【教具】は、子どもたちのものと合わせましょ。 | 自由研究員にっさん、理数を学ぶってよ。

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理数に興味をもったアラサーおじさんによる、理数教育の足跡。

ご無沙汰しています。

 

ようやく1学期の成績を付け終え、一段落といった感じです。

 

まぁ、それはともかく。

 

算数の授業をしていて、困ったエピソードを紹介します。

 

 

 

 

 

三角定規の「罠」 

 

それは、「垂直・平行と四角形」の授業でのこと。

 

2本の直線が垂直な関係か、平行な関係かを調べるため、三角定規を使うのですが。

 

子どもたちの実際の使い方は、基本的に教科書通りにするので、

 

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という動きをします。(図は、垂直な関係かどうかを調べる動きです。)

 

が。

 

黒板に貼れるタイプの大きい三角定規は、磁石の付き方によって

 

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という動きしかできませんでした。

先ほどとは全く逆の向き、逆の動きです。

 

これにより、子どもたちは混乱。

 

仕方なく、磁石が付いていない面で動かして見せましたが、非常に使いづらく、見せづらかったです。

 

 

 

単元を終えて 

 

「垂直・平行と四角形」の授業を一通り終えて、つくづく思いました。

 

教具は、超重要!

 

だと。

 

子どもたちが実際にやる動きに合わせてできるものでないと、大きな混乱が生じてしまいます。

 

ただ、最近は教科書や指導書にQRコードが付いていて、それを読み込むと、三角定規の使い方の動画が流れます。

 

途中から、そちらを使っての指導に切り替えました。

 

 

 

 

 

実物を使って指導できればそれに越したことはないですが。

 

とりあえず、もしもの時のオプションもあることが分かっただけでも、今回は良しとしますか。