PUKに収録されているショートゲームから「日独最終決戦」を紹介しましょう。日独
 独逸は、未成艦の戦艦やら空母やらを出してきます。戦艦と巡洋戦艦合わせて14艘、空母4艘を含めて大艦隊でやってきます。
 いつもなら、「イケイケ、ドンドン」の私ですが、ここは一番「逃げる」に限ります。主力艦・航空機では引けを取らない艦隊を出せるのですが、損傷艦が出るのは間違いないので、ここでは戦いません。



砲弾一発・魚雷一本も撃ってませんので、スコアは0:0、評価D
支配状況を見てみましょうか。

見ての通り、「英国」の支配海域が、オーストラリアと珊瑚海のみ、「米国」は東海岸付近のみです。
「英国」はすぐにも落とせそうですが、往年の艦隊全てが配備されています。



日本の主力艦群は「インド」です
ちょっと半端な艦隊が、ハワイとトラックにおります。
ハワイ
「信濃」が空母ではなく、戦艦として登場
ハワイ
トラック
トラック
いずれにしてもというより、束になってかかっても「英国艦隊」にはかないません。
本来なら、「インド」の主力艦隊が来るまで持久なんですが、「英国艦隊」を罠にかけます。
そのためには、英国の作戦目標を「南太平洋」に変えさせるために、ショートゲームをやり直します。

「上屋抽梯の計(じょうおくちゅうていのけい)」を変形です。簡単に言うと弱点をわざと晒して、しかるのちに梯子を外す。と言う計略(罠)です。
 ここでおさらいです。日本の主力艦隊は、「インド」にいるので「ソロモン」に到着するのは4週後、「ハワイ」の艦隊が「ソロモン」に到着するのは3週後、「トラック」の艦隊が「ソロモン」に到着するのは1週後です。
 「英国艦隊」が「南太平洋」に襲来するのは、最短で2週後です。攻撃側は三艦隊しか出せませんので、最大でも「第一第二第三艦隊」のみです。
 同じターンでの戦闘する海域に順番は、「珊瑚海」が先、「南太平洋」が後になります。

 ここで種明かし、珊瑚海に攻め入り奪取します。同じターンで敵主力を南太平洋に敵を引き込み、逃げ回切って辛勝します(そのため旧型駆逐艦で良いでしょう。)。すると南太平洋に押し入った敵艦隊は自国海域に戻れなくなりますので、自滅します。
 
 残りは、オーストラリアに居ますが、主力を失っているので艦隊自体は脆弱です。しかし、オーストラリアは戦闘海域が狭いので、連続で攻めかけてすこしずつ戦力を削っていきます。この時の注意点は、「英国」の航空機は、夜戦型を中心にしているので、夜戦でも注意が必要です。
 空母艦載機は、烈風・彗星・流星・彩雲をフルに載せます。未配備艦の空母から艦載機を全て下して、彗星・彩雲を揃えます(それでも足りなければ基地航空隊の彗星を抽出します。烈風と流星は足りなくなるかもしれませんので足りなくなった時に作れるだけの金とアルミはのこしましょう。
 珊瑚海に、主力が残っていることがあります。その場合は、撃沈は狙わずに大破で良いと思います。

副官がぼそりとつぶやく
「やはり聯合艦隊司令長官は、腹黒くないと務まらないのですね・・・」