みなさん
こんにちは
川代です
昨日は天皇陛下の即位の礼でしたが
即位の礼でも使われた三種の神器
以下の鏡、剣、玉の3つです。
八咫の鏡(やたのかがみ)
草薙の剣(くさなぎのつるぎ)
八尺瓊の勾玉(やさかにのまがたま)
このうち
八尺瓊の勾玉は皇居にありますが
八咫の鏡は伊勢神宮の御神体で伊勢神宮にあります
草薙の剣は熱田神宮の御神体なので熱田神宮にあります
では、昨日の即位の礼のために
八咫の鏡は伊勢神宮から
草薙の剣は熱田神宮から
東京の皇居に持ってきたのか?・・・
いいえ、違います
実はですね
分かりにくいのですが、
八咫の鏡
と
草薙の剣
については
身代わりとして形代(かたしろ)があります
簡単にいうと形代とはレプリカで皇居にあるのです
形代とはいえ、当然重要なものです。
ですので
昨日の即位の礼で使われた三種の神器は、こうなります
八尺瓊の勾玉(本物)
八咫の鏡(形代)
草薙の剣(形代)
ということはこうなります
八尺瓊の勾玉(本物で一つしかない(皇居))
八咫の鏡(本物(伊勢神宮)と形代(皇居)の二つある)
草薙の剣(本物(熱田神宮)と形代(皇居)の二つある)
※草薙の剣(形代)については、1185年の壇ノ浦の戦いで海の藻屑となっていて、その後、改めて草薙の剣の形代が熱田神宮から献上されたので、現時点で二代目の形代のようです。
ちなみに昨日、天皇陛下がお昇りになった高御座(たかみくら)には
三種の神器といいながら、二つしか箱が無かったですよね
これは、八咫鏡(やたのかがみ)が宮中の賢所に安置され、移動してはならないとされているからです。
PS
天皇陛下がお昇りになった「高御座」は
通常は京都御所にあるのですが、
今回、即位の礼のために東京に移動していたので
先日の、京都御所に行った時には、拝見出来なかつたのです
東京でも、「高御座」が一般参観できる機会があるようですから
ぜひ行ってみようと思います。
写真は、先日、京都御所に行った時の
紫宸殿の写真です
明治、大正、昭和の3天皇が即位礼を行った場所です
ここは、ほんと特殊な空気感でしたね
そのうち、また京都御所にも行ってみたいです^^