最近、ビジネス状況が厳しく、”生き残りをかけて”という言葉がビジネス雑誌などでもちらほら
見受けられます。
私は事業をしているわけではないので甘いとは思いますが、その脱する方法を考えてみたいと思います。
それは主に2つあります。
 ■事業の転換
 ■現場の声をきく

ただその前提に、私は”そこまでモノが売れなくても”という考え方があります。
その理由は、現在の資本主義を続けていくと地球がいくつあっても足りないという環境面の考えからです。
だから、良いものもありますが、”もっと買って幸せな生活をしましょう。” ”この物があれば生活はより幸せになります。””みんな持ってますよ。”という世界がいやです。地球にとって良い物はどんどん普及させればと思いますけれど。
私もそこまでストイックにはなれませんが、NPO法人『地球村』さんのような人達が政権をとったり、世の中の意見の主流になれば、地球の環境はずいぶんと変わると思います。


では、本論に戻って、現在のビジネス状況を脱する方法についてです。
   <事業の転換>
先日、子育て中の友人に会ってきました。
子育て中の人といつも話題になるのが、保育園探し。
保育園は本当に不足しているみたいです。
私が事業家なら保育園を経営するのにといつも思います。需要はたくさんあります。
私にとっては未知の世界の子育て。疑問に思ったことを質問すると、次々と答えが返ってきます。
ですから、子育て中あるいは子育ての終わった女性男性が、保育園に勤務すればいいなあと思いました。
資格等必要かと思いますが、それは入社前の研修で補えばいいと思います。
産休でいったん仕事を休むと再就職が難しいとよく聞きます。
そのような人も
 ・自分の子育てというスキルを武器に、仕事のしやすい保育園で仕事ができる。
 ・保育園を増やす。
システムができれば、世の中が上手く回るのではと思いました。

現在の”生き残り”をかけたビジネスをしている方。
そんなぎりぎりのビジネスをしなくても、こういった育児や介護なと、需要のいくらでもある事業に転換すればいいのにと思います。私個人的には東洋医療も普及してほしいです。西洋医療ももちろん効果はあります。しかし、西洋医療で補えない部分や、予防医学に効果がある東洋医療がもっと普及してほしいです。

みな、この資本主義のままでは限界があると気付いている方も多いでしょう。
ええ、限界です。(笑)
これまでのノウハウを活かせない新事業への転換はたいへんだと思います。
でも”生き残りをかけたビジネス”に取り組む能力がある方ならきっと、新事業への転換にも取り組むことができると思います。
私はこのブログで”このようなものがあったらいいな””こんな事業があればいいのに”とよく書いています。
それは私にはそのような事業を起こす資金も能力もありませんので、できる人が実現してくれればと願いながら書いています。ただ、それが儲かるか、本当に世の中の為になるかは分かりませんので、事業前に調査して下さいね。


  < 現場の声をきく>
私はアルバイトを含め、多くの仕事を経験してきました。
例えば商品を受注するコールセンターでは、お客様は同じことをおっしゃったりします。
「あなたのとこのコマーシャル、誤解が生まれるよ。」「この商品、こうしたらいいのに。」
しかし、そのお客様の意見を上げるツールやシステムがありませんので、お客様の意見もそこでとまってしまいます。

また、会社でも現場の人達はみな、同じ事をよく言っています。
それは取るに足らないこともあります。
「この書類、ここの記入不要では?」 「工場のこのレイアウト移動させたらいいのに。」
だからその意見を吸い上げれば、効率的でよい企業形態ができあがるのではと思います。
ただ注意点としては、1つの部では不要でも、他の部では必要なこともあります。
例えば、いくつかの部を回る書類で、ある部では不要でも他の部では必要なことがあります。
また、その部では不要でも、会社全体から見れば必要な事もあります。逆もしかりです。
できれば皆がそれが分かる事、何よりその書類の全体が分かる人が必要だとおもいます。

今の日本は、私から見れば、現場の声は聞かず、上だけで決めている状況です。
その”上”は政治家でもなく、その政治家を動かしている人達です。
だから政権が変わっても動かしている人が同じなので、多少の景気動向や政策変動がありますが、基本は変わっていません。
その”上”の人は、自分らの利益を守るためなのか、自分らが決めないと世の中はむちゃくちゃくになると考えているのか。。。

”上”の人の意見を変えるのも世の中を変える一つの方法です。
現資本主義を抜け出すには、現状と対極の考えで引き戻すことが必要なのではと思います。
それか、全てを巻きこむことです。相手も自分も統合するのです。
自分自身、変えていこうと思っています。


何か変えるとき、
 ■その大元をかえる
 ■現状とは別の新しいものを創りあげる
どちらか、あるいは他の手段がいいのか、考える日々であります。