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ひとのこころをうつしだす
かがみ
ガラスに水銀をはっただけの
かがみとは違い
こころをうつした数が
まるで
蜘蛛の巣のような
繋がりをうつしながら
限界のない広がりをみせる
ぼくは、いつからか
その中央から
外へ外へと
逃げ場をもとめるひとつの影の存在に気がついた
繋がりをもとめながらも
まるで
紛れ込むかのようなさまで
姿をくらまそうとする影
ぼくが過去に紡いだ呼音葉が
未来の『いま』に
はらはらと舞落ち、指先の隙間をぬって
下降する
ぼくは
すべての呼音葉を失ったかのように
無言でいるが
こころをうつす かがみの一部になって
亀裂の走る薄氷のような
鋭利な
傷みを感じている
かがみ
ガラスに水銀をはっただけの
かがみとは違い
こころをうつした数が
まるで
蜘蛛の巣のような
繋がりをうつしながら
限界のない広がりをみせる
ぼくは、いつからか
その中央から
外へ外へと
逃げ場をもとめるひとつの影の存在に気がついた
繋がりをもとめながらも
まるで
紛れ込むかのようなさまで
姿をくらまそうとする影
ぼくが過去に紡いだ呼音葉が
未来の『いま』に
はらはらと舞落ち、指先の隙間をぬって
下降する
ぼくは
すべての呼音葉を失ったかのように
無言でいるが
こころをうつす かがみの一部になって
亀裂の走る薄氷のような
鋭利な
傷みを感じている
口ほどにない
うたい文句にそそられて
その声をたずねれば
えたものは
少なし
われのなかの価値とおもえば
よし
口ほどにない
たずねびとの心情を
えんとした
われはおろかなるか
なにゆえ
ひとはわれのなかに
鏡をおく
みせつけてくれるな
もう
うんざりする
うその上塗り
自己弁護
怠慢
傲慢
意欲散漫
われを鏡にして
己を映し出すな
もう
うんざりする
そうして
ひとの落胆に
眼をつむれない
己に
つくづく
うんざりする
うたい文句にそそられて
その声をたずねれば
えたものは
少なし
われのなかの価値とおもえば
よし
口ほどにない
たずねびとの心情を
えんとした
われはおろかなるか
なにゆえ
ひとはわれのなかに
鏡をおく
みせつけてくれるな
もう
うんざりする
うその上塗り
自己弁護
怠慢
傲慢
意欲散漫
われを鏡にして
己を映し出すな
もう
うんざりする
そうして
ひとの落胆に
眼をつむれない
己に
つくづく
うんざりする