アトピーで脱ステロイドをした時の食事で
1、油・・テンプラや唐揚(オメガ3を除く) 2肉 3砂糖 の順でアトピーが悪化したと分かりました。
その後も、上記の物はできるだけとらないようにしてきました。中でも、お肉はそこまで好きではありませんので、約1年間、肉食は数ヶ月に数回の割合でした。
その頃ずっと風邪をひいていました。
ある時お肉を食べると、体調が良くなり、肌もつやっとしました。
その後は、お肉を月に数回は食べるようにしてます。そうすると風邪をひかなくなりました。
以前は(も?)、かなりのストレス状態だったのでそれが原因で風邪をひいていたのもありますが、お肉をとらなかったのもあると思います。
というのは、ある時友人が言っていました。友人のいとこ夫婦が健康のため、ベジタリアンになってたそうです。すると私のようにずっと風邪をひいていて、いろいろ調べた結果、肉も必要と分かり、お肉をとるようにいなったら風邪をひかなくなったようです。

マクロビオティックでは歯の構成に人類が何を食べてきたかの手がかりがあると言っています。
人の歯は32本。
◆切歯(前歯付近)  8本・・野菜を切るための歯
◆犬歯(切歯より奥) 4本・・肉な魚を食いちぎるための歯
◆臼歯(奥にある)  20本・・穀物をすりつぶすための歯

つまり、全体の8分の5が穀物、8分の2が野菜や海草、8分の1が動物性の食品で人間は食物をとってきたと推測できるそうです。

また、私はお肉を調理する前に浄毒をします。1カップのお水と小さじ1~2のお醬油(+お酒も○)に切ったお肉を10分ひたしておきます。これで、お肉にしみ込んだ抗生物質やホルモン剤(えさなどに含まれている)が除かれるそうです。



ところで、肉食と地球環境問題は実は多いに関わっています。

■≪畜産動物のえさの問題≫
・1頭のウシは500キロの体重になるまで1200キロもの穀物を食べる。なんと世界中の穀物生産の3分の1は、飢えに苦しむ人達でなくウシの胃袋に納まっているのだ。
・豚肉で養える人数を一人とすると、穀物で養える人数は4人。
・牛肉で養える人数を一人とすると、穀物で養える人数は10人。
・鶏肉で養える人数を一人とすると、穀物で養える人数は2人。
・世界的な水不足のなか、穀物栽培には大量の水が必要で、アメリカ国内の水消費量の半分は飼料用穀物のために使われている
・穀物1キロの生産に必要な水が1トン、牛肉1キロを得るために必要な水は2000トン。
東京大学生産技術研究所の沖大幹助教授によると、牛丼一杯をつくるために使われた水は1890リットル。


■≪排泄物の問題≫
・ウシの排泄物にはかなりの有機物質が含まれており、これらが地球に染み込んで地下水や河川を汚染する。13億頭のウシが排泄するメタンガスによる地球の温暖化、ウシが踏み固める大地の砂漠化など、ウシ関連の環境問題は限りない。著者が「ひずめのあるイナゴ」と呼ぶウシの大群こそ環境破壊の元凶とも言えるのだ。
・家畜部門から排出される二酸化炭素は、飼料作物栽培のための肥料生産、農場での家畜飼育、その輸送、放牧地造成のための植生刈り払いなどの土地利用とその変化も考慮すると、人間活動により排出される二酸化炭素の9%を占める。それは、二酸化炭素の296倍の温暖化効果をもつ人間活動由来の窒素酸化物の 65%も生み出すからだ。


■≪飼育のための放牧地の問題≫
・南米では、牧草地にするためアマゾン流域の熱帯性雨林が焼き払われる。100グラムのハンバーガーひとつのために、5平方メートルの森林が破壊され、植物、昆虫、鳥、哺乳類など重さにして合わせて75キロもの生物が犠牲になっているという。
・年間で実に1億5000万ヘクタールの熱帯林がなくなり、現在もなお毎年1600万ヘクタールが消失している。森林伐採と焼畑農業が主たる原因だが、牛や羊など家畜の放牧地への転換もまた大きな要因となっている。
・アメリカなど先進国における畜産はフィードロット方式が主流だが、世界全体でみると、放牧による飼育の方が多い。そして、そのほとんどがブラジル、ベネズエラ、などアマゾン川流域の中南米諸国に集中している。食肉を大量消費する先進国の企業が、これらの国で食肉増産のためにアマゾンの熱帯林を切り開いて家畜の放牧地に変えているからだ。今日、アマゾンの土地に約600万頭の牛が放牧されているという。世界の熱帯林の半分をアマゾン地帯が占めている。そのうちの20パーセント(日本の総面積の3倍にあたる1100万ヘクタール)が、放牧地の開発ですでに失われている。
・ 放牧地は、牛の群れに根こそぎ牧草を食べつくされ、養分や水分の枯渇、表土の流失を招いて、たちまちのうちに、種をまいても芽が出ないほど荒れ果ててしまう。そして、放牧に使えなくなると、その土地は打ち捨てられ、牧場主は次の放牧地を求めて、さらに熱帯林を切り開いていく。


★フツーの人が書いた黙示録ー肉食編⑤ : http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/apocalypse-meat05.html
★飢餓と肉食 : http://www.nikusyoku.com/kiga/fact/02.html
★ここがへんだよ肉食大国ニッポン! : http://veganism.exblog.jp/6108563/


このように肉食は地球環境と多いに関わりあっています。
他にも問題としては、某国のお肉は抗生物質・ホルモン剤まみれのえさで飼育されているとかいないとか。
現在の「工場畜産」のあり方、ストレスいっぱいのギュウヅメ状態で育てられる動物を可愛そうと思うか、人間のため当たり前と思うか。
といろいろあります。


インディアンがお肉を食べる時、その肉を提供してくれた動物の魂に祈りをささげるのように、日本が食事の前に「いただきます。」と言うのは、そういう命をいただくということの本質を分かっているのだと思います。
「食べる」という行為は命をいただくと言うことをもっと伝えなければいけないと思います。
そうすれば上記のような事を考え直すこともできると思います。

私はお肉屋さんでアルバイトをした事もあります。
ですので、こういった事を書くと、お肉屋さんの将来は?と憂いてしまいます。
理想ですが、手塩にかけて育てられた動物達を、今みたいに破格の値段でなく適正価格で卸す。そして、消費者も命をいただいていると感じながら感謝していただくというようになればと思います。
動物達の命もですし豚肉なら4人、牛肉なら10人、鶏肉なら2人の飢餓の人の食事を食べていることになるからです。