今日は、熊本にお住まいの

まつだまみさんから頂いた

お父さまとのエピソードをお届けします。

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約12年間、病院で寝たきりのまま意思表示もできなかった父。

元氣な頃の父とは、色々な事がありました。
でも病気後の父と向き合う中で、沢山の学びを頂き「今」の私があります。

父の入院中…
目に見えないけれども
出来る限りの愛を、
感謝の言葉と共に父の魂へ注ぎたい…と思い

私たち家族は、
父の肉体に沢山触れながら
父のぬくもり、私達のぬくもり…
互いのぬくもりを感じる事ができる
大切な「今」を大事にしてきました。

旅立ちの時…
紫色に変化し浮腫んだ父の足先は、
冷たくなっていました。

この足の状態で、あちらの世界へと
旅立たせたくなかった…

私が肌に触れながら氣を送ると、
紫色だった部位は肌色へと変化し、
血行が良くなっていきました。

足…あたたかくなったね…
軽くなったね…
これで自分の足で旅立っていけるね…
よかった…

せめてもの最後の親孝行になったかな？

父の瞳に膜が張り始めました。
きっと父の心が、
お別れの儀式を終えたのでしょう…
ゆっくりと目を閉じていき、
静かに眠る様に息を引き取りました。

言葉も発せず、動く事もできない父でしたが
触れ合いを通して、父の愛も私の中に沢山頂いてきた事を「今」…しっかりと感じています

お父さん…沢山の愛をありがとう♡