悲しみを受けるも与えるも沢山なのである。

実に情けない人間だが、妻の元を旅立とうと決めた。

当然妹とも同じ屋根の下では暮らせない。

５月を目指し、明日から準備を始めようと思う。

誰の目にも触れず、人知れず何時の日か静かに1人眠りたいのである。

私の世代は、もう出来ない事で苦しんだり悲しんだりしてはならないと思っています。

そうではなく、出来ることで、叶うことで楽しんだり喜んだりしなくてはならない。

そう思っています。

ある方の言葉を借りれば、その救いようの無さに救われるオヤジなのであります。

５月の妻の「手術来・初回の検診」に妻を送り、医師に聞きたい事を聞いてから、
あの極寒の「時計の無い街」へ旅立とうと思うのです。

妻や叔母を弟に任せてね。

元々、「籍なんかどうでも良い」と言ってした結婚、「君の好きなようにすれば良い」
妻には、そう伝えました。

そして、弟には「何れお姉さんも介護施設に入る時が来るかも知れない」
「お姉さんは貴方を気遣って、施設に入りたいと言うだろう」
「その時は、その前に必ず私に連絡して欲しい、その1つだけは約束して欲しい」
そう、頼みました。

昨日の私の「時計の無い街」の気温は、マイナス1℃・マイナス14℃でした。

私が14歳の時書いた「時計の無い街」は、
小川未明の「時計の無い村」の童話を知って書いたのではありません。

時計の無い街を「書いた理由も意味も」違いますしね。

ただ、「科学の進歩は人類を滅ぼす」という点では近いものがあるかも知れません。

また、時計もお金と言うモノも無ければ、
人類に戦争も不幸も悲しみも訪れなくなるという点も、私は中で書いていたと思います。

　　　　　「童話・時計の無い村」
　　　　　

それにしても、北海道では高齢者の乗る車の事故が続いていますが、
予想通り、タクシーの運転手も怖がるトヨタのプリウスの事故が殆どですね。

生木でログハウスを造るような会社に安全な車は造れない。

科学の進歩は決して人を幸せにはしないのです。

私の仕事も、ボールペンから鉛筆に戻そうと思います。

体重は、医師が言う体重をピタリと守れていますが、白髪は少し増えたかな。

私のブログ暦も5月12日で丸15年になります。(途中大半は消しましたけどね)

　　　　　

甘い物が食べたいぞぉぉ、そう思いながら日々食べない私です。

ああ、確かにしんどいぞ。

これが、今から約15年前、1人山に出掛け、音楽を聴きながら死のうと、
旅に出た時のブログと知り合えた切っ掛けとなった曲です。

この曲の前奏・間奏も幾度トランペットで吹いたことか。

私なりの幸福を求め、理想的な認知症を求めて、また旅立とうと思います。

私はもう