...“わたし...癌なんでしょ...”電話を切ると色んな感情が溢れ出てきて泣きました。体中が震えてた。今までの人生で味わったことの無い恐怖と悲しみで心が支配されていった。“It is curable”そう言われても不安で不安で怖かった。
19Jan
- 内膜ポリープ切除...31歳で「癌」と告げられました
  先日受けた子宮内膜ポリープ切除手術。病理検査の結果、“癌”と宣告されました。31歳で...癌。妊娠を夢に見て不妊原因と言われ続けたポリープを切除してようやくスタートラインに立てた！そんな喜びと楽しみしかなかった...まさか自分が“癌”なんて...子宮内膜にポリープがあるって分かった時、GPの主治医、パブリック病院の婦人科医、不妊治療スペシャリスト...全員そろって“ポリープはほとんどが良性！心配する事は全くない！”って、みんなそろって自信満々に言ってた。誰一人として、悪性である可能性、悪性であった場合の癌の話...何も一言も教えてくれなかった。だから私のポリープは、心配する必要のない良性だって100％信じてた。だからポリープ切除が終われば、今まで通り妊活・不妊治療を進めて妊娠できるって夢見て、期待して、楽しみしかなかったよ。突如として“あなたは癌です”と言われ...気持ちの持って行きようが分かりません。ましては、一番子どもを望んでいる今このタイミングで...子宮全摘出かもしれないという恐怖。一生子どもが持てないかもしれないという悲しみ。泣いても泣いても泣き切れません。心のどこかで自分には関係ないと思っていた“癌”。まさかこんな形で前触れもなく自分の身に降りかかるとは...
16Jan
- 手術当日＊子宮内膜ポリープ切除手術1日の流れ【後半】
  *はじめての方*ご訪問ありがとうございます* ねぃねぃ自己紹介*31歳で妊活を始めるまでのお話* 妊活1周期目～現在の妊活歴まとめオーストラリア・メルボルンにて“子宮内膜ポリープ切除手術”を受けました今回は、手術当日の流れ【後半】の記録です≪簡単な概要紹介≫術日：　2020年1月10日(金)場所：　オーストラリア・メルボルン病院：　The Royal Women's Hospital Victoria部署：　Day Surgery Unit, 3rd Floor術名：　Hysteroscopy Dilatation & Curettage Polypectomy来院：　12:00pm期間：　日帰り保険：　メディケア費用：　自己負担なし※Fasting instructions = 当日7:00am～---------------------------------※手術当日の流れ【前半】はこちら14:00　手術室（theatre）へ扉を抜けると広めの廊下が続いていて、そのエリアにいくつもの手術室がある感じでした。どこへ向かうのは分からない私は、執刀医の先生とナースと共にしばらく歩きました。“今、自分は手術室に向かって歩いている...”そう思うと一気に緊張が増して来て、なんだか最後にもう一度トイレに行きたくなりました。“あの...手術室へ行く前にパパッとトイレに行ってきても良いですか...？”そう尋ねると執刀医の先生とナースの2人が顔を見合わせて“えっと...それは...”的な反応だったので“この時点でのトイレは無理なんだ”と察しましたでも、手術室前の待合室にいる間にも実はトイレには行っていて“生理的にトイレに行きたい”と言うよりかは、緊張から“心理的にトイレに行きたい”と言う感覚でした。“急に緊張してきて、なんだかトイレに行きたい感覚になってしまいました”と言うと“大丈夫よ”“WE HAVE YOUR BACK！”と心強いお言葉を頂きましたそうこうしている内に、手術室に着きました。※写真はイメージです初めて見る手術室。こぢんまりとしていまずが、とてもキレイで清潔感があり、ハイテクノロジーな雰囲気でした。“医療ドラマで見る景色だ...”内心そんな感動も覚えました。手術室には、執刀医・ナース・麻酔医＋2名のスタッフ、計5名の手術チームでした。意外と人数いるんだなぁっと驚いていると、執刀医の先生から“みんなそれぞれの役割があって、個々に集中しているから人の多さは気にしなくて大丈夫よ”と言われました。部屋の真ん中にはベットがあり、ベットの上に腰掛けるよう案内されました。ちょうど座る位置に柔らかいフニャフニャした青色のジェリーパックのようなモノが用意されていて、少しバランスを崩しながらもベットの上に座りました。そして、そのままナースにサポートされながらベットに横になります。すると、麻酔科医の先生が私の左側に立ち、私の左手を支えながら“軽く握ってグーパーグーパー手を動かしてみて”と言われました。そんな事をしている間に、右側にいたナースが心電図のため？のコードの付いたパッドみたいなモノを胸など複数ヵ所に貼っていました。しばらくして、麻酔科医の先生が左手の甲に細い針（点滴？みたいなモノが繋がっている）を刺しました。覚悟していた程の痛みではなく、むしろインフルエンザの予防接種の方がよっぽど痛かったです。例えるなら、細い釣り針で左手甲をツンツン刺されてる感覚でした（そんな経験今までありませんが...）。先生曰く、ここから麻酔の薬が入る？とか。それが終わると、今度はナースが右側から可愛らしいフォルムのマスクを取り出し私の口元にあてました。勝手なイメージで、手術で使うこういうマスクは飛行機の離陸前の安全説明でよく目にする簡易的な薄い堅そうなプラスチックの酸素マスクだと思っていたので、ビニール？ゴム？素材？の丸みを帯びた肌触りの柔らかいマスクで驚きました。※写真はイメージですマスクから何を吸っているのか分かりませんでしたが、ナースから“5回深呼吸しましょう～吸った息をお腹の奥まで送り込むように～”と言われたので、言われるがまま深呼吸しました。1回深呼吸をして、むせました咳がとまらない。左側で麻酔科医の先生が“これも麻酔の影響だから心配しなくて大丈夫だよ”と言っていました。ここでようやく“今、自分は麻酔を吸っている”と理解しました。しばらくして落ち着いたので、再度深呼吸を始めました。麻酔科医の先生が隣で何か言っています...が、声がダンディーすぎてまたまた聞き取れないすると、急に足先からお腹・腰の辺りに向かってスーッとひんやりとした冷たい感覚が上って来ました。少しピリピリ？するような感覚。ここで気づきました。麻酔科医の先生は麻酔が効いてくるとどんな症状が出るか隣でずっと説明してくれてたんだ、と。そんな感覚を意識した途端、なんだか眠いような感覚がしてきました。“あれ？なんか眠いような...でもまだ眠くないような...とりあえず目でも閉じておこうかな...”そんな事を考えながら、ゆっくりと目を閉じました...14:10　麻酔で寝る14:30　手術終了14:40　手術室横リカバリールームへ移動14:55　目覚めるいきなりパッと目が覚めました！“あれ？私...寝てた...？”自分では寝た感覚、瞬間を全く覚えていませんでした。でも、何か夢を見ていたような（思い出せないけど）...ぐっすり良く寝れた感覚がありました。口元には酸素マスク？があり、喉の乾いた感覚がありましたが、１回唾を飲みこむと普通に戻りました。すぐ横にいたナース（この日初めて会う人）が起きたことに気づき、酸素マスク？を外してくれました。“ここはどこですか？”と聞くと、手術室の隣にあるリカバリールーム？だと言われました。寝ている間に手術は終わっていました。まだ眠さと、麻酔の影響か頭がグワングワン重く意識もパッとしませんでした。ベットから見える時計を見ると、14:55pm。ナースに手術のことを聞くと、私が麻酔で寝た時間・手術終了時間・リカバリーへ運ばれた時間を詳しく教えてくれました。この辺りから、下腹部に鈍い・重い痛みがあることに気づきました。強い生理痛のような痛みでした。痛い思いはしたくないのと、なんとなくここから痛みがさらに増しそうな予感がしたのでナースに“お腹痛いです...”と伝え痛み止め（１錠）をもらいました。ありがたいことに、暖かい湯たんぽ的なモノも用意してくれて私のお腹にそっと当ててくれました。15:00　別の部屋に移動目が覚めたからなのか、直ぐに別の部屋に移されました。さっきいたリカバリールームの隣にある別のリカバリールームみたいな所でした。私はベットに寝たまま、ナースがベットごと運んでくれました。そこには、同じく手術を終えたばかりの2名の女性が同じくベットに横になって休んでいました。それぞれのベットはカーテンで仕切られています。私を運んでくれたナースが別のナースへ引き継ぎをし、戻っていきました。“あ゛～お腹が...痛い...”案の定、痛みが増してきました。我慢できず両膝を曲げました。そして、なぜか寒くはないのに体がブルブル震えていました引き継ぎを受けたナースから、お腹が空いているか聞かれました。正直お腹が痛すぎてお腹は空いていませんでしたが、食べ物を口にすれば体調も良くなるかも！と思い“YES”と答えました。飲み物はどうするかと聞かれたので、温かいグリーンティをお願いしました。しばらくして、お茶とサンドイッチを持ってきてくれました。相変わらずお腹は痛いですが、食べれば何か変わるかもしれない！と少しづつサンドイッチを口に運びました。病院のサンドイッチ、絶対にパサパサで美味しくない！と全く期待していませんでしたが、まさかの普通に美味しかったです15:20　追加の痛み止めをもらう本当に痛くて、険しい顔でもがいていたら別のナースが気の毒に思ったのか“別の痛み止めも飲む？”と声をかけてくれました。“是非とも..お願いします.”追加の痛み止めを処方する際、このナースが私のカルテを確認し、“あなた術中にパナドール飲んでるのね”と言っていました。“え？そうなんですか？寝てたのに？どうやって...？”疑問に思いながらも、パナドールとよく似た名前のパナなんちゃら？みたいな名前の痛み止めを２錠受け取りました。ドバっドバっと下半身に感覚があったので、出血が続いているのも気づいていました。15:35　携帯ゲット痛みに気を取られていて気づきませんでしたが、周りの女性たちみんな携帯をいじっていました“え？！携帯使ってイイんじゃん～”時間も確認したいし、夫にも連絡したい。私の荷物はベット横のイスに置いてありましたが、若干距離があり、おまけにお腹が痛くて動けない...近くを通ったナースにお願いしてカバンを取ってもらいました。実はちょこちょこ“もう着替えられる？”とナースから“帰宅準備しましょうプレッシャー”を受けていたのですが、お腹が痛すぎて全然起き上がれず“もう少し休ませて下さい...”とお願いしていました。夫に連絡すると、すでに待合室で待っているとのことでも、まだ帰れる体調では無かったので“もう少し待ってて～”と伝えました。15:55　ようやく痛みが軽くなるわずかながらも痛みが和らいできました。急に立ち上がるのは怖かったので、ベットの上で寝ている状態から少しづつ頭を上げてみたり、上半身を起こしてみたりして徐々に体を慣らしました。それでも、まだ頭がボーっとするような体が重い感覚がありました。16:20　帰宅に向け着替える痛みが落ち着いたせいか、気づいたら寝ていました。ナースの“〇〇さ～ん”の呼びかけでバッと目が覚めました。“そろそろ着替え出来るかな～？”そう聞かれ痛みも良くなったし、かなり休ませてもらったので“はい、大丈夫です”と返答。“あの～出血してるのが分かるんですが...大丈夫ですか？”と尋ねると、濡れタオルを持ってきてくれてそれでキレイにするように言われました。ベットから起き上がるのは、ナースの方に手伝ってもらいました。カーテンを閉めてもらい、その場で着替えをします。立つとふらつきますが、気持ち悪さはありませんでした。お尻まですっぽりカバーできる大きめのナプキンをもらい、それを下着に付けました。ベットを見ると、座っていた辺りにシートのようなモノが敷いてあり、そのシートが鮮明な赤い出血で染まっていました。16:35　最後のリカバリールーム着替え後はトイレに行きました。やっぱりトイレットペーパーにもしっかり出血が付いていました。トイレ中にナースが荷物を運んでいてくれて、戻ると“こっちよ～”とさらに隣のリカバリールーム？へと案内されました。ゆったりとしたリクライニングチェアが４つ程並んだ広々とした空間でした。ここでさらに、温かいお茶とビスケットを頂きました。ここでは、一番最初に面談をしたナースが担当してくれました。帰る前の最終確認です。血圧のチェック後、左手甲に刺された針を抜いてくれました。今日の手術のsummaryと注意事項の資料を受け取りました。術後の注意事項一覧↑↑↑手術は問題なく終わったそうです。術後のドクターとのfollow-upは6週間後に病院で直接会って行うそうですが、今回の私の場合、ブリスベンに住んでいて再度メルボルンへ来るのは大変なのでドクターとのfollow-upは6週間後電話越しで行うことになりました。まだまだ体は本調子ではありませんでしたが、お腹の痛みは治まりゆっくりであれば十分歩いて帰れる状態でした。17:00　退院（discharge）ナースに連れられて、夫の待つ待合室へ向かいました。長いこと１人でずっと待っていてくれた夫に感謝ですお世話になったナースの方にもお礼を言って、病院を後にしました。この日は午後から雨が降っていたので、宿泊先ホテルまではUberで帰りました体はまだ怠いけど、お腹の痛みは消え、怠さ以外はいつもと変わりませんでした。（あれ？で...リクエストしてた日本語通訳...結局いなかったけど...???）人生初めての全身麻酔での手術パブリック病院でしたが、waiting periodも短く（今回の私の場合）、設備・スタッフも頼もしくてThe Royal Women's Hospitalでの今回の手術はとても満足できるモノでしたそして、それよりも何よりも、不妊原因だったポリープが無くなったことで“ようやく妊娠へのスタートラインに立てた”気がして、それが本当にとっても嬉しかったですこれからの妊活に“希望”が見えました
15Jan
- 手術当日＊子宮内膜ポリープ切除手術1日の流れ【前半】
  *はじめての方*ご訪問ありがとうございます* ねぃねぃ自己紹介*31歳で妊活を始めるまでのお話* 妊活1周期目～現在の妊活歴まとめ先日、オーストラリア・メルボルンにて“子宮内膜ポリープ切除手術”を受けました≪簡単な概要紹介≫術日：　2020年1月10日(金)場所：　オーストラリア・メルボルン病院：　The Royal Women's Hospital Victoria部署：　Day Surgery Unit, 3rd Floor術名：　Hysteroscopy Dilatation & Curettage Polypectomy来院：　12:00pm期間：　日帰り保険：　メディケア費用：　自己負担なし※Fasting instructions = 当日7:00am～今回は、手術当日の流れを記録していきたいと思います---------------------------------06:00　起床・朝食さぁ、長い１日の始まりです！朝ご飯はどうしても日本食が食べたかったので、前日にUdon Yasanでtake awayしておいた“わかめうどん＋温泉卵”を太めの麺にしっかりした噛みごたえでかなり満腹になりました07:00　絶飲絶食スタート朝ご飯、妊活サプリ含め全ての飲食を７時前に終わらせましたここから手術終了まで、一切飲み食いできません病院へ行くまでだいぶ時間があったので、この間はベットでゆっくりしたり、事前にもらっていた“Hysteroscopy（子宮鏡検査/子宮鏡下手術）”の資料を読んだり、執刀医の先生への質問をまとめたり...そんな事をして過ごしました11:35　宿泊先ホテル出発病院までは徒歩１５分の距離。夫が一緒だと手術時に離れる際、不安と淋しさで泣き出しそうな気がしたので、いっその事ズッと１人でいようと病院へは１人で歩いて向かいましたメイクはダメと言われたので、すっぴん状態で堂々と歩きました11:55　病院（Day Surgery Unit）到着12:00に来るよう指示されていましたが、５分前に到着Receptionに着いたことを伝えると、ナースが手続きしてくれるとの事で名前を呼ばれるまで少し待つことに。待合室には、私と同じように１人で来ている人、パートナーや母親と一緒に来ている人など１０組近くの方がいました。中には、奥さんを待つ旦那さんも数人。12:05　来院手続きあまり待たずに名前を呼ばれました。Reception横の仕切られたボックス席？みたいな所で、名前・生年月日・住所・メディケアカードなど確認され、両手首にタグを付けられました。このタグには、患者ID番号・氏名・生年月日が書かれています。Admission form?のようなモノも記入しました。他には、かかりつけGPの確認をしたり、病歴や最後に飲み食いした時間などのチェックがありました。前日から気になっていた日本語通訳の件を尋ねると、“電話ごしでの通訳よ”と言われました。基本オーストラリアのサービスを疑っているので（よく郵便が紛失したり、リクエストしたモノが抜け落ちていたり...）、確認に確認を重ね日本語通訳が確実に付きそうな話しの流れで安心しました12:10　待ち時間無事に来院手続きも終わり、ナースが迎えに来るまで待機だそうです。緊張からか何回もトイレへ行きました“ナースが来たらいよいよ手術かぁ...”と思うと不安と緊張が増してきてまた涙目にでも“もう泣かない！”と決めたので必死に我慢しました奥の扉からナースが出てくるたびに“自分の番？！”とビクビク名前を呼ばれナースと一緒に奥へと消えていく女性たちを見ながら“あと少しで...私もあの扉の奥かぁ...”となんだか色んな感情が駆け巡りました。そんな合い間、receptionのほうから“Japanese interpreter”との単語が聞こえ、“あ～私の通訳さんちゃんと手配してくれてるんだぁ～”とその時はホッとしました12:50　ナースと面談ついに、ナースに呼ばれました！着実に“その時（手術）”が近づいています引きつった笑顔でナースと共に未知なる扉の奥へ...。軽くあいさつをし、ナースに導かれるまま歩きました。その間、“Do you speak English?”と聞かれたので、“はい。でも、難しい医療用語は慣れていないので日本語通訳をリクエストしています”と返答。診察室？のような個室に入ると、“これから色々と質問するけど、難しい用語は一切ないから全然大丈夫よ”と言われ、リクエストしていた通訳の話はどこへやら...普通に問診が始まりました両手首のタグ、名前・生年月日、身長・体重、血圧、最後に飲食した時間、過去の病歴・手術歴、家族の病歴、飲んでいる薬・サプリの有無、迎えに来る人の確認など色々とチェックし、最後に、今日の手術の内容・流れ・術後の注意事項などの説明がありました。過去に行った卵管造影検査で怖い思いをした話をすると、“今回は全身麻酔を使って寝ている間に全てが終わるからそんなに怖がらなくて大丈夫よ”と励まされました。ナースの説明によると、手術自体は20分ほどで、その後、病院提供の軽い軽食（サンドイッチ）を食べたりしながら身体の回復を待つのがだいたい1時間。手術開始から帰れるまで、大よそ1時間半くらいとのことでしたこのナースとの面談の後、麻酔科医の先生との面談→執刀医の先生との面談→手術、の流れになるそうです迎えに来る夫には、病院側が連絡をするから心配しなくて大丈夫と言われました。13:15　着替えナースとの問診が終わると、手術に向け着替えるためにchanging roomへと案内されました服・アクセサリーは全て脱いで（全裸になって）、手術用の真っ白なガウン→厚手の白いバスローブ？を着るように言われました頭には水色のシャワーキャップ的なモノを被って、靴を脱いで（靴下は履いていてOKと言われました）両足をまたまた水色のシャワーキャップ的なモノで覆いました着替えが終わったら、全ての荷物（カバン＆靴）を水色のビニールバックに入れてchanging room外にあるシルバーラック（荷物置き場）の上に置くように言われました。changing roomの目の前には手術待ちのイスが６つ用意されていましたが、空きなし反対側の少し離れたコーナーにリクライニングチェア的なちょっと豪華なイスが４つあり、そっちを使ってっと言われました。ラッキー着替え後　こんな感じ↑↑↑この着替えの最中に、“だいたい〇時頃に終わりそうだよ～”と夫に連絡changing roomを出ると、カルテを持ったダンディーな（ハンサムな）男性ナース？が通路に立っていました。荷物を置きに歩き出した瞬間“Are you 〇〇？”と私の名前を呼ばれました明らかにオーストラリア人（西洋人）では無い名前、そしてその場にたった一人しかいないアジア人...私です私が着替えてる最中ずっと待っていてくれたようで...でも、そんな直ぐに次のステップへ呼ばれるなんて知らなかったのでchanging roomで写真撮ったり、夫に連絡したり、時間かけてまい申し訳ない気持ちでした13:25　麻酔科医の先生と面談外見のみならず声もダンディーなこの男性、声が上手く聞き取りにくかったのですがどうやら私の手術を担当してくれる麻酔科医の先生のようでした。診察室のような個室に案内され、名前・生年月日・両腕のタグを確認後、今日行う手術は何かのチェックと過去の病歴や麻酔の経験等について聞かれました。私自身、手術や麻酔は初めてですが“弟が数年前に行った盲腸の手術で麻酔が体に合わなくて危ない状況があった”と言う話をしました。今回の手術と関係あるか分かりませんでしたが、いちお身内でそんな事があったので...。もちろん先生は詳細について聞いてくる訳ですが...私が留学中で日本にいない間に起こった事で、母親から事後報告で簡単に聞いたのみで全く詳しく知りませんでした全然役に立てず...“まともな情報が全くなくてすみません”と謝りました事前にしっかり家族に確認するべきでした私に薬でのアレルギー等がないことは伝え、終わり際に“大丈夫だと思うけど、念のため過去の病歴チェックや他の先生ともどんな麻酔を使うかもう一度確認するね”と言われ、イスに座って待機するよう指示されました。イスに座って一息ついて気づきました“あれ？私の日本語通訳は...いずこ...？”13:45　手術に入るナースと面談このイスのあるエリア（手術室直前の待合室）では、まだ携帯が使えました。しばらくすると、とても可愛らしいキレイな女性（若そう）がやってきました“Dr.〇〇には会った？”いきなり聞かれ、頭の中で“...誰???”とポカーンとしていると“麻酔科医の先生よ”と。“あ゛!?”Dr.〇〇とは、さっき会った麻酔科医の先生のことでした。あまりにも声がダンディーすぎて名前全然聞き取れなかったこの女性はナースで、先ほど会った麻酔科医のDr.〇〇と一緒に私の手術に参加する（麻酔科医の先生のサポート？）との事でしたそのまま、例のごとく個室へと案内され“今日あなたが受ける手術、どんな手術か自分の言葉で説明してもらっても良い？”と聞かれました。内心“リクエストした日本語通訳どこ行ったんだ...”と思いながらも、来院してからこの時点まで、既に何度も同じやり取りをしていたので答え方には慣れていました。彼女からはこの質問のみで、“最後に執刀医の先生と面談したら手術よ”と言われました。13:50　執刀医の先生と面談イスに戻って直ぐ“〇〇？”と名前を呼ばれました呼ばれた先に目を向けると、優しそうな女性が立っていました“あなたの手術を担当する〇〇です”執刀医の先生でした。そのままいつもの個室へ案内され、再度“あなたが今日受ける手術はなんですか？”と聞かれました。その後、私がこれまでに受けた超音波検査の結果などを確認しながら、簡単に手術の説明（一連の流れなど）をしてくれました。最後に質問があるか？と聞かれたので、事前に準備しておいた不安点・疑問点を全て質問しました。かなりの量でしたが、執刀医の先生はじっくり真剣に耳を傾け、一問づつ丁寧に答えてくれました（あれれ？で、リクエストしてた日本語通訳は？笑；）終わり際、“これで全ての面談が終了しました。準備ができ次第手術室の方へ移動しましょうね”と言われました。いよいよだぁ...個室を出ると“準備が出来るまでイスに座って待っててね”と言われたので、携帯を持ってイスに座ろうと歩き出したところ...先ほどのナース（手術に参加する）が執刀医の先生の元へ。とたんに“準備できたようなので、じゃぁ行きましょうか”突如として、出発のひと声がえぇ～もう～イスに座って待っててって言ったじゃ～ん急すぎて心の準備が～気持ちの整理がつかないまま、持っていた携帯とメモ帳（質問をまとめた）を慌ててカバンにしまい、小走りで執刀医の先生とナースの後ろにつき手術室へと向かう大きな扉をくぐりました...
13Jan
- 子宮内膜ポリープ切除手術＊事前準備は必要？私が手術前日に行ったこと
  *はじめての方*ご訪問ありがとうございます* ねぃねぃ自己紹介*31歳で妊活を始めるまでのお話* 妊活1周期目～現在の妊活歴まとめ先日、オーストラリア・メルボルンにて不妊の第一原因と言われ続けていた“子宮内膜ポリープ”の“子宮内膜ポリープ切除手術”を無事終えることができました≪簡単に概要をご紹介≫術日：　2020年1月10日(金)場所：　オーストラリア・メルボルン病院：　The Royal Women's Hospital Victoria術名：　Hysteroscopy Dilatation & Curettage Polypectomy期間：　日帰り保険：　メディケア今回は、手術前日の流れについて記録していきたいと思います---------------------------------手術前日(1月9日)、私たちは朝の便でブリスベンからメルボルンへと出発しました。そしてこの日、私には絶対にやらなければいけない事がありました！それは“朝10:30～12:00の間、病院に電話をして手術当日のadmission time（来院時間）とfasting instructions（絶飲絶食説明）の指示を受ける”こと。手術が日帰りのため、このadmission timeとfasting instructionsに関しては手術前日まで教えてくれませんあいにく、飛行機でブリスベンからメルボルンへ向かわなければならない私たち。よくよく考えたら“朝10:30～12:00”の時間帯はちょうど機内でお空の上“間に合わない”ことに気が付きました幸いそれに気づいたのが週の初めだったので、火曜日に病院に電話を入れました。「あの～今週の金曜日に日帰り手術をする予定なんですが、admission timeとfasting instructionsは早めに教えてもらうことは出来ますか？」「金曜に手術なら、教えられるのは前日の木曜にならないと無理よ～朝10:30～12:00の間に忘れずに電話してね」「実は最近QLDに引っ越しまして、今回飛行機で手術に合わせてメルボルンへ向かうのですが、前日の朝10:30～12:00はちょうど飛行機での移動と重なってしまって電話できないんですよ。早めに教えてもらえませんか？」「QLDから来るの!?大変ね～でも前日にならないと教えられないのよ～そういう事情なら12:00過ぎても大丈夫だからメルボルンに着いたら直ぐに電話ちょうだいね～」との事だったので、この日はメルボルン到着後、飛行機を降りて直ぐの建物内（搭乗ゲートエリア付近）で静かそうな場所を探して速攻で病院に電話しました電話対応してくれた方は直ぐに私だと分かってくれて、丁寧に説明してくれました明日（手術当日）の来院はお昼の12:00、絶飲絶食は朝7:00～。“朝7:00までにたっくさん朝食を食べておくと空腹に苦しまずに済むわよ”とアドバイスを受けました基本、お水も一切ダメなようです。薬やサプリ摂取が必要な場合は、最小限の水で飲むように言われましたwaiting listへの登録の際（去年の12月あたま）事前に病院へ提出した書類で“日本語通訳希望”とリクエストを出していたので、その件についても再度確認しましたすると“リクエスト出してるなら用意してくれてるはずよ～”との答えが。通訳なしでも大丈夫かな？とも思いましたが、人生初めての“手術”なのと、医療関係の英語にはまだ不慣れなこともあり、自分でしっかり理解して納得して手術が受けれるよう日本語通訳が付けれるのであればお願いしようと思っていました最後に、夫と一緒に来院し、ドクターとの面会にも夫に付き添ってもらうことが可能か尋ねました。※手術に対してとてつもない不安と緊張を感じていたので夫がいてくれる事で安心できるように病院側の返答は“来院は一緒に出来ますが、受け付け後にナースがあなたを迎えに来ますのでそれ以降はご主人様には待合室で待ってもらうことになります。ドクターとの面会など全てあなたおひとりでになります”とのことでした。電話を切ると“夫が一緒にいれない＝全て自分ひとりだけ”という孤独・淋しさ・不安から涙が込み上げてきました未知なる“手術”という言葉だけでも充分怖いのに、私は去年受けた卵管造影検査がかなりトラウマになっていて、その時に感じた痛みや恐怖がまた襲ってくるのかもしれない、あの怖い体験をまた一人で耐えないといけない...と考えただけで涙がとまりませんでした。卵管造影検査の時はクリニックが緊急で夫に連絡を取ってくれて、駆けつけてくれた夫の顔を見ることで体は苦しかったですが精神面でとても安心できました。なので、今回“夫が付き添えない”というのは私にとってはかなりの不安要素でしたでも、病院の決まりなので仕方ないです。メルボルンに着いたばかりの空港内で、夫に寄り添ってもらいながら気が済むまで泣きました。不安でした。でも、妊娠を夢に見て、待ちに待ってようやく順番が回ってきた手術です。本来であれば喜ぶべきところ。不安と緊張の涙を流しきったら、気持ちを切り替えました“何ヵ月もこの瞬間、この手術を待ち続けてきたじゃない！ようやくつかめたこのチャンスに感謝しないと！”そしてその日の夜、夫に言いました“明日は1人で病院に行くからお迎えの時間頃までゆっくりしててね”私の性格上、ギリギリまで夫と一緒だと別れる際にエモーショナルになりまた泣きそうな気が大いにしたので、いっその事手術が終わるまでズッと１人でいよう、と決めました---------------------------------前日のこの日は、病院に電話をして手術当日のadmission timeとfasting instructionsを確認した以外はいつもと変わらない一日を過ごしましたしいて言うなら、個人的にしていた事として普段飲んでいるDHAのサプリの摂取を手術日の１週間ほど前から一時ストップしました。これはネットで“DHAは血流を良くするので、手術前などは摂取を控えた方が良い”と目にしたことがあるからです。ただ、病院側にDHAサプリを飲んでいることを伝えた際なにも言われなかったので、今回の場合摂取を控える必要はなかったのでは？と思っています
08Jan
- オーストラリア＊子宮内膜ポリープ切除手術が決まる
  *はじめての方*ご訪問ありがとうございます* ねぃねぃ自己紹介*31歳で妊活を始めるまでのお話* 妊活1周期目～現在の妊活歴まとめこの度待ちに待ち続けた“子宮内膜ポリープ切除手術”がついに決まりました去年（2019年）の1月～妊活をスタートしたものの全く妊娠せず、ようやく10月になって“子宮内膜ポリープがある”と正式に診断が下りました。その後、不妊治療スペシャリストから“あなたのポリープはかなり大きい。切除しない限り妊娠はムリ”と言われ、海外での手術に不安はありましたがオーストラリアで“子宮内膜ポリープ切除手術”を行うことを決意しました。※本格的な不妊検査(治療)を始めたのが去年(2019年)の9月～。これまでの詳しい検査の内容やどのように今回の手術に至ったのか等は改めてブログを書きたいと思います。こちらのブログの通り私たちはブリスベンに引っ越してきたばかりなわけですが、手術が行われるのはメルボルンですそのため手術に合わせて夫と共に飛行機で再度メルボルンへ戻ります※手術終了後は迎えの人がいないと退院できない決まりなので、夫が一緒に来てくれることになりました手術日は1月10日(金)。事前に“QLDにいるので飛行機移動する必要がある”と病院には伝え、担当医から“手術前日にメルボルン着。手術後は体調面を考慮して手術日から2日後なら飛行機に乗って帰って良いですよ”とのアドバイスを受けました。なので今回は*　1月9日(木)メルボルンへ向け出発*　1月10日(金)子宮内膜ポリープ切除手術当日*　1月11日(土)宿泊先で安静*　1月12日(日)ブリスベンへ戻ると言ったスケジュールになります“なぜ手術がメルボルン”なのかと言うと、私たちの2020年度の引っ越し先が去年(2019年)のギリギリまで分からなかったことが一番の理由です。そもそも一番最初に夫の転勤辞令が出た際は“Northern Territory (NT)”と言われていました。なので、それを踏まえた上でメルボルンでお世話になっていた全てのドクターたち（GPの主治医、公立病院の産婦人科医、不妊治療スペシャリスト）に相談し、“NTは遠隔地で街も小さいので、もし引っ越しが決まったとしても治療や手術はこのままメルボルンの病院で行った方が良い”とアドバイスを受けました。またメルボルン在住中に２つの公立病院でwaiting listへの登録をリクエストしましたが、手術が受けれるまでに病院Ａは平均3ヵ月待ち、病院Ｂは平均8ヵ月～1年待ちと言われました。※私はメディケアのみなので手術は公立病院を希望していますそれを考えると新しい街に引っ越し後、一からＧＰを探し、不妊治療スペシャリストを探し、手術してくれる病院を探し、waiting listに登録して手術まで更に数ヵ月待つ...なんて考えただけでも倍の時間と労力がかかってやってられないと思いましたなので年明けに引っ越しがあるのは分かっていましたが、夫と話し合い“引き続きメルボルンの病院で手術待ちをして手術が決まれば飛行機で戻ってくる”と決めました病院Ｂは平均8ヵ月～1年待ちと程遠くなるような待ち期間だったので即waiting listはキャンセル。待ち期間の短い病院Ａにて、正式にwaiting listへの登録を完了しました平均3ヵ月待ちと言われていましたがwaiting listに登録されたのが去年(2019年)の12月あたま、“1月10日に手術の空きがあるけどどうする～？”と病院から連絡が来たのが12月終わり(12月27日)、なので実質1ヵ月ちょっとの待ち期間で手術が受けれることになりました本当にありがたいです～子宮内膜ポリープがあると分かってからもうかれこれ3ヵ月ほど自己流タイミング法もずっとお休みしていますまれに妊娠できたとしても大きいポリープが残ったままの環境で赤ちゃんの成長が止まり流産...なんて事を考えたらきっと体力・精神面でいろいろと自分がしんどくなるんだろうなぁ...と思い、それならいっその事ちゃんと手術をして子宮を綺麗にしてから、再度妊活を再開さよう！と思いました手術は日帰りですが、去年11月に行った卵管造影検査でとても怖い思いをしているので...手術時に自分の身体の中に施術器具が入る事を考えると恐怖感でいっぱいです。今回は麻酔が使われるそうなので意識が無いぶん安心かなぁ...とも思いますが“手術”という響きだけで怯えていますでもこれでポリープが無くなれば妊娠率がグンッと上昇すると思うので(そうであって欲しい...)、それを期待して頑張ろうと思います
07Jan
- メルボルン自宅大公開♡
  2020年今年もよろしくお願いします2019年の最終日12月31日(大晦日)は引っ越しに追われ慌ただしい１日でした７:00amに引っ越し業者が到着し、そこから一斉に梱包開始！作業終了は14:00pm過ぎ。※ 全てをまとめて運び出すのに計7時間の大作業！更にそこから夫と2人で家の大掃除スタート！全部屋の掃除機かけ、キッチン＆バスルームの清掃、切れた電球の取り換え、ガレージの掃き掃除、ゴミの処理...など。最後に家に鍵をかけ不動産会社から指定された場所に鍵を戻して完了！気づけば既に18:00pm手前。長い1日でしたその後は、宿泊先のアコモデーションへ夫の職場が事前に手配してくれていて、ウォーターフロント沿いの眺めの良いロケーションでしたしかも！なんと！メルボルン年越しカウントダウン花火がここからバッチリ見れるとのこと確かに、海を挟んだ向かい側にメルボルンシティがしっかり見えますどうりで目の前の公園にイスや枕、ブランケットなど重装備の人が沢山いるわけだまさかの夫の職場のファインプレーで、メルボルンを離れる前夜にメルボルン年越しカウントダウン花火を楽しむことが出来ました長い1日で疲れ切っていましたが、せっかくのチャンスなので眠い目をこすりながら耐えました(笑)写真では綺麗に花火を撮れなかったので肉眼にしっかり焼き付けましたせっかくなので、今回はメルボルンで1年間住んでいたお家をご紹介したいと思います≪メルボルン自宅の内訳≫ タウンハウス 3ベットルーム 2バスルームキッチンリビング＆ダイニングガレージ庭まずは玄関ドアを開けるとこんな感じでスグに階段があります１階にはマスターベットルームがありウォークインクローゼットと専用のシャワー・トイレが付いています他にも、１階にはキッチンがありそのままリビング・ダイニングがつながっています洗濯機置き場はキッチンのスグ近くにありましたリビング・ダイニングをぬけると庭（裏庭？中庭？）があります庭の突き当りにはガレージがあり車２台が駐車できる広さでした２階へ上がるとベットルーム１ベットルーム２そして２つのベットルームの間にバスルームがあります夫と私の２人だけなのでノビノビ広々と使うことができました毎回転勤する時は夫の仕事先が所有している不動産リストから家をピックアップするのですが、ほとんどがファミリー向けの住宅なので２人しかいない私たちも必然的に大きなお家に住むことになります今回はブリスベンに転勤・引っ越してきたわけですが、入居予定のお家は更に大きく４ベットルームらしいです夫いわく、そこしか選べる選択肢がなかったとか...。普段だったら２部屋くらいは物置になるか使わずに終わるのですが...今回は義家族が“泊りに行きたい！”と熱いエールを夫に送っているそうで...どうなることか
30Dec
- オーストラリア転勤族～5度目の転勤2020！
  ご訪問ありがとうございますオーストラリア（メルボルン）在住転勤族4年目、ねぃねぃですこれまでにQLD→NSW→QLD→VIC（現在のメルボルン）と4回転勤・引っ越しをしていますそしてついにやって来たお決まりの...転勤シーズンこの度5度目の転勤が決まりました2015年～転勤族の夫と暮らし始めてほぼ毎年ペース...常にこの年末年始の時期に転勤に伴う引っ越しに追われています～“はいはい、来年はドコですか？”なんて、こっちから尋ねる勢いでしょっちゅう転勤です（もう笑うしかない）メルボルンに来たのは今年（2019年）の1月つい12ヵ月前の出来事です。でも今回は、事前に“メルボルンは1年限定だよ～”と言われていたので年末に引っ越しがあることはズッと前から覚悟していたんですけどねあっという間のメルボルン生活でした本来であれば（夫の勤め先のシステム上）次の年の勤務先が決まるのが6月～7月、そしてそれに伴い転勤辞令もそのタイミングで出されてみんなそれに合わせて色々と準備をするんですが...なんと夫の転勤辞令が出たのは12月あたまつい3週間前のことです実は転勤辞令がこんなにギリギリになったのには訳がありまして...以前、日本語を学ぶ夫についてブログを書いたのですが、その関係で今年の7月あたりまで“来年は日本への転勤・引っ越しが濃厚”と職場から言われていましたもちろん私たちは大賛成そのつもりでウキウキしていましたしかし一向に正式な転勤辞令も出ず音沙汰なし。嫌な予感がしだしましたそして、10月になり人事から言われたのが“日本行きはキャンセル。来年はNorthern Territoryね”でした。私も夫もまさかの内容に驚きが隠せませんでしただって、いまの今まで“Northern Territory（NT）”なんて単語一度も出てこなかったのに急にどうした?!日本行きの話はどこ行っちゃったの?!職場の言い分としては元々NTに行く予定だった人が行けなくなった急きょ誰かで補う必要があるちょうどそのポジションが夫の専門とするエリアだった人手足りないし、今回は日本行きキャンセルしてこっち来て！みたいな話でしたこっちの気持ちなんて一切無視で一方的に決められて腹立たしいのと、そもそもメルボルンに来る前にもremote area（遠隔地域）に長いこと転勤で住んでいたので夫は全力で猛抗議しましたすると職場も夫の主張に納得して一時転勤辞令ストップそれからと言うもの...当初、NTと言われていた転勤先が→North QLDとなり→やっぱりNSWかな？とコロコロと変わり...結局私たちドコ行くねん状態に。。。そんな事がありつつようやく3週間前の12月上旬に最終決定、正式な転勤辞令が下りました5度目の転勤2020年はBrisbane（ブリスベン）に引っ越します～メルボルンの天気がどうしても苦手で、QLDに戻りたいっとズッと思っていたので希望通りの引っ越し先に決まってホッとしましたおまけに、ブリスベンは留学時代の4年間を過ごした街懐かしさがこみ上げてきますただ一つ気になる点が．．．それは義両親がゴールドコースト、義理兄ファミリーがブリスベンに住んでいること。ブリスベンに引っ越す＝義家族との距離が一段と近くなるこれまで違う州に住んでいたおかげで、義家族と顔を合わせるのは年に一回ほどでした。ブリスベンに引っ越したら絶対会う回数が増える～祝日やイベントがあるごとに集まるようになるのかなおまけに今回のクリスマス私たちがブリスベンに引っ越すと知った義母は“じゃぁ泊りに行くわね～”なんてウキウキで“お邪魔してもご飯の準備とか気遣わなくて大丈夫よ”なんて軽くプレッシャーをかけてくる訳ですよ～懐かしいブリスベンへの引っ越しは楽しみだけど、義家族との距離感は今から不安でいっぱいです頻繁に会うようになれば慣れで緊張やストレスも感じにくくなるのかな？と淡い期待をしていますがどうなることか。。。あと気になっているのが妊活を続けるにあたってのGPと不妊治療スペシャリスト探し信頼できるドクターたちに出会えると良いなぁ～もしNTへの引っ越しだったら、不妊治療はメルボルンに通いで来るつもりでした。（かかりつけドクターたちに病院の数・質・オプションの豊富さなどを考慮してその方が良いと勧められて）でも、ブリスベンなら問題なさそうで安心です転勤辞令がギリギリだった関係で引越しの日程がなんと明日（12月31日）の大晦日になりましたさすがに年越し間際に引っ越しは初めてです(笑)明日にはメルボルンの家を出るなんて、まだ実感がありません。普段は前もってパッキング用の段ボールを貰えるのですが、今回は全てがギリギリで明日の当日（おそらく朝早く）業者の人が荷物のピックアップに来る際にみんな総出でパッキングする流れです今のところまとめたのは自分の服くらい転居先もいつ入居できるか未定だし、メルボルンからの荷物がいつブリスベンに届くかも未定引越しがギリギリだとこうなりますよね(笑)今日は家の掃除をしたり、いろいろと洗濯物を片づけたり、明日の引っ越し・荷造りが少しでも楽になるようできる事を進めようと思いますちなみに今日のメルボルン9:30amの時点ですでに36℃あります予想ではこれから最高42℃まで上がる久々の猛暑日に暑すぎるのも体力奪われますが引っ越しの準備頑張ります～