ご無沙汰しています。
ようやく1学期の成績を付け終え、一段落といった感じです。
まぁ、それはともかく。
算数の授業をしていて、困ったエピソードを紹介します。
三角定規の「罠」
それは、「垂直・平行と四角形」の授業でのこと。
2本の直線が垂直な関係か、平行な関係かを調べるため、三角定規を使うのですが。
子どもたちの実際の使い方は、基本的に教科書通りにするので、
◢→
◤
という動きをします。(図は、垂直な関係かどうかを調べる動きです。)
が。
黒板に貼れるタイプの大きい三角定規は、磁石の付き方によって
←◣
◥
という動きしかできませんでした。
先ほどとは全く逆の向き、逆の動きです。
これにより、子どもたちは混乱。
仕方なく、磁石が付いていない面で動かして見せましたが、非常に使いづらく、見せづらかったです。
単元を終えて
「垂直・平行と四角形」の授業を一通り終えて、つくづく思いました。
教具は、超重要!
だと。
子どもたちが実際にやる動きに合わせてできるものでないと、大きな混乱が生じてしまいます。
ただ、最近は教科書や指導書にQRコードが付いていて、それを読み込むと、三角定規の使い方の動画が流れます。
途中から、そちらを使っての指導に切り替えました。
実物を使って指導できればそれに越したことはないですが。
とりあえず、もしもの時のオプションもあることが分かっただけでも、今回は良しとしますか。