虎太郎!!
13年と8か月。
これがブログのトップ画像にもなっているオレの愛犬。
そして第一子であり最高のパートナーだった虎太郎の生きた時間だ。
一年半ぶりのブログはオレの悲しみの記事なので読む必要もない。
ただ起きた事を書いて自分を慰めているだけだ。
2016年8月28日。
普通に近所で娘と遊んで、虎太郎の散歩をした。
脊椎の手術後から手足が悪く、何もない所でつまずいていた。
そしてなかなか起きれなくもなっていた。
近頃、小便のキレと便の量が少ないのが気にはなっていた。
ノドもよく詰まらせていた。
でも悪い足で散歩をして、食欲もあった。
まぁ、お別れが近いのは分かっていたし内心ではいつきても心の準備は出来ていると自分では思っていた。
翌、29日 am5時半。
別宅の和倉から金沢に出社する時間だ。
いつも通りに虎太郎と梅子をたたき起こした。
この時にいつもはない事なのだが、虎太郎が水をたらふく飲んだ。
でも飲んだ以上に腹が張っていた。
いつも触っているから、それくらい分かる。
ウンチも少ないし様子をみて、病院に連れて行かんなんかなぁ~。
と、思いながらアイツを後部座席に乗せて車を走らせた。
でも何かいつもと雰囲気が違うので、ルームミラーで後ろを見ながら車を走らせた。
やはり後ろを向いたまま立っていて、いつもと様子が違った。
それなのにオレは(まぁ立っているから大丈夫かな。 まずは帰ってから様子を見ようかな)と楽観的にとらえた。
同日 6時半。
金沢に到着。
いつも通り、後部座席を開けて気付いたら虎太郎が車の下でひっくり返っていた。
あまりに突然の出来事で、この辺りの事がよく分からない。
発作でも起きたのか? 足が悪いから滑らせたのか?
いづれにしろオレの不注意で下で転がっている事には違いない。
もっと確認をしたり対処はいくらでも出来たと思う。
明らかに変な苦しみ方だった。
『虎太郎! 待っとれー!』と叫びながら、梅子を部屋に置いて再び車を走らせた。
車内で病院に電話した。
でも車を出してすぐに虎太郎が息をしていなかった。
病院までは真夜中でも20分はかかる距離だった。
間に合わないと思って、家に引き返した。
虎太郎を抱えながら名前を呼び続けた。
梅子も心配そうに寄ってきた。
それでも段々とグッタリしていき少しづつ体温が失われるのを感じた。
魂もゆっくりと抜けていく様に感じた。
そして虎太郎が逝ってしまったと思った。
時間にして五分ほどだったと思う。
アイツが逝った瞬間は(逝っちゃった… 本当にか?)みたいな割りと冷めたような感じだった。
オレが石屋で墓石も扱う職業。
人を弔うって事に携わっているからかなぁと…
勝手に解釈した。
その後、虎太郎を白いタオルにくるんで仕事に出た。
家に居てもロクな事を考えないと思ったからな…
同日 8時~。
普通に現場で仕事をしていた。
でも考えるのは虎太郎の事ばかり。
オレの不注意で… 本当はもっと生きれたのに… 狭いがゲージに入れていれば…
とにかく自分を責めた。
朝から衝撃的な事が起こって、頭もついて行ってなかったと思う。
同日 15時。
限界を迎えて早退。
虎太郎に申し訳ない気持ちで涙が止まらなかった。
そして訳の分からないまま仕事に出て、タオルで巻いただけの虎太郎をキレイにしてあげたかった。
帰路がすごく長く感じた。
泣きながら運転した。
帰宅してからカラダを拭いてブラッシングをした。
そして保冷材で冷やした。
梅子が虎太郎から離れようとしない。
そんでオレはまた声を上げて泣いた。
しかし不思議なもので、一泣きしたらオレは割りと普通に居れた。
虎太郎がただ寝ているだけに見えたからかなぁ…
翌 30日。
葬儀は別宅の和倉でする事にした。
娘にも、ちゃんとお別れをさせたかったからな。
火葬車が家の前に来てくれて、焼いて骨を返してくれる。
そんな所に、お願いした。
約束の時間の10時までにオレは虎太郎が好きだった、鶏ムネ肉とゆで卵を準備した。
最初はいつも通りのビールを呑みながら…
次は虎太郎が盗み呑みしていた焼酎を呑みながら…
思い出にふけながら準備をした。
タイガーはキレイな花を準備してくれていた。
葬儀屋の到着、10分前からオレは泣きじゃくった。
寒いから保冷剤を外し、頭やら鼻やら色々と触りまくった。
今となっては懐かしいカタチと感触だ。
別れを告げて焼香を上げてトビラを閉めた。
娘は部屋の狭い所に潜り込んでワンワン泣いている。
『こーちゃーん こーちゃーん』と。
大声で…
次は『一人になりたい』としばらく二階で籠っていた。
オレは帰ってくる時は骨になっているのかと思いながら、更に焼酎を呑んだ。
何気なくFacebookを観ながらね。
そしたらちょうどこの四年前の投稿が出てきた。
四年前のこの日に虎太郎の事を投稿していて、コイツも元気だし☆
とか思った。
死んでても元気な姿で表れるので、少し笑えた。
一時間後くらいかな…
骨壺に入って帰ってきた。
この時、業者の人が『この子、お腹とお尻辺りが悪かったんですね。悪い所は黒く残るんですよ。』と言った。
そこが悪かったとはオレは気付けてなかった。
でもタイガーの所のワンコも実際に悪かった所をそう言われたらしく…
信憑性も高い訳で…
また複雑な気持ちになった。
骨になった虎太郎を娘が見たいと言った。
二人で開けて見てみた。
思ったより小さい頭に歯もあった。
色々と触って、色々と思いだした。
オレはまた泣いた。
娘も今度は『こーちゃーん。 もっと遊びたかったよー。』とストレートな気持ちを吐き出していた。
初めてみるくらい力一杯泣いていた。
家族みんなで虎太郎との別れを偲んだ。
そんで娘とある約束もした。
『悲しいけど、これが死ぬって事。 だからオレらは虎太郎の分も美味しい物を食べて楽しい事をして、生きているみんなを大事にして虎太郎に報告してあげよう』と。
アイツはやっぱ最後までスゴイ男だったな…
たった2キロほどの小さなカラダだったのに…
たくさんの人に偲ばれて…
たくさんの思い出を残していって…
最後にはその身で、娘に命の重さも教えてくれていった。
お前には感謝の気持ちしかない!
本当にありがとう!!
これがブログのトップ画像にもなっているオレの愛犬。
そして第一子であり最高のパートナーだった虎太郎の生きた時間だ。
一年半ぶりのブログはオレの悲しみの記事なので読む必要もない。
ただ起きた事を書いて自分を慰めているだけだ。
2016年8月28日。
普通に近所で娘と遊んで、虎太郎の散歩をした。
脊椎の手術後から手足が悪く、何もない所でつまずいていた。
そしてなかなか起きれなくもなっていた。
近頃、小便のキレと便の量が少ないのが気にはなっていた。
ノドもよく詰まらせていた。
でも悪い足で散歩をして、食欲もあった。
まぁ、お別れが近いのは分かっていたし内心ではいつきても心の準備は出来ていると自分では思っていた。
翌、29日 am5時半。
別宅の和倉から金沢に出社する時間だ。
いつも通りに虎太郎と梅子をたたき起こした。
この時にいつもはない事なのだが、虎太郎が水をたらふく飲んだ。
でも飲んだ以上に腹が張っていた。
いつも触っているから、それくらい分かる。
ウンチも少ないし様子をみて、病院に連れて行かんなんかなぁ~。
と、思いながらアイツを後部座席に乗せて車を走らせた。
でも何かいつもと雰囲気が違うので、ルームミラーで後ろを見ながら車を走らせた。
やはり後ろを向いたまま立っていて、いつもと様子が違った。
それなのにオレは(まぁ立っているから大丈夫かな。 まずは帰ってから様子を見ようかな)と楽観的にとらえた。
同日 6時半。
金沢に到着。
いつも通り、後部座席を開けて気付いたら虎太郎が車の下でひっくり返っていた。
あまりに突然の出来事で、この辺りの事がよく分からない。
発作でも起きたのか? 足が悪いから滑らせたのか?
いづれにしろオレの不注意で下で転がっている事には違いない。
もっと確認をしたり対処はいくらでも出来たと思う。
明らかに変な苦しみ方だった。
『虎太郎! 待っとれー!』と叫びながら、梅子を部屋に置いて再び車を走らせた。
車内で病院に電話した。
でも車を出してすぐに虎太郎が息をしていなかった。
病院までは真夜中でも20分はかかる距離だった。
間に合わないと思って、家に引き返した。
虎太郎を抱えながら名前を呼び続けた。
梅子も心配そうに寄ってきた。
それでも段々とグッタリしていき少しづつ体温が失われるのを感じた。
魂もゆっくりと抜けていく様に感じた。
そして虎太郎が逝ってしまったと思った。
時間にして五分ほどだったと思う。
アイツが逝った瞬間は(逝っちゃった… 本当にか?)みたいな割りと冷めたような感じだった。
オレが石屋で墓石も扱う職業。
人を弔うって事に携わっているからかなぁと…
勝手に解釈した。
その後、虎太郎を白いタオルにくるんで仕事に出た。
家に居てもロクな事を考えないと思ったからな…
同日 8時~。
普通に現場で仕事をしていた。
でも考えるのは虎太郎の事ばかり。
オレの不注意で… 本当はもっと生きれたのに… 狭いがゲージに入れていれば…
とにかく自分を責めた。
朝から衝撃的な事が起こって、頭もついて行ってなかったと思う。
同日 15時。
限界を迎えて早退。
虎太郎に申し訳ない気持ちで涙が止まらなかった。
そして訳の分からないまま仕事に出て、タオルで巻いただけの虎太郎をキレイにしてあげたかった。
帰路がすごく長く感じた。
泣きながら運転した。
帰宅してからカラダを拭いてブラッシングをした。
そして保冷材で冷やした。
梅子が虎太郎から離れようとしない。
そんでオレはまた声を上げて泣いた。
しかし不思議なもので、一泣きしたらオレは割りと普通に居れた。
虎太郎がただ寝ているだけに見えたからかなぁ…
翌 30日。
葬儀は別宅の和倉でする事にした。
娘にも、ちゃんとお別れをさせたかったからな。
火葬車が家の前に来てくれて、焼いて骨を返してくれる。
そんな所に、お願いした。
約束の時間の10時までにオレは虎太郎が好きだった、鶏ムネ肉とゆで卵を準備した。
最初はいつも通りのビールを呑みながら…
次は虎太郎が盗み呑みしていた焼酎を呑みながら…
思い出にふけながら準備をした。
タイガーはキレイな花を準備してくれていた。
葬儀屋の到着、10分前からオレは泣きじゃくった。
寒いから保冷剤を外し、頭やら鼻やら色々と触りまくった。
今となっては懐かしいカタチと感触だ。
別れを告げて焼香を上げてトビラを閉めた。
娘は部屋の狭い所に潜り込んでワンワン泣いている。
『こーちゃーん こーちゃーん』と。
大声で…
次は『一人になりたい』としばらく二階で籠っていた。
オレは帰ってくる時は骨になっているのかと思いながら、更に焼酎を呑んだ。
何気なくFacebookを観ながらね。
そしたらちょうどこの四年前の投稿が出てきた。
四年前のこの日に虎太郎の事を投稿していて、コイツも元気だし☆
とか思った。
死んでても元気な姿で表れるので、少し笑えた。
一時間後くらいかな…
骨壺に入って帰ってきた。
この時、業者の人が『この子、お腹とお尻辺りが悪かったんですね。悪い所は黒く残るんですよ。』と言った。
そこが悪かったとはオレは気付けてなかった。
でもタイガーの所のワンコも実際に悪かった所をそう言われたらしく…
信憑性も高い訳で…
また複雑な気持ちになった。
骨になった虎太郎を娘が見たいと言った。
二人で開けて見てみた。
思ったより小さい頭に歯もあった。
色々と触って、色々と思いだした。
オレはまた泣いた。
娘も今度は『こーちゃーん。 もっと遊びたかったよー。』とストレートな気持ちを吐き出していた。
初めてみるくらい力一杯泣いていた。
家族みんなで虎太郎との別れを偲んだ。
そんで娘とある約束もした。
『悲しいけど、これが死ぬって事。 だからオレらは虎太郎の分も美味しい物を食べて楽しい事をして、生きているみんなを大事にして虎太郎に報告してあげよう』と。
アイツはやっぱ最後までスゴイ男だったな…
たった2キロほどの小さなカラダだったのに…
たくさんの人に偲ばれて…
たくさんの思い出を残していって…
最後にはその身で、娘に命の重さも教えてくれていった。
お前には感謝の気持ちしかない!
本当にありがとう!!
里親募集!!
まずはアケマシテオメデトウゴザイマス。
そんでお久しぶり (*・∀-)☆
いやはや昨年は忙しいやら 体を壊すやら 楽しいやら…
激動の一年だった訳で…
そんなんで今年もヨロシクお願いしますデス♪
で、本日の本題。
タイトル通り『里親募集』でありんす。
地元の可愛い後輩が保護してましてね。
詳しくはチワワのラフくんを見て頂けると幸いです。
可愛いラフくんに良いご縁がありますように♪
ちなみにワテもモジャモジャの野獣を二頭飼っています。
悪さもするし手もかかるかもしれません。
でもそれを補って有り余るものをペットって持っている気がするなぁ~
それぞれに個性もあって楽しいし☆
みんなも人間以外の生き物にでも、敬意を払って大事に接しようぜ。
そんでお久しぶり (*・∀-)☆
いやはや昨年は忙しいやら 体を壊すやら 楽しいやら…
激動の一年だった訳で…
そんなんで今年もヨロシクお願いしますデス♪
で、本日の本題。
タイトル通り『里親募集』でありんす。
地元の可愛い後輩が保護してましてね。
詳しくはチワワのラフくんを見て頂けると幸いです。
可愛いラフくんに良いご縁がありますように♪
ちなみにワテもモジャモジャの野獣を二頭飼っています。
悪さもするし手もかかるかもしれません。
でもそれを補って有り余るものをペットって持っている気がするなぁ~
それぞれに個性もあって楽しいし☆
みんなも人間以外の生き物にでも、敬意を払って大事に接しようぜ。