韓国の大手芸能事務所YGエンターテイメントは15日、BIGBANGや2NE1といった主要所属アーティストとともに世界進出を本格的に行うと公式発表した。所属アーティストのプロモーションのために、アメリカには「YG USA」、香港には「YG Hong Kong」を設立する計画が間近に迫っているという。
YGエンターテイメントの関係者によれば、昨年の春から世界進出に向けて着々と準備を行い、今年の春にはアメリカと香港に支社設立を行うという。現在は、すでに準備段階は完了し、残るは正式発表を待つだけとなったとのこと。
YGエンターテイメントのアメリカ、香港への進出は芸能事務所が行う従来のマーケティングとは異なっている。従来のように進出先の国で現地の会社と提携をするという形態ではなく、現地に設立された支社のスタッフが韓国からのエージェントと協力しアーティストの海外進出を行う。これによりアーティストは自社のスタッフと行動することが可能となるのだ。
また、こういった海外進出を計画する一方で、YGエンターテイメントはユーチューブやツイッターなどのSNSをマーケティングツールとして有効活用してきた。例えば、BIGBANGは、海外での活動やプロモーションを行わずに、iTunesや世界の音楽チャートで1位を獲得。そのため、今回の海外進出では支社設立によって、現地で活動を行う所属アーティストを全面サポートしていく。
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