ミッドウェイ沖海戦はショートゲームですから、必ずしも有利な戦力配置にはなっておりません。

 支配海域を見てみましょう。


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 ミッドウェイ沖を奪取した以外は史実どおりです。

 しかし艦隊はミッドウェイのあたりに集中しております。

 しばらくすると英米は、マラッカに押しかけてきます。しかも、戦艦と空母を基幹とした艦隊ですので真正面から戦うとそれなりの損害を被ります。

 弱小艦隊でも迎撃できる海域が有るんです。それは、マラッカです。


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 しかしマラッカにも弱点があります。それは第二飛行場です。戦艦で押しかけられると、攻撃隊が出撃する前に陥落してしまいます。そのため、第二飛行場を破棄して、第三飛行場の東隣に新たに建設します。
 そして、支配海域のうち敵海域に接していない海域から、「一式陸攻」と「九七式飛行艇」引き揚げます。

すると一式陸攻が500機くらいと九七式飛行艇が400機くらいの予備機ができますから、そのうち第一飛行場に九七式飛行艇を爆撃機・攻撃機90機ずつ配置、第三飛行場に一式陸攻を爆撃機・攻撃機90機ずつ配置します。

 あと未配備になっている戦闘艦から、潜水艦14艘で編成した艦隊を二個と、駆逐艦12艘で編成した艦隊を二個マラッカに配備します。マラッカの狭い海峡に16艘艦隊で配備すると数艘はみ出してしまいので要注意です。

 

 さて当面の戦略ですが、ミッドウェイは米国の母港(ハワイ)の直近の海域です。つまり喉元に突き付けられた匕首(あいくち)と同じです。しかしこのゲームの米軍は呑気にマラッカに向かってきます。そのため主力がハワイには存在しません。

 ここはハワイ奪取の一択ですよ。社長!もとい指令長官!

 敵の母港を奪うと、備蓄資源を半分に減らすことができ、建造中の戦闘艦艇を無効化できます。しかもハワイを奪取できれば、世界有数の資源地帯である米国西海岸の隣接海域ですし、さらに母港になる西海岸を〈奪取できれば米国の備蓄資源を半分のまた半分の四分の一にになります。このことは、米国に拮抗できる資源を確保できるという事です。しかも母港であるハワイをを奪取するときは、日本海軍でもそれなりに艦艇は消耗します。しかし、米国はもっと消耗するはずです。

 また、ハワイは西海岸からの攻撃に脆いです。しかも西海岸を中期的にほったらかしにするのは愚策です。

 きょうはここまで。