全て置き去りのまま。
全て置き去りのまま、時間だけが過ぎて行ってしまっている

もう八月
どんよりとした曇空を横目に、ちょっと引きこもりつつあるわたし。


みるみる遠くに行ってしまうような気がしている彼女に
どんな言葉をかけたらいいのか
どうやったら寂しくないのか

わたしが真横に居ても、ばぁばは気がつかない
呼んでも、認識できない

そして
大きな声で、わたしの名前を呼ぶ

まごーーー
まごーーー

まーーーごーーーーー


バカまごーーーーー

...バカが付いちゃったよぉぃ。


「もうわたし、帰るからね。もうすぐダディが来るよ」

そう言いに行った朝、
ホームに行ったらばぁばは爆睡してた

「昨夜、大ハッスルだったのよ。
大きな声で呼んだり、壁を叩いたり、立ち上がってみたり
今は、少し眠ってる」

ばぁばの部屋に入ると、大きく口を開けて寝てた
まるで死体みたいに

息をしているか心配になった

あんまりにも無表情に見えたばぁばを見て
堪え切れず部屋を飛び出した

絶対にこの場では泣くものかとココロに決めていたのに
とうとうホームで泣いてしまった

大好きなヘルパーさんが、わたしの肩を抱いてくれた


「どんな風に見えたとしても、おばあちゃんは生きているのよ
わたしにはもう、父も母もいないの
絶対に叶わないの
あなたのおばあちゃんは、まだ生きているじゃない」


どうやったら、ばぁばに届くのだろう
めいいっぱい、もがいてみる
多分、答えなんて出ないんだけど
正解だって、ないんだけど





ほぼ「レビー小体型認知症」と診断された。

元々レビー小体型なのかなぁと頭にあったので、
ほぼ間違いないだろうと告げられた時に、
「ようやく時間を進めることができる」とほんわり思った。


2ヶ月ぶりに長く一緒に過ごしたばぁばは
思っていたよりも、症状が進んでいた。

着いた途端から、「もう帰る」ともぞもぞし始め
5分とじっとしていられない状況。

とにかく眠くて仕方が無いようにも見えた。
(後から聞けば、夜間にリスパダールを服用しているとのことで
そのお陰で眠かったりもっそりしていたのかもしれない)


じっとしてられない状況で撮ったMRIの画像は
少しぶれていて、悲しくもおかしく思えた。

認知症のスクリーニングテスト
MRIにしてもいずれにしても症状はだいぶ認められる結果だった。

来週、SPECT検査をすることになった。


他にも、色々と書きたいことあるんだけど
一晩、気持ちの整理をするための時間を下さい。






約2か月開いてのばぁばとの生活。



とは言っても、

ばぁばはもうお引越しをしているので、身の回りのケアはしていただいているのだけど。



「介護」には、終わりも正解もないのはわかってる。





ただ、

泣いて暮らすようなことは、いやなんだ。

それに

後悔だって、少ない方がいい。





「もっと早くに気がついていれば」



この言葉が頭を離れないね。





21日は、3か月待ちした「物忘れ外来」の受診日。







ばぁば、会いに行くよ。