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YGファミリーコンサートが韓国と日本の両国で20万人を動員し、成功をおさめた。

YGエンターテインメント(以下、YG)設立15周年を記念して開催された今回のコンサートは、BigBangをはじめ、2NE1、SE7EN(セブン)、ジヌション、PSY、コミ、TabloなどのYG所属歌手たちが勢ぞろいし、韓国と大阪、埼玉を回りながらファンたちにステージを披露した。

7組全てがそれぞれの強い個性で活動してきた歌手であるため、彼らは個別ステージでも自分たちの魅力を伝えながら日本のファンたちと触れ合った。

5年ぶりに行った合同コンサートにファンたちの反応も熱かった。今回のコンサートではヒット曲ステージはもちろんのこと、BigBangのテヤン、テソン、スンリとSE7ENが一緒に『痛い』、『Lonely』を熱唱し、コミがジャズバージョンで編曲したGドラゴンの『Heartbreaker』を歌うなど、異色の合同ステージもファンたちに新鮮な雰囲気を伝えた。

特に、超大型スクリーンが導入された今回のコンサートは、4万人が収容できる京セラドーム大阪とさいたまスーパーアリーナのステージから最も遠い席でも歌手たちの表情をはっきり見ることができ、観客たちがより公演を楽しめるように工夫が施された。また、可動式のステージやクレーン、リフトなどの特殊装置と華麗な映像は、観客たちの楽しさを倍増させた。

東京からきたという21歳の女性は、「YGファミリーはアイドルというよりアーティスト性が強いと思った」と絶賛し、「YGのアーティストたちには、これから日本でもっと活動してほしい。日本にプライオリティーをおいてほしい」と要求した。24歳の別の女性は、「アーティスト全体が楽しい仲間たちという感じで、お互い仲が良いのがわかった。YGファミリーは、全員がクールなイメージでそれぞれが独特な個性を持っている」と魅力を語った。

昨年、複数の事件で活動を一時中断していたBigBangは、今回のコンサートで5人のメンバーが久しぶりに一緒にステージに立った。テソンは、「今回のことで自分にとって音楽とステージがどれほど大切なのかわかった。次回はBigBangのコンサートで会いたい」と語り、より強まったメンバーたちの思いを代弁した。

また、PSYは、今回の日本公演を通じ、アイドルグループが主体で呼ばれてきたK-POPブームに新たな可能性があることを伝えた。特有のウィットに富んだ会話を日本語で準備し、観客たちの注目を集めたPSYは、座る間もないほど情熱的なステージを繰り広げ、日本でも観客を魅了した。

コミもまた、日本の人気グループ・globeの『DEPARTURES』を歌ったのが縁で、22日の最終公演ではメンバーでもあり、日本の有名プロデューサーでもある小室哲哉氏との突然の合同公演を披露した。2人はコンサート当日、初めて会ったにもかかわらず、完璧な呼吸で日本の観客たちを驚かせた。

日韓両国で20万人の観客を感動させたYGファミリーは23日に帰国し、その後は再びそれぞれの活動に戻る予定だ。



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