「真夜中の冷蔵庫」
そんなタイトルはつけていなかったけれど、
そんな画を描いたことを思い出した。
真っ暗な部屋で、屈んで冷蔵庫を開けている人影。
開いた冷蔵庫から、床に伸びる光りが一筋。
―なんで、そんな場面を描いたんだろう。
みんなが寝静まったころ、
一人階下に降りて、静かに開けた冷蔵庫から床に広がる光り。
その時の私は、何を感じていたんだろう。
―「夜中に冷蔵庫を開けている」
それだけだと、不気味な場面を想像してしまいそうだけど、
なんか柔らかい画だったような。
ような、ような。
なんでそんなこと急に思い出したんだろうか。