記念すべき一発目はファンタジーの大作『獣の奏者』
です。
この作品は、買ってしばらく読んでなかったんですが、一度読み始めたらまさに寝るのも忘れて状態になったので
一発目に持ってきました。
以下シリーズを通した感想です。
■評価:90点
■ジャンル:ファンタジー 獣を操れる少女の成長物語です
【ひとこと】
一見子供向けのファンタジーだし、実際に児童書コーナーとかに置いてあるんですが、
むしろ大人向けファンタジーです。普段はあんましファンタジー読まないよって人にも勧めたい作品です。
獣を操るという特異な能力を持つ主人公が、様々な困難を乗り越えてたくましく成長していく姿に素直に感動。
という主人公目線な見方も面白いですが、この作者の作品は、それ以外の人物描写が実に巧みで、そこが作品の奥深くしていると思う。
お約束と言えばお約束ですが、主人公の力を利用しようとする輩が出てくるんです。
って書くといかにも悪者な感じですが、決して悪い人間じゃなく、そいつはそいつなりの正義と信念に基づいた行動なわけで、何が正しいのか考えさせられる作品だと思います。
あとラストがあまりにも壮絶過ぎて、これほんとに児童書かよってびっくりしました。