前回、資本主義は限界と書きました。
資本主義は消費拡大を良しとします。しかし、地球の資源は有限です。
それが行き着くとどうなるのでしょうか?
★NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン
: http://www.ecofoot.jp/what/index.html によると

『世界中のひとびとが日本人のような暮らしをはじめたら、地球が約2.4コ必要。
つまり、日本人は現在の経済(消費)活動のスケールを2分の1以下に戻すことが求められる。』
『世界中のひとびとが米国人のような暮らしをはじめたら、地球が約5.3コ必要。』


巷では、闇の権力者は人口削減説の他に、自分達だけ宇宙の他の惑星への移住計画説もあるとか否とか。
それならその人達だけで、早く移住して下さい、と思います。性格の悪い人達と一緒にいたくないです。(笑)
しかし宇宙は意識レベルが高いと思うので、その人達は受け入れられるのでしょうか?
また、世界各地には大災害時のシェルターがあるといいます。もちろん、定員があります。
私はそこにまぎれこめてもそんな一部の人達だけ助かりたいという考えの人達と暮らすのは嫌です。
それなら生き残らなくていいなあと思います。
そしてお空から、その生き残った人達がどういう暮らしをするのか見てみたいです。


資本主義の話に戻ります。
前回も書きましたが、私の「物がそこまで売れなくていい。」というのは
 ■地球資源有限説

あともう一つ
 ■目的が変わってきている

というところにあります。

本来物やサービスを売る際、「これを使ってもらって人を幸せにする」という気持ちがあるのが原点だと思います。
でも、今はそれよりも、「今月○○円分売ろう。」という目的に変わってきてます。
確かに人を幸せにしたいから、より多くの人に売りたいというのも分かります。
しかし、「今月○○円分売ろう。」という気持ちが強いのが多いのではと思ってしまいます。
それって売り手のエゴですし、地球にとっては迷惑だと思います。

本『幸せの予約承ります』http://ameblo.jp/naturin888/entry-10715060655.html の<これからのビジネス> によると、

・体に楽なビジネス・・・仕事の内容と量が体に負担をかけない。「売るだけ売ろう」と欲を出してはかえって損をする。「ここまで売れればよし」と決めその分だけ出荷されたら販売を打ち切るくらいの思いきりのよさが必要。

とのことです。
この記事を書いた頃は、この部分はあまり納得できていませんでした。
しかし今はこの考え方の方がこれからの時代に適しているのでは?と思います。
綺麗ごとだとか、従業員のことを考えろという気持ちも分かります。
しかし、「今月○○円分売ろう。」という目的は誰のため、それはどうなのかと考えてほしいです。
そしてどの会社も毎月一定の利益を出せば、あとは、どうしてもと頼まれた場合以外は販売せず、残りの時間は遊びましょうー。。 ←結局そっちかーい!
もう資本主義は古い時代です。これからは地球に人に心地よいビジネスが広まればと思います。


ここで2つの話を思い出しました。
1つはいつも読んでいるマナさんのブログより。
 ★『1万回生きたマナ』  http://plaza.rakuten.co.jp/ichimankaimanna/
いつの記事か忘れましたが、要旨は、
”現在の支配の経済から脱却し、意識の高い人達から物を買ったり、そういう物にお金を使う・そういうお金の経路を作り循環させる。”
のようなことだったと思います。私はまさにこの考えに賛同します。


もう一つ思い出した話は、外国に住んでいる知人が日本に来た時言った言葉です。
「日本人は買物好き。暇があれば買物に行っている。たくさん物を持っているのに。
そして、また、日本のお店は人が買いたくなるようなディスプレイや仕掛けになっている。」
そうなんです。日本は本当にディスプレイや買いたくなるような売り方が上手だと思います。
だけど、さっきの話に戻りますが、それこそうーんと思ってしまします。
何も共産主義になれと言っているわけではありません。
日本の会社の能力は高いと思います。だから世界がびっくりするような高度経済成長も成し遂げたと思います。
その能力を、販売サイドも、それを作るメーカーも”いかに売るか” から”地球と人に優しい商品”作り・普及に力を注いでほしいなあと思います。

地球や人に優しい商品・サービスにたずさわる会社ほど儲かるそのようなシステムがいいです。
その為には、消費者各々の良い選択がキーとなります。
一般的に”エコ”や”地球に優しい”と書かれていてもそれが本当か見極められるようにならなければなりません。
例えば、私はお菓子好きなのでスーパーのお菓子売り場によく行きます。
アトピーの人が食べれるお菓子はドライフルーツ(しかも添加物があまり使われてないもの)やおせんべい類(もち米はヒスタミンを出すのでNGとも)になります。でも、どうしてもいろいろ食べたくて、子供のアレルギー用コーナーも見たりします。
確かに、”卵・牛乳不使用”と書かれています。
しかし、原材料を見ると、”食べるプラスティック”と言われるマーガリンやショートングが使われていることもあります。これらは体に残りアレルギーの元になります。
また、”○○使用”と一見、体に良い素材が使われていても、上記のようにそれを上回る体に悪いものが使われていることもあります。
アトピーやアレルギーの人を基準に物作りを進めれば、地球環境はかなりよくなると思います。
言うのは簡単ですがなかなかですね。やっぱり戦後のアメリカ主導の世の中が日本をおかしくさせたのでしょうか??
まあ、あんまり厳密になるより、少々体に悪くても笑って美味しく食べることの方が何よりの健康法だとも思いますけれど。


今のビジネスで「今月も販売目標に満たなかった。」という人、自信を持って下さい。
「今月地球に貢献できた。」と自分をほめて下さい。(笑)
そしてその仕事より世の中で貢献できる仕事を見つけことがベターだと私は思います。