貯金と宝塚が好きな平凡なOLのハナシ -4ページ目

貯金と宝塚が好きな平凡なOLのハナシ

短大卒業後、一般事務職に就職。
特別なスキルは何もなく、預金残高がじわじわ増えていくのが密かな楽しみです^^

貯金のハナシとコスメ、些細な日常をテーマにした記事がメインですが
今は宝塚歌劇団の魅力に取り込まれているため関連記事が多めになっています(笑)

 

 

 

観たくて観たくて仕方がなかった

雪組バウ公演を観劇してきました! 爆  笑キラキラ

 

 

完売しない訳がないんですけど

「完売御礼」の文字はやっぱり嬉しい おねがい

 

 

 

宝塚友の会で当てた自力チケット グッキラキラ

 

 

バウは500人くらいしか入らないし

オーケストラピットもないので

13列目でも肉眼で顔が分かる距離感。

 

1000人以下の小劇場はチケットが

めちゃくちゃ取り辛いのが難点ですが

どこに座っても見やすいですよね。

 

 

※ネタバレ全開で行きますので

観劇の予定がある方は

出来れば観劇後にご覧くださいませ!

 

 

あらすじ

 

 

エイミー(星沢)がベットから起きると

友人のサラ(愛陽)とアリソン(白綺)が

約束の映画に行こうと誘いにくる。

 

エイミーは記憶喪失を患っているらしく

サラが持参したパンフレットの俳優が

毎日夢に出てくる人と同じでビックリする。

 

 

その俳優ユージーン(華世)に会うため

ニューヨークからロサンゼルスへと

長距離移動して会いにいくことに決める。

 

ユージーンはわがまま俳優で

撮影現場でもスタッフに偉そうにしてる。

 

ユージーンの問題行動にせいで

ヒロイン女優が降板したり

脚本がまだ出来上がっていないなど

撮影現場は混乱を極めていた。

 

カセキョーがたばこを手に

気持ちを歌うシーンがあるんですけど

ここのシーンが渋くて素敵です ラブ

 

そして、このときに運命の女性である

エイミーと出会います。

 

 

暗転して一気に画面が変わるんですが

突然、10年前の表示が出て

チアガールとアメフト部が出てきて

ユージーンはなぜか

学生っぽい服装で新入生で登場する。

 

チアのお衣装すごい可愛くて

センターで踊る華純さんが輝いてます!

ダンスもわりと本格的で

いかついアメフト部も迫力ありました。

 

リリー(星沢)という女性と仲良くなり

お互いに想いを寄せ合っているが

ベン(諏訪)が邪魔をしてくるので

関係がなかなか進展しないという感じで。

 

ここはセリフはあんまりなくて

ダンスや演出でその様子が描かれていて

みていてとても楽しいシーンです。

 

 

リリーの父親ライアン(英真)のラボに

遊びにいくとジャック(咲城)がやってきて

DNAの素晴らしさについて教えてくれる。

 

ジャックのDNAに対する盲目的な考えに

ライアンは否定的に捉えていて

彼を少し疎ましく感じている様子です。

 

 

リビングデットに仮装したリリーが

ユージーンをラボに迎えにきてくれて

ハロウィンパーティーに参加する。

 

このときにライアンが

「検査の結果は見たのか?」と

リリーに問い質すセリフがあるんですが

「今そんな話はしたくないわ」と

これが後半への伏線になっていました。

 

カセキョーはドラキュラで

その他のジェンヌさんも仮装していて

お衣装がとても可愛いかった 照れ

 

前作の別箱公演「FORMOSA!」の

コーヒーハウスに似た感じで

歌とダンスがカッコよかったです ラブ

 

 

卒業のプロムのパーティーにて

誰がリリーをエスコートするかで揉めて

ベンとユージーンと飲み比べ対決!

 

この時「え?未成年なんだけど・・・」と

戸惑いながら言ってるのが可愛い ラブ

 

因みに、勝ったのはユージーンです

 

 

ユージーンの兄フレッド(眞ノ宮)が

パーティーに乱入してきて

軽い好奇心からドラッグに手を出した

リッキー(紀城)を探しにきた。

 

フレッドはリッキーを嵌めて

恫喝するためにやってきたのだが

全員で乱闘になってしまい

ベンはアメフトができなくなるような

大きな怪我を負ってしまった。

 

フレッドは素行の悪さが目立っていて

両親も出来の良い弟である

ユージーンばかりを気にかけていた。

 

騒動の場にいたみんなは

それなりの処分を受けたにもかかわらず

自分と兄フレッドは軽い処分で

両親に対して不信感と不満を持っていた。

 

そこで撮影スタジオ(現在)に戻り

「カット!」の声がかかって撮影中断。

 

ここまでは過去の話のように思わせて

実は映画の撮影だったというオチ びっくり気づき

 

 

シカゴに移動してユージーンは

恋人?だったリリーの墓碑を訪ねる。

 

私はここで混乱してしまったのですが

リリーとエイミーは同一人物ではなくて

そうではないということが明らかに。

 

俳優を目指していたユージーンは

ニューヨークへ行くけど

プロムには帰ってくると言うんですけど

自分の死期を悟っていたリリーは

 

あなたはもう戻ってこない

私の勘は当たるの

 

・・・と、突き放すように言います。

 

 

映画撮影のためののダンスレッスンにて

エイミーがリリーの記憶と混同して

現在と過去が少し混じり合うシーンです。

 

ラボでDNAの話をしたシーンの伏線を

このシーンで回収するのですが

リリーの母も、リリーもDNAに損傷があり

長生きできない病にかかっていました。

 

妻と娘を亡くしたライアンは

ジャックの甘い誘惑に乗ってしまって

リリーをクローン人間として

エイミー生み出してしまったらしい。

 

だが、クローンは模倣であるため

オリジナルを超えることは決してできず

リリーの年齢に近づいたエイミーは

リリーだった時の記憶を全て思い出して

死期が近づいていることを悟ります。

 

このときDNAのセットライトが登場し

音楽や演出に合わせて

形と色がDNAになっていくのが

見応えのあるシーンになっています。

 

 

そして、この時に映画の脚本家がベンで

リッキーもカメラマンとして

映画制作に携わっている事実が明らかに。

 

リッキーは序盤の撮影所のシーンでも

目立たない形ではありましたが

登場してたので私は気付いてました 

 

 

失踪したエイミーを探して教会へ行き

ユージーンは10年前に言えなかった言葉を

エイミー(リリー)へ伝えます。

 

記憶を取り戻したエイミーと共に

撮影でプロムのやり直しをするんですけど

映画のエキストラ達が

 

お弁当で食中毒 ドクロ

 

・・・になってしまって

本来は映画に出るはずのない役の人も

みんな出演する演出になっています。

 

今年は暑かったからな!太陽

 

・・・と時事ネタも飛び出してます!

 

 

ライアン(英真)は

「プロムって年齢じゃない」みたいな

セリフがあるんですけど

 

今日がいま一番若い

 

・・・と、なんだか元気づけられる

そんなセリフもあったりします 

 

そういえば冒頭のシーンでも

何かにチャレンジするのに

今日より早い日はないっていう意味で

「今日が一番若い」と歌詞があって。

 

私も年齢を言い訳にしないで

今より若いときはないんだから!って

思うようにしたいなと思いました。

 

 

プロムのダンスシーンが

フィナーレを兼ねる演出になっていて

正装姿で踊るダンスはカッコいい! ラブ

 

カセキョーは白いスーツ姿でしたが

中のベストが綺麗なピンク色で

すごくメリハリがあって素敵でした。

 

 

 

ユージーンがエイミーを口説くセリフが

言葉のセンスが微妙だと思っていたら

 

言い方が変態っぽいわ

はっきり言ってくれたのでスッキリwww

 

 

ベンとジェシカも関係を長年拗らせていて

指輪を出してプロポーズ?の場面で

 

一緒にプロムへ行ってくれ!

「セリフが違うわよ!」と怒られてました。

 

 

このあとクローン騒動で

映画のスポンサーが降りてしまった時に

 

僕が他にわがままを

言える人がまだ一人いる

 

そう言ってアメリカ大統領に会いに行って

 

お父さん、いや大統領・・・

やっぱりお父さん

 

モジモジしている様子が可愛いのですが

ベンにはっきりしろ、と言われて

 

父親が大統領に

なったことがあるのかよ?

 

と、言い返しているのが面白かったです。

 

問題児だった兄フレッドも

父親の補佐務めるほど立派になってて 照れ

 

ユージーンが俳優になると言ったときは

両親とも決裂してしまったのですが

ここで和解できて良かったと思います。

 

最後にユージーンが

家族の名前を全員呼んだ後に

 

ベン!  って最後に読んだら

「よっ!」って返事をしてから

 

忘れられているかと思った

 

・・・と、会場の笑いを誘っていました。

 

 

 

 

 

カセキョー良かった!

 

 

冒頭のオープニングで

カセキョーがスッとでてきたときは

 

王子か?まじかるクラウン乙女のトキメキ

・・・と思うくらい神々しかった 

 

 

その後に傲慢な映画スターで

こういう役なのかな??って思ってたら

全然、普通の優等生キャラでした。

 

10年後の今と過去を演じるという

難しい役どころですけど

お衣装の雰囲気とかセリフなどで

色々工夫をされていて

練習頑張ったんだろうな、って 照れ

 

特にタバコを吸っているシーンは

なかなか見応えありました・・・びっくり気づき

 

 

お歌、ダンス、お芝居すべてで

どれもとても上手にこなされていますが

まだまだ伸びしろと可能性を感じます。

 

これからの成長がますます楽しみ おねがい

 

 

 

 

その他のキャスト

 

 

星沢ありささんの顔が

分かっているようでイマイチなので

めちゃくちゃ美人さんで

最初「あれ?こんな顔だっけ?」と

少し戸惑ってしまいました キョロキョロアセアセ

 

華純沙那さんはすぐにわかって

目元がブルー?パープル?っぽい感じが

もうすっごい可愛いかったです ラブ

 

星沢さんが儚げなのに対し

華純さんは元気いっぱいという感じで

その対比もすごく良かったです。

 

最初出てきたときは

性格悪い感じのお役かなと思ってたら

めちゃくちゃ良い子なので

こんな友達欲しかった~!!! 爆  笑

 

 

諏訪さんもアメフト部のときは

粗暴でやんちゃな感じが満載ですけど

脚本家になってからは

ものすごい知性的な人になっていて

メガネ姿がカッコよかったです ラブピンクハート

 

咲城さんは出番やや少なめですけど

歌唱シーンもあったりして

作品のキモとなる役どころだったので

しっかり目立っていて良かった!

 

 

 

 

奇跡が起きた?

 

 

ちょうど通路側のお席だったんですけど

ショーがある訳じゃないし

通路を使った演出は無いかなと思ってて。

 

センターブロック1列目のところは

カセキョーが舞台から降りて

目の前でちょろちょろしていたりして

ちょっぴり羨ましかった 笑い泣き魂

 

 

お芝居の終盤で失踪したエイミーを

走って探しに行くというシーンのときに

下手側の通路側に降りてきて

 

 

え?

これはまさかここ走るの??

 

・・・って思っていたら

ホントに真横を走っていった!!びっくり気づき

 

でも、もうめちゃくちゃ早くて

コンマ1秒くらいだったんですけどね

 

 

 

 

 

感想

 


過去と現在が常に行き来しているので

現在、過去、映画の撮影シーンが

全部ごちゃまぜになったような感じです。

 

お話の筋書きを論理的に考えると

何だか色々と突っ込みたくなりますが

そういう世界観と受け止めると

私は気にならずに最後まで観れました。

 

去年星組「BIG FISH」を観たんですが

あのお話も過去と現在があり

さらに、空想と現実が交差するので

それに似た感じのテイストに感じました。

 

ファンタジー、ミステリーに加えて

コメディの要素もしっかりあって

恋愛、友情、家族愛など

全て詰め込まれたような作品でした おねがい

 

 

お衣装は使いまわしも多かったですが

小道具や着こなしで工夫して

変化を持たせていたのは良かったです。

 

セットは意外と凝っていたので

場面の転換は鮮やかで

なかなか見応えがあって良かったです。

 

 

主演がカセキョーということもあり

実力のある上級生が脇を固めていたので

お芝居もとても見応えがありました!

 

・華世 京

・星沢 ありさ

・英真 なおき

・奏乃 はると

・真那 春人

・杏野 ことみ

・桜路 薫

・諏訪 さき

・眞ノ宮 るい

・咲城 けい

・愛陽 みち

・紀城 ゆりや

・華純 沙那

・白綺 華

 

このくらいはちゃんと顔を見て

ジェンヌさんの名前が出てきましたね!

 

・莉奈 くるみ

・麻斗 海伶

・稀羽 りんと

 

結構分かりやすい役柄だったので

2回目以降観る機会があれば

意識してお顔をチェックしたいです。

 

本公演では路線や上級生に

いいお役がどんどん当てられますので

これだけごっそり上がいないと

普段はあまり目立たないお役の方にも

しっかりとセリフがありました!

 

 

この後、月組の新人公演を観たときに

お隣の席の方と少しお喋りして

「13時公演の月組を観た」と仰ったので

私も「雪バウ観ました」と言ったら

 

私よりめちゃくちゃ熱く

カセキョーの魅力語ってくれて

すごい嬉しかったです びっくり

 

「初日の写真観たけどすごいよね!」

「センター似合う子だよね!!」

 

・・・って、激褒めされていましたけど

特別カセキョーが好きな訳ではなさそう

 

でも、公演が終わって帰るときも

優しく声を掛けてくださり嬉しかった 照れ

 

 


 

ポスター画像なんですけど

螺旋階段が背景に映っているんですが

このお芝居のキモとなるワードが


DNA なんですけど

それを意味しているのかな?と思ったり。

 

 

慌ててアップしたので

ちょこちょこ加筆修正するかもしれません。