以下、引用
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●大麻は地球上でいちばん強くて丈夫で長もちがして、役に立つ材料のひとつだ。衣服用としてもこんなにすぐれた繊維はないし、ロープをつくれば丈夫だし、パルプ原料としても、栽培も収穫もじつに簡単だ。新聞の日曜版の紙をつくるだけでも、毎年何十万もの木が切り倒されていて、世界の森林の大量破壊が問題になっている。大麻を使えば、一本の木も切らずに何百万部も新聞の日曜版を印刷することができる。他にも多くの原材料のかわりになるし、コストは10分の1ですむ。


●この奇跡のような植物‐大麻は薬品にもなる。その栽培を許可すると、誰かが損をする。


●もし大麻が栽培されると、世界中の綿花栽培業者やナイロン、レーヨン生産者、それに木材生産者の半数がたちゆかなくなる。


   『神との対話2』 ニ‐ル・ドナルド・ウォルッシュ著 P240~241


私たちは樹木を1本切るごとに2本の苗を植えていますよ。
その苗が切り倒された古木と同じ酸素をつくるほどの大きさ、強さに成長するには、ほんの300年もあればいい。地球の大気のバランスを維持しているアマゾンの熱帯雨林にかわる植物の酸素工場をつくるには、2、3千年かかる。


●森を切り倒すのは、家畜を飼うためだ。その家畜を殺して食べるためだ。
  

   『神との対話3』 ニ‐ル・ドナルド・ウォルッシュ著 P448
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「森林はいまも世界の陸地の約30%を占めているが、毎年、パナマと同じ面積の森林がなぎ倒されている。
 いまのペースで森林伐採が進めば、世界の熱帯雨林は100年以内に完全に消滅してしまう可能性がある。


この本からの情報からだけなので事実かどうか分かりません。けれどこれが事実ならば大麻生産は一つの環境問題改善のきっかけになると思います。この本によると大麻生産が広まらない理由は薬物としての側面より経済権力的問題と書いてあります。へえー。それが事実であっても大麻に薬物としての側面があるのは何か人間が試されている気もします。


環境問題を勉強してると、原因と結果をもっと多くの人に知らせるべきだと思います。例えば、過放牧が森林伐採の原因になってるとか、森林伐採により水確保ができず国際間で水を巡って紛争が起きる可能性もありとか。原因と結果を教えて「あなたはどう考える?」というのはありだと思います。原因だけを批判するのではなく、自分の行動がどういう結果をもたらすかまで教えるべきだと考えます。


引用した「神との対話」は3シリーズまででています。それはちゃうやろーというところもありますが、宇宙の成り立ちみたいなのや高度に発達した生物の話は面白かったです。