昨日の、問題文からイメージするというお話。
この力をつけるにあたり、やはり重要なのは、
いかに子どもたちが、日常生活において様々なことを経験しているか。あるいは臨場しているか。
これに尽きると考えます。
思えば、私がお世話になっている某学童での取り組みがそうで。
そこでは、お子さんたちに実際に買い物に行ってもらったり、お子さんたちだけで公共交通機関を利用して小旅行をしたりと、
自然と算術(この場合は、お金の計算)が必要になる状況を、作り出すようにしておりました。
当然、安全面としてはどうなのかという懸念もあるにはあるのですが、それは一旦脇に置いて。
この経験によって、お子さんたちは計算に関して、ある程度苦もなくできるようになっています。
普段、算数に苦手意識があるお子さんであっても、です。
とはいえ、このご時世。お子さんが何に巻き込まれるか分かったもんじゃない、と感じるのも致し方ないことではあるでしょう。
だからこそ、親は選ばねばならない。
自分の子どもに、どんな人生を歩んでほしいのか。
それさえ持っていれば、自ずと自分の行動を選択できると思います。
・・・・・・。
ま、人の親でもない私が言ったとて、どこまで説得力があるかは分かりません。
が、一(いち)教育者として、また一(いち)人の子として、親にはそうあってほしいと願っています。
我が子を思うなら、です。